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21章 グローバル経済と為替 ── 50問問題集

グローバル経済と為替の重要事項を、基本20・標準20・応用10の3段階で総点検。答えはタップで開けます。

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基本(20問)

問題1
通貨と通貨の交換比率のことを何というか。
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為替相場(為替レート)
通貨と通貨の交換比率で、「1ドル=○○円」のように示す。
問題2
円の価値が上がることを何というか。
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円高
円の価値が上がること。1ドルを買うのに必要な円が減る。
問題3
円の価値が下がることを何というか。
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円安
円の価値が下がること。1ドルを買うのに必要な円が増える。
問題4
それぞれの国が得意なものを作り、貿易で交換し合うことを何というか。
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国際分業
各国が得意な分野に集中し貿易で交換し合うこと。
問題5
複数の国に工場や支社を持ち、世界規模で活動する企業を何というか。
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多国籍企業
複数の国で活動し経済のグローバル化を進める企業。
問題6
ある国からの輸出が増えすぎて相手国の産業を圧迫し対立が生じることを何というか。
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貿易摩擦
輸出の増加が相手国の産業を圧迫し対立が生じること。
問題7
貿易のルールを話し合う国際機関の略称は何か。
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WTO
世界貿易機関の略称。
問題8
特定の国・地域間で関税などの貿易の障壁を減らす協定の略称は何か。
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FTA
自由貿易協定の略称。
問題9
投資・人の移動・知的財産保護なども含む、より幅広い協定の略称は何か。
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EPA
経済連携協定の略称。FTAより幅広い内容を含む。
問題10
環太平洋地域の国々によるEPAの一つを何というか。
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TPP
環太平洋地域の国々によるEPAの一つ。
問題11
先進国と発展途上国との間の経済格差の問題を何というか。
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南北問題
主に北の先進国と南の発展途上国との間の経済格差。
問題12
発展途上国どうしの間の経済格差の問題を何というか。
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南南問題
発展途上国どうしの間の資源の有無などによる格差。
問題13
発展途上国の生産者から適切な価格で継続的に取引するしくみを何というか。
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フェアトレード
適切な価格での継続的な取引で生産者の生活を支える仕組み。
問題14
先進国の政府が発展途上国の開発のために行う援助を何というか。
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ODA(政府開発援助)
先進国の政府による発展途上国への援助。
問題15
貧しい人々が事業を始めるための少額のお金を貸す金融サービスを何というか。
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マイクロクレジット
貧しい人々への少額融資サービス。
問題16
為替レートが「1ドル=150円」から「1ドル=100円」に変わることを何というか。
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円高
1ドルを買うのに必要な円が減り、円の価値が上がる。
問題17
為替レートが「1ドル=100円」から「1ドル=150円」に変わることを何というか。
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円安
1ドルを買うのに必要な円が増え、円の価値が下がる。
問題18
円高が進むと企業が生産拠点を海外に移す動きが強まり、国内で生じる課題を何というか。
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産業の空洞化
現地生産の広がりで国内の生産・雇用が減ること。
問題19
ODAの実施機関である日本の組織の略称は何か。
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JICA(国際協力機構)
日本のODAを実施する機関。
問題20
円高のとき有利になる、海外へ行く際の消費活動は何か。
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海外旅行
円高だと同じ円でより多くの外国のお金に両替できお得。

標準(20問)

