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8章 国際社会と人類の課題 ── 50問問題集

国際社会と人類の課題の重要事項を、基本20・標準20・応用10の3段階で総点検。答えはタップで開けます。

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基本(20問)

問題1
国家が成り立つための3つの要素を答えよ。
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領域・国民・主権
国家は領域・国民・主権の3要素で構成される。
問題2
国家の領域は、領土・領海ともう一つは何か。
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領空
領域は領土・領海・領空の3つからなる。
問題3
領海は海岸(基線)から何海里までか。
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12海里
領海は基線から12海里までで、約22kmにあたる。
問題4
排他的経済水域(EEZ)は沿岸の基線から何海里までか。
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200海里
EEZは基線から200海里までの領海の外側の水域である。
問題5
領土・領海の上空にあたる領域を何というか。
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領空
領空は領土と領海の上空を指す。
問題6
国籍を持つ人々という、国家の3要素の一つを答えよ。
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国民
国民は国籍を持つ人々で、国家の構成要素の一つである。
問題7
内政・外交を自ら決める力という、国家の3要素の一つを答えよ。
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主権
主権は内政・外交を自ら決める最高の力である。
問題8
国家間のルールで、条約と国際慣習法からなるものを何というか。
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国際法
国際法は国家間のルールで、条約と国際慣習法から成る。
問題9
国家どうしが文書で結ぶ合意を何というか。
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条約
条約は国家が文書で結ぶ合意である。
問題10
国際連合(国連)が設立された年は西暦何年か。
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1945年
国際連合は1945年に設立された。
問題11
日本の北方領土を構成する4つの島をすべて答えよ。
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択捉島・国後島・色丹島・歯舞群島
北方領土は択捉島・国後島・色丹島・歯舞群島からなる。
問題12
韓国が実効支配し、日本が抗議している、島根県に属する島を何というか。
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竹島
竹島は島根県に属し、1950年代から韓国が実効支配している。
問題13
沖縄県に属し、日本が実効支配しているが中国・台湾が領有を主張する諸島を何というか。
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尖閣諸島
尖閣諸島は日本が実効支配し、政府は領土問題は存在しないとの立場をとる。
問題14
日・米・英・仏・独・伊・加の先進7か国による枠組みを何というか。
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G7
G7は先進7か国による国際的な枠組みである。
問題15
世界貿易機関の略称をアルファベットで答えよ。
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WTO
WTOは世界貿易機関の略称である。
問題16
世界保健機関の略称をアルファベットで答えよ。
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WHO
WHOは世界保健機関の略称である。
問題17
国際通貨基金の略称をアルファベットで答えよ。
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IMF
IMFは国際通貨基金の略称である。
問題18
東南アジア諸国連合の略称をアルファベットで答えよ。
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ASEAN
ASEANは東南アジア諸国連合の略称である。
問題19
欧州連合の略称をアルファベットで答えよ。
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EU
EUは欧州連合の略称である。
問題20
日本の国旗・国歌を法的に定めた1999年制定の法律を何というか。
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国旗国歌法
1999年の国旗国歌法で日章旗と君が代が法的に定められた。

標準(20問)

