この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| forとsinceの違い | for(期間) | since(起点) |
| 現在完了(継続)と過去形の違い | 現在完了:継続 | 過去形 |
| 状態動詞と動作動詞の違い(継続の表し方) | 状態動詞の継続 | 動作動詞の継続 |
1. forとsinceの違い
| 比べる軸 | for(期間) | since(起点) |
|---|---|---|
| 意味 | 〜の間(どれくらい) | 〜以来(いつから) |
| 後ろに置くもの | 長さ(期間) | 時点(特定の時期) |
| 具体例 | for ten years, for a week | since 2010, since last Monday |
| 後ろに文(主語+動詞) | 置けない | 置ける(since I was a child) |
| 数字との組み合わせ | 数+単位(for 3 years) | 年・曜日など時点(since 2015) |
| How longの答え方 | For 5 years.のように答える | Since 2018.のように答える |
| 例文 | I have lived here for five years. | She has known him since 2020. |
なぜこの違いが生まれたのか
for は「長さ」を表す前置詞で後ろに期間がくるのに対し、since は「始まり」を表す前置詞で後ろに時点(特定の時期)がきます。日本語ではどちらも「〜から」「〜間」と訳せてしまうため混同しがちですが、英語では「どれくらいの間」と「いつから」をはっきり区別するため、つく語の種類が違います。
混同しやすいポイント
since 3 hours は誤り。3 hours は長さなので for 3 hours が正解。逆に for 2020 は不可で since 2020 とする。「〜から」という日本語につられて全部 since にするミスが多い。
テストでの聞かれ方
( )に for / since を入れる空所補充がもっとも頻出。「I have known him ( ) 5 years.」のように、後ろの語が期間か時点かを判別させる問題。英訳問題でも「10年間」→for、「2015年から」→since の使い分けが必ず問われる。
2. 現在完了(継続)と過去形の違い
| 比べる軸 | 現在完了:継続 | 過去形 |
|---|---|---|
| 形 | have/has + 過去分詞 | 動詞の過去形(lived など) |
| 表す時間 | 過去のある時点から現在まで | 過去のある時点のみ |
| 今の状態 | 今も続いている | 今は違うかもしれない |
| 意味 | (ずっと)〜している | 〜していた/〜した |
| for/sinceとの相性 | よく一緒に使う | forは使う(過去の期間を表す)。sinceはふつう使わない |
| 例文 | I have lived here for 10 years.(今も住んでいる) | I lived here for 10 years.(今は別の場所) |
| 疑問詞 | How long で期間を聞く | When で時点を聞く |
なぜこの違いが生まれたのか
過去形は「過去のある時点だけ」を切り取って表すのに対し、現在完了(継続)は「過去から現在までの時間的な広がり」を表します。だから「10年住んでいた」を過去形で言うと今は別の場所、現在完了で言うと今も住んでいるという、今の状態が含まれるかどうかの違いが生まれます。
混同しやすいポイント
「ずっと〜している」を I was lived ... のように過去形+be動詞で書くミスが多い。正しくは have/has + 過去分詞。日本語の「〜していた」に引きずられて過去形にしてしまうのも要注意。
テストでの聞かれ方
過去形を現在完了に書きかえる問題が定番。「I lived in Tokyo for 5 years.」→「I have lived in Tokyo for 5 years.」のように、形の違いと意味の違い(今も続くかどうか)の両方を問われる。
3. 状態動詞と動作動詞の違い(継続の表し方)
| 比べる軸 | 状態動詞の継続 | 動作動詞の継続 |
|---|---|---|
| 代表的な動詞 | live, know, like, have, be, want, belong to | study, run, wait など |
| 意味の特徴 | 状態(変化しないでずっと続く) | 動作(動きを伴う) |
| 継続を表す形 | have/has + 過去分詞(現在完了) | have/has + been + ~ing(現在完了進行形) |
| 例文 | I have lived here for five years. | I have been studying English for two hours. |
| 中3での扱い | 7章(現在完了:継続)の中心 | 9章(現在完了進行形)でくわしく |
| ニュアンス | 状態がずっと変わらず続いている | 動作がずっと続いていることを強調 |
なぜこの違いが生まれたのか
状態動詞は「もともと続くことを表す動詞」なので、現在完了の形(have + 過去分詞)だけで「ずっと〜している」を表せます。一方、動作動詞は「一回ごとの動き」を表すため、ずっと続いていることを示すには進行形のニュアンスを足した have been ~ing が自然になります。
混同しやすいポイント
状態動詞を進行形にして I am knowing him としてしまうミス。know は状態動詞なので進行形にせず I have known him とする。逆に study を have studied で済ませると「動作の継続」感が弱くなる。
テストでの聞かれ方
動詞を見て「have+過去分詞」か「have been ~ing」かを選ばせる問題。live / know / like などが出てきたら現在完了、study / wait / run などが出てきたら現在完了進行形を選ぶ判断が問われる。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
