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プレートテクトニクスと大地の変動の解き方/コツ

プレートテクトニクスの問題は、「日本のまわりに4つのプレートがあり、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでいる」という1つの事実から、地震・火山・海溝までまとめて説明できます。用語を覚えるだけでなく、原因と結果のつながりで答えるのがコツです。

プレートテクトニクスと大地の変動 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: まず日本周辺の4つのプレートを確認する

問題文に「日本」「地震が多い理由」などが出てきたら、まず4つのプレートを思い出します。大陸プレートは北アメリカプレート(東日本)とユーラシアプレート(西日本)、海洋プレートは太平洋プレートとフィリピン海プレート。海洋プレートが大陸プレートの下にもぐり込む、という配置を絵にしてしまうと迷いません。

例題:例:「日本に地震が多い理由を述べよ」→ 「日本は4つのプレートが交わる場所にあり、海洋プレートが沈み込んでひずみがたまるから」と書き出せます。
ステップ 2:ステップ2: プレート境界を3タイプに分けて選ぶ

境界の問題は①押し合う(沈み込み)/②離れる/③ずれるの3タイプに分けます。日本は①の沈み込み境界。①では海溝・海溝型地震・火山がセットでできます。②離れる境界の代表例は大西洋中央海嶺。③ずれる境界は中学では発展事項で、例としてサンアンドレアス断層(アメリカ西海岸の断層)があります。

例題:例:「日本海溝はどのタイプの境界か」→ 海洋プレートが沈むので①押し合う境界(沈み込み境界)。同じ仲間に南海トラフも入ります。
ステップ 3:ステップ3: 地震のしくみを「ひずみ→解放」の順で説明する

地震の記述問題は「沈み込み→大陸プレートが引きずられる→ひずみがたまる→跳ね返って地震」という4段階で書きます。さらに地震には海溝型(プレート境界で発生し、大規模なものでは津波が発生することがある・例:2011年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災を引き起こした地震))と内陸型(活断層・震源が浅い・例:兵庫県南部地震)の2タイプがあることを区別します。

例題:例:「海溝型地震とは何か」→ 「沈み込み帯のプレート境界で、たまったひずみが一気に解放されて起きる地震で、規模が大きくなることがある」と書けば十分です。
ステップ 4:ステップ4: 火山のしくみは「水→マグマ→上昇」の順で書く

火山の記述問題は「海洋プレートが沈む→沈み込んだプレートからの水などのはたらきでマントルがとけてマグマができる→上昇してふき出す」の順で書きます。キーワードは「水」「マントルがとける」「マグマ」の3つ。火山は海溝の真上ではなく、少し陸側に並ぶ線=火山フロントになることもおさえます(発展:マグマができる深さはおよそ100〜150km)。

例題:例:富士山・浅間山・桜島・阿蘇山は、どれも火山フロントの上に並ぶ火山。海溝側ではなく陸側に並ぶ点に注目します。
ステップ 5:ステップ5: 世界の地震・火山は「2つの造山帯」で答える

「世界の地震・火山はどこに集中するか」と聞かれたら、バラバラではなくプレート境界に沿って線状に集中と答えます。代表例は環太平洋造山帯(日本・南北アメリカ西海岸など太平洋を一周)とアルプス・ヒマラヤ造山帯(ヒマラヤ・トルコ・インドネシアなど)の2つです。

例題:例:「日本が含まれる造山帯は?」→ 環太平洋造山帯。地球上の活火山の半分以上、大きな地震の多くがこの帯で起きていると答えます。

これだけは覚える

プレート=厚さ約100kmの岩石の板、年に数cm動く。日本は4つのプレートが交わる沈み込み帯にあり、海溝・海溝型地震・火山が同じしくみでセットでできる。火山は火山フロントに線状に並ぶ。

よくあるつまずき

プレート境界の3タイプ(押し合う/離れる/ずれる)を取り違える/海溝型と内陸型の地震を混同する(海溝型はプレート境界で発生し大規模なら津波を伴うことがある、内陸型は活断層・震源が浅い)/火山を海溝の真上に置いてしまう(正しくは少し陸側の火山フロントに並ぶ)に注意。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27