問題21
300万円の自動車を1ドル=100円でアメリカへ輸出すると、現地価格は何ドルになるか。
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3万ドル
300万円÷100円=3万ドル。
問題22
300万円の自動車を1ドル=150円でアメリカへ輸出すると、現地価格は何ドルになるか。
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2万ドル
300万円÷150円=2万ドル。円安で現地価格が下がる。
問題23
1,000ドル分の小麦を1ドル=100円で輸入すると、国内価格は何円になるか。
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10万円(100,000円)
1,000ドル×100円=10万円。
問題24
1,000ドル分の小麦を1ドル=150円で輸入すると、国内価格は何円になるか。
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15万円(150,000円)
1,000ドル×150円=15万円。円安で国内価格が上がる。
問題25
円安のとき有利になる企業はどちらか、輸出企業・輸入企業のうち答えよ。
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輸出企業
円安は現地価格を下げ輸出に有利になる。
問題26
円高のとき有利になる企業はどちらか、輸出企業・輸入企業のうち答えよ。
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輸入企業
円高は輸入品の国内価格を下げ輸入に有利になる。
問題27
FTAとEPAのうち、投資や人の移動なども含む幅広い協定はどちらか。
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EPA
EPAはFTAの内容に投資・人の移動なども加えた協定。
問題28
日本が結ぶ協定は、FTAとEPAのうちほぼすべてどちらの形をとっているか。
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EPA
日本が結ぶ協定はほぼすべてEPAの形をとる。
問題29
令和7年の税関長公示レートの平均は1ドル何円か。
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149.69円
財務省貿易統計による令和7年の税関長公示レートの平均値。
問題30
令和6年の税関長公示レートと比べて、令和7年は円高・円安のどちらの方向に動いたか。
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円高
令和6年150.97円から令和7年149.69円へ、0.8%の円高。
問題31
消費者庁が位置づける、環境・人・社会・地域に配慮した消費行動を何というか。
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エシカル消費
フェアトレード製品の購入などを含む消費者庁の概念。
問題32
JICAが行うODAの方法のうち、貸付にあたるものを何というか。
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有償資金協力
JICAが行うODAの一つで返済が必要な貸付。
問題33
JICAが行うODAの方法のうち、返済不要の援助を何というか。
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無償資金協力
JICAが行うODAの一つで返済が不要な援助。
問題34
円高になると、輸出企業が海外に生産拠点を移す動きが強まる理由を一語で言うと何が上がるからか。
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現地価格(海外での価格)
円高で輸出品の現地価格が上がり売れにくくなるため。
問題35
為替相場を「自国通貨と外国通貨の交換比率」と説明している日本の機関はどこか。
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日本銀行
日本銀行の解説ページで為替相場を説明している。
問題36
「1ドルを買うのに必要な円の量」が減ることは、円高・円安のどちらか。
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円高
必要な円が減るのは円の価値が上がったから。
問題37
「1ドルを買うのに必要な円の量」が増えることは、円高・円安のどちらか。
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円安
必要な円が増えるのは円の価値が下がったから。
問題38
貿易摩擦を背景に整備されてきた、貿易のルールを話し合う国際機関を一つ答えなさい。
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WTO(世界貿易機関)
貿易摩擦を防ぐためのルールを話し合う国際機関。
問題39
フェアトレードの目的は、発展途上国の生産者や労働者の何を支えることか。
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生活の改善と自立
フェアトレードは適切な価格の取引で生活改善と自立を支える。
問題40
南北問題と南南問題のうち、資源の有無などにより発展途上国どうしで生じる格差はどちらか。
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南南問題
発展途上国どうしの間で資源の有無などにより生じる格差。

応用(10問)

問題41
「1ドル=150円から100円になった」のに円高と呼ばれる理由を説明しなさい。
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1ドルを買うのに必要な円が150円から100円に減り、より少ない円で同じ1ドルを買えるようになった、つまり円の価値が上がったから円高と呼ばれる。
数字の大小ではなく必要な円の量で判断する。
問題42
円安が輸出企業にとって有利になる理由を、300万円の自動車の例を使って説明しなさい。
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1ドル100円のときは300万円の車が3万ドルだが、1ドル150円になると同じ車が2万ドルとなり、現地での価格が下がって売れやすくなるから。
円安で輸出品の現地価格が下がる。
問題43
円高が輸入や海外旅行にとって有利になる理由を説明しなさい。
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円高になると同じ円でより多くの外国のお金に両替できるため、輸入品を安く買え、海外旅行の費用も少なく済むから。
円高は輸入・海外旅行に有利。
問題44
円高が「産業の空洞化」につながることがある理由を説明しなさい。
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円高で輸出品の現地価格が上がり売れにくくなるため、企業が生産拠点を海外に移す現地生産が進み、国内の工場や雇用が減ってしまうから。
円高から現地生産、空洞化への因果関係。
問題45
FTAとEPAのちがいを、含む範囲に着目して説明しなさい。
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FTAは関税などの貿易の自由化が中心の協定であるのに対し、EPAはそれに加えて投資・人の移動・知的財産の保護なども含む、より幅広い協定である。
EPAはFTAを含む広い枠組み。
問題46
南北問題と南南問題のちがいを、対立する当事者に着目して説明しなさい。
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南北問題は先進国と発展途上国の間の経済格差の問題であるのに対し、南南問題は発展途上国どうしの間で資源の有無などにより生じる格差の問題である。
「北対南」か「南対南」かで見分ける。
問題47
フェアトレードが南北問題への取り組みになる理由を説明しなさい。
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発展途上国の生産者や労働者から適切な価格で継続的に取引することで、生活の改善と自立を支え、先進国との経済格差を縮める助けになるから。
貿易の仕組みを通じた南北問題対策。
問題48
ODAとフェアトレードは、どちらも南北問題への取り組みだが、担う主体のちがいを説明しなさい。
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ODAは先進国の政府が行う援助であるのに対し、フェアトレードは消費者や企業による貿易・購買行動を通じた取り組みである。
政府主体か民間・消費者主体かの違い。
問題49
「円安は誰にとっても得」ではないといえる理由を、輸出企業と輸入企業のちがいから説明しなさい。
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円安は輸出企業には現地価格が下がり有利になるが、輸入企業や海外旅行者には輸入品や海外での費用が高くなり不利になるため、立場によって得と損が逆になるから。
立場ごとに得と損が分かれる。
問題50
貿易摩擦がFTA・EPAのような自由貿易の枠組みを整備するきっかけになった理由を説明しなさい。
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貿易摩擦のような対立を防ぎ、貿易を円滑に進めるために、国どうしがあらかじめ関税や貿易ルールを話し合って取り決めておく必要があったから。
対立の予防・調整の枠組みとしてFTA・EPAが整備された。