デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

政党と世論の解き方/コツ

政党と世論は、基本と例外や役割の対比を取り違えると失点しやすい単元です。「誰が決めるか」「誰が政権を担当するか」を軸に整理し、世論とマスメディアの関係まで一本の線でつなぐのがコツ。ここでは答案で差がつく整理のしかたを順番に紹介します。

政党と世論 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 「誰が決めるか」で間接・直接民主制を見分ける

代表者が議会で決めるか、国民自身が直接決めるかをまず確認する。日本は間接民主制が基本で、国民投票・住民投票・国民審査は例外的な直接民主制的なしくみだと整理する。

例題:国会議員を選ぶ選挙は間接民主制、憲法改正の国民投票は直接民主制的なしくみ。
ステップ 2:ステップ2: 与党・野党を「政権を担当しているか」で整理する

政権を担当する政党が与党、担当しない政党が野党。1つの政党で議席が過半数に届かない場合は、複数の政党が協力して連立政権を組む点も確認する。

例題:「1つの政党だけでは議席が過半数に届かない」と出てきたら連立政権を想定する。
ステップ 3:ステップ3: 政党政治の歴史を年号でつなぐ

1955年の自由民主党結成(55年体制の始まり)→1993年の自民党分裂・細川連立内閣の成立(55年体制の崩壊)→その後の政権交代、の順で流れを整理する。

例題:「55年体制はいつ始まりいつ終わったか」には1955年・1993年で答える。
ステップ 4:ステップ4: 世論とマスメディアの関係を「伝える・形づくる」の視点で整理する

世論調査によって数値化された世論を、マスメディアが報道で伝え、また報道が世論に影響も与える、という相互関係を押さえる。政治家が次の選挙を意識して世論を無視できない理由もセットで書けるようにする。

例題:「政治家が世論を無視できない理由」には、次の選挙を意識するためと書く。
ステップ 5:ステップ5: メディアリテラシーの視点で情報を読み解く

SNSでは誰でも発信できるため、事実と異なるフェイクニュースが広まりやすい。複数の情報源を比べ、発信元を確かめるなど情報を批判的に読み取り正しく判断する力(メディアリテラシー)を答案でも意識する。

例題:「メディアリテラシーとは何か」には、情報を批判的に読み取り正しく判断する力、と答える。

これだけは覚える

「日本は間接民主制が基本、例外が国民投票・住民投票・国民審査」「与党=政権担当、野党=監視批判」の2点セット。世論調査で数値化された世論を、マスメディアが伝え形づくるという相互関係もあわせて確認する。

よくあるつまずき

直接民主制の例外を基本と取り違える、与党と野党を同じ役割だと思い込む、世論とマスメディアの報道を同一視する、の3つが頻出ミス。基本と例外、担当と監視という対の関係で読み分けましょう。

関連

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(公民)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-08-14