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環境問題と公害の解き方/コツ

4大公害病と地球温暖化は、社会の入試で問われやすい定番テーマです。原因物質・発生地・法律・国際協定をセットで整理すれば、用語問題も記述問題もスッキリ解けます。流れと比較軸を使って覚えましょう。

環境問題と公害 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 4大公害病を「病名・地名・原因物質」の3点セットで覚える

公害病の問題は病名・発生した県・原因物質の組み合わせで出されます。表にして縦に並べ、3つを一気に思い出せるようにしましょう。地名と原因物質を結びつけるのがポイントです。

例題:水俣病=熊本県・有機水銀/新潟水俣病=新潟県・有機水銀/イタイイタイ病=富山県・カドミウム/四日市ぜんそく=三重県・二酸化硫黄(亜硫酸ガス)。
ステップ 2:ステップ2: 公害対策の法律を年代順に並べる

公害行政は「基本法 → 公害国会 → 庁 → 基本法改正 → 省」の流れで整理します。1970年の公害国会では公害関係14法が成立し、公害行政の大きな転換点になりました。年号は細かく覚えなくても、順番が言えれば記述問題で点を取れます。

例題:1967年 公害対策基本法 → 1970年 公害国会(関係14法成立) → 1971年 環境庁設置 → 1993年 環境基本法 → 2001年 環境省(環境庁から昇格)。
ステップ 3:ステップ3: 地球温暖化の国際合意を比較軸で区別する

京都議定書とパリ協定はよく聞かれます。「いつ・どこの国に削減義務があるか」を比較軸にして区別しましょう。年号と参加国の違いをセットで覚えるのがコツです。

例題:京都議定書(1997年)=先進国のみに削減義務。パリ協定(2015年)=すべての国が削減目標。目標は産業革命前と比べて気温上昇を2℃より十分低く抑え、できれば1.5℃に抑えること。
ステップ 4:ステップ4: 3Rの意味を日本語で言えるようにする

3Rはカタカナのままではなく、日本語の動作に直して覚えると問題に答えやすくなります。順番もReduce → Reuse → Recycleで頭に入れましょう。教科書の基本は3Rです。

例題:Reduce=減らす(ごみを出さない)/Reuse=再使用(ビンを洗って使う)/Recycle=再生利用。(発展)3Rに加えてRefuse・Repairを5Rということもあります。
ステップ 5:ステップ5: 記述問題は「原因→被害→対策」の3段で書く

公害や環境問題の記述は、原因物質・健康/環境被害・法律や制度の対策の順に書くと答案がそろいます。「汚染者負担の原則」「環境アセスメント」「予防原則」などのキーワードを入れましょう。

例題:例:「工場排水中の有機水銀が魚に蓄積し(原因)、住民に健康被害が出たため(被害)、汚染者負担の原則のもと企業に賠償が命じられた(対策)。」

これだけは覚える

4大公害病は病名・地名・原因物質の3点セット。環境基本法(1993)→環境省(2001)。地球温暖化はCO₂が原因で、国際合意は京都議定書→パリ協定。各国はカーボンニュートラル(脱炭素)を目標に掲げている。3Rと再生可能エネルギーで持続可能な社会へ。

よくあるつまずき

地名と原因物質の取り違え(イタイイタイ病=カドミウム、四日市=二酸化硫黄)。京都議定書とパリ協定の混同(義務の範囲が違う)。年号や用語の丸暗記だけで、原因→被害→対策の因果関係を説明できないこと。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(社会)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27