問題21
主権の対内的な意味とは、国内のことを自分で決めるどのような力か。
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最高権力(最高の力)
主権の対内的意味は国内で最高の権力をもつことである。
問題22
主権の対外的な意味とは、他国と対等に渡り合うどのような性質か。
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独立性
主権の対外的意味は他国から独立して対等に渡り合う独立性である。
問題23
大国も小国も国際社会では対等であるという原則を何というか。
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主権平等の原則
主権平等の原則により、国の大小にかかわらずすべての国は対等である。
問題24
国際法のうち、長年の慣行が法として認められたものを何というか。
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国際慣習法
国際法は条約と国際慣習法から成り、後者は慣行が法と認められたものである。
問題25
国家間の紛争について判決を下すことがある国際機関を何というか。
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国際司法裁判所
国際司法裁判所は国家間の紛争に判決を下すが、強制力は限定的である。
問題26
G7に新興国を加えた20か国・地域の枠組みを何というか。
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G20
G20はG7に新興国を加えた20か国・地域の枠組みである。
問題27
北大西洋条約機構の略称をアルファベットで答えよ。
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NATO
NATOは北大西洋条約機構の略称である。
問題28
領海とEEZのうち、国の主権が強く及び領域の一部とされるのはどちらか。
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領海
領海は領域の一部であり主権が強く及ぶが、EEZは領土ではない。
問題29
EEZにおいて沿岸国が持つ主な権利は、漁業と何の権利か。
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資源開発(の権利)
EEZでは沿岸国が漁業・資源開発などの経済的権利を持つ。
問題30
北方領土を第二次世界大戦後に占拠し、現在実効支配している国はどこか。
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ロシア(旧ソ連)
北方領土は戦後ソ連(現ロシア)が占拠し、日本は返還を求めている。
問題31
竹島問題について、日本が韓国に提案している国際的な解決手段は何か。
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国際司法裁判所への付託
日本は竹島問題を国際司法裁判所に付託することを提案している。
問題32
国民主権と国家主権のうち、国内政治の主人公が国民であることを表すのはどちらか。
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国民主権
国民主権は国内政治の主人公が国民であることを示す概念である。
問題33
条約は日本では効力を持つために、どの機関の承認を必要とするか。
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国会
条約は日本では国会の承認などの国内手続きを経て効力を持つ。
問題34
国際法に違反した国が国際社会から受ける可能性のある経済的な対応を何というか。
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経済制裁
国際法違反国には非難や経済制裁などが科されることがある。
問題35
国家が紛争を平和的に解決するために行う、話し合いによる手段を何というか。
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外交(外交交渉)
紛争解決には外交交渉や国際裁判、経済制裁などが用いられる。
問題36
地球温暖化対策のために各国が結んだ条約・国際的な取り決めの例を一つ答えよ。
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気候変動枠組条約(京都議定書・パリ協定も可)
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は地球温暖化対策の基本となる条約で、その下で京都議定書やパリ協定が採択された。
問題37
国連の設立根拠となっている、国際機関の基本ルールを定めた文書を何というか。
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国連憲章
国連憲章は国際連合の目的や組織を定めた基本文書である。
問題38
領海が国の主権の及ぶ領域であるのに対し、EEZが領土ではないと区別する際の根拠は、沿岸国が持つ権利が何に限られる点か。
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経済的権利(資源利用など)
EEZでは沿岸国の権利が経済的なものに限られ、領土そのものではない。
問題39
世界に主権国家が並び立つ中で、これを統括する政府が存在しないことを何の不在というか。
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世界政府(の不在)
世界政府が存在しないため、国際社会では各国の合意形成が重要となる。
問題40
一国だけでは解決できない、地球温暖化・感染症・難民・テロ・貧困などの問題に対応するために必要とされる国家間の協力を何というか。
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国際協調
地球規模の課題は一国では解決できないため国際協調が欠かせない。

応用(10問)

問題41
国際法が国内法より強制力が限定的になりやすい理由を、「主権国家」「政府」の語を用いて説明せよ。
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国際社会は主権国家どうしの関係で成り立ち、国内の警察のように一方的に強制する政府がないから。
世界政府が存在しないため国際法は合意に基づき、強制力が限定的になる。
問題42
国際司法裁判所が紛争を裁くには、原則としてどのような条件が必要か説明せよ。
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原則として当事国の双方が裁判を受け入れること(同意)が必要である。
国際司法裁判所は当事国が裁判を受諾しないと審理できないため強制力が弱い。
問題43
領海とEEZが「別物」とされる理由を、領土との関係に着目して説明せよ。
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領海は領域の一部で主権が強く及ぶが、EEZは領土ではなく経済的権利のみが及ぶ水域だから。
両者は国の主権の及び方が異なるため同じに扱ってはならない。
問題44
主権が「自分勝手に行動する権利」ではないとされる理由を、国際社会の観点から説明せよ。
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主権には国際社会の一員としての国際責任が伴うから。
主権は権利であると同時に国際的な責任を伴うものである。
問題45
日本政府が尖閣諸島について「領土問題は存在しない」という立場をとるのはなぜか、実効支配の観点から説明せよ。
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尖閣諸島は日本固有の領土であり日本が実効支配しているため、解決すべき領土問題はないとする立場だから。
日本は尖閣諸島を実効支配する固有の領土とみなしている。
問題46
条約が「外国だけでなく国内制度にも影響する」と言えるのはなぜか説明せよ。
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条約は国会承認など国内手続きを経て効力を持ち、国内の法や制度に反映されるから。
条約は締結後に国内手続きを経て国内政治・制度にも反映される。
問題47
経済の相互依存が深まると、一国の問題が世界に広がりやすくなる理由を説明せよ。
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各国が貿易などで結びついているため、一国の問題が貿易や安全保障を通じて他国へ波及するから。
相互依存により一国の問題が国際的に連鎖して影響する。
問題48
国連があっても全ての紛争を強制的に止められるわけではない理由を説明せよ。
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国際社会には主権国家を一方的に従わせる強制力をもつ世界政府がなく、国連の権限にも限界があるから。
国連は万能ではなく主権国家の合意に基づくため強制力に限界がある。
問題49
領海とEEZの範囲の違いを、それぞれの距離を示して説明せよ。
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領海は基線から12海里まで、EEZは基線から200海里までの領海の外側である。
領海は12海里、EEZは200海里までと範囲が異なる。
問題50
国際法を守らせるために、国内法の警察のような強制機関がない国際社会ではどのような手段が組み合わされるか、二つ以上挙げよ。
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外交交渉・国際世論・経済制裁・国際裁判など。
国際社会では強制機関がないため複数の手段を組み合わせてルールを守らせる。