デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

火山と火成岩のテスト頻出パターン

火山と火成岩の定期テストでは、マグマのねばりけを起点に「火山の形・噴火・溶岩の色」をつなげて問う出題が中心です。さらに火山岩と深成岩のつくり(斑状組織/等粒状組織)と冷え方の関係、6種類の火成岩の分類、含まれる鉱物の見分けまで、用語と因果を一本の鎖で説明できるかが点数の分かれ目になります。

火山と火成岩 のテスト頻出 5 パターン

定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。

パターン1:マグマのねばりけと火山の形・噴火・色の関係を問う
📝 典型的な出題例:次の3つの火山(楯状火山・成層火山・ドーム状火山)について、マグマのねばりけ、噴火のようす、溶岩の色をそれぞれ答えなさい。また、代表的な火山の例も1つずつあげなさい。
✅ 答え方のコツ:ねばりけを軸に表を頭の中で書き直すのがコツ。手順は (1)ねばりけ弱→中→強の順に並べる、(2)形は「平たい→円錐→ドーム」、(3)噴火は「おだやか→中くらい→激しく爆発的」、(4)色は「黒→灰→白」と対応させる。例はキラウエア・富士山・雲仙普賢岳。
🔑 押さえる用語:マグマのねばりけ, 楯状火山, 成層火山, ドーム状火山
⚠️ ありがちなミス:ねばりけと色の対応を逆にしてしまうミスが多い。ねばりけ強い=白っぽいとセットで覚える。
パターン2:火山岩と深成岩のつくりとでき方の違いを記述で問う
📝 典型的な出題例:火山岩と深成岩のつくり(組織)の違いを答え、なぜそのような違いができるのかを冷えた場所と冷え方にふれて説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:記述は「組織の名前」+「特徴」+「理由(場所・冷え方)」の3点セットで書く。火山岩は斑状組織で、こまかい石基の中に大きな斑晶が散らばる。地表近くで急に冷えたため結晶が育つ時間がなかったから。深成岩は等粒状組織で、地下深くでゆっくり冷えたため似た大きさの結晶が大きく育ったから、と書く。
🔑 押さえる用語:火山岩, 深成岩, 斑状組織, 等粒状組織
⚠️ ありがちなミス:「斑晶」と「石基」を逆に書く、または冷える「場所」と「速さ」のどちらかだけを書いて理由が不十分になりがち。
パターン3:6種類の火成岩を表に分類する
📝 典型的な出題例:玄武岩・安山岩・流紋岩・はんれい岩・せん緑岩・花こう岩を、火山岩と深成岩、黒っぽい・中くらい・白っぽいに分けた表に正しく入れなさい。
✅ 答え方のコツ:語呂合わせ「しんかんせん は かりあげ」を使うのが最短ルート。手順は (1)「しんかんせん」=深成岩(花こう岩・せん緑岩・はんれい岩、白→黒の順)、(2)「かりあげ」=火山岩(流紋岩・安山岩・玄武岩、白→黒の順)、(3)表の左から白っぽい順に書く。問題で色や組織がヒントなら、2ステップで段と列を決める。
🔑 押さえる用語:玄武岩, 流紋岩, はんれい岩, 花こう岩
⚠️ ありがちなミス:「玄武岩は深成岩」と誤答するケースが多い。玄武岩は火山岩で黒っぽいと固定して覚える。
パターン4:岩石の特徴から名前を答える応用問題
📝 典型的な出題例:次の特徴をもつ火成岩の名前を答えなさい。(1)黒っぽくて、こまかい結晶の中に大きめの結晶が散らばっている。(2)白っぽくて、似た大きさの結晶がびっしり並んでいる。
✅ 答え方のコツ:「色」と「組織」の2ステップで考える。手順は (1)色(黒・中・白)で表の列を決める、(2)組織(斑状=火山岩/等粒状=深成岩)で段を決める、(3)交点の岩石名を答える。(1)は黒+斑状なので玄武岩、(2)は白+等粒状なので花こう岩。
🔑 押さえる用語:斑晶, 石基, 玄武岩, 花こう岩
⚠️ ありがちなミス:色だけで判断して「白っぽい=流紋岩」と答えてしまう。組織を必ず確認してから岩石名を決める。
パターン5:鉱物とSiO₂の量から因果を説明する
📝 典型的な出題例:白っぽい火成岩と黒っぽい火成岩で、多く含まれる鉱物の種類と二酸化ケイ素(SiO₂)の量にどのような違いがあるか説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:SiO₂→ねばりけ→色→鉱物という因果の鎖で答える。白っぽい岩石はSiO₂が多く、無色鉱物(石英・長石)を多く含む。黒っぽい岩石はSiO₂が少なく、有色鉱物(黒雲母・角閃石・輝石・かんらん石)を多く含む、と書く。マグマのねばりけや火山の形までつなげて書けると満点。
🔑 押さえる用語:二酸化ケイ素, 無色鉱物, 有色鉱物, 石英
⚠️ ありがちなミス:無色鉱物と有色鉱物の代表例を取り違える。石英・長石=白/黒雲母・かんらん石=黒とペアで覚える。

テスト前の総仕上げ

テスト直前は、「SiO₂→ねばりけ→形→噴火→色→鉱物」の因果の鎖と、「しんかんせんはかりあげ」の語呂合わせを声に出して確認しよう。岩石名は色と組織の2ステップで決める習慣をつければ、分類・記述・応用すべてに対応できる。

関連

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
  • 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-07-07