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関係代名詞の省略 ── 教科書頻出の違い 3 ペア

中3英語(NEW CROWN)の「関係代名詞の省略」で混同しやすい比較ペアを 3 組、比較表と「なぜ違うか」「混同しやすいポイント」「テスト頻出」までセットで整理しました。

この章の比較ペア(まとめ表)

比較ペアAB
目的格の関係代名詞と主格の関係代名詞の違い目的格主格
関係代名詞ありの文と接触節(省略文)の違い関係代名詞あり接触節(省略形)
主格+be動詞の省略と目的格の省略の違い主格+be動詞の省略目的格の省略

1. 目的格の関係代名詞と主格の関係代名詞の違い

比べる軸目的格主格
省略できるか省略できる省略できない
直後にくる語主語(I, you, he など)動詞(is, lives など)
代表的な語that, which(who(m))who, which, that
省略後の語順名詞+主語+動詞(接触節)省略すると動詞が2つ並んで意味不明になる
例文(省略前)This is the book which I bought.The boy who lives there is my friend.
例文(省略後)This is the book I bought.(OK)The boy lives there is my friend.(誤り)
判別のコツ直後が主語なら目的格=省略可直後が動詞なら主格=省略不可

なぜこの違いが生まれたのか

関係代名詞は文の中での役割で形が決まります。主格は後ろの動詞の主語になるので、消すと動詞だけが宙に浮いてしまいます。一方目的格は、後ろにすでに別の主語と動詞があるため、関係代名詞がなくても意味が通ります。だから「目的格は省略可、主格は省略不可」というルールが生まれます。

混同しやすいポイント

「全部省略できる」と覚えてしまうミスが多い。関係代名詞の直後の品詞を見て、動詞なら主格(残す)、主語なら目的格(消せる)と判断する。who だから消せない、と人物・物だけで決めない。

テストでの聞かれ方

「次の関係代名詞は省略できるか」「関係代名詞を補って書き直せ」という形でよく出る。The man who is reading…(主格=不可)とThis is the cake which I made.(目的格=可)を見分けさせる選択・書きかえ問題が定番。

2. 関係代名詞ありの文と接触節(省略文)の違い

比べる軸関係代名詞あり接触節(省略形)
形名詞+関係代名詞+主語+動詞名詞+主語+動詞
関係代名詞which / that を置く省略する(何も置かない)
対象になる格主格でも目的格でも可目的格のときだけ可
例文This is the book which I bought.This is the book I bought.
文の長さやや長い短くてテンポがよい
使われる場面書き言葉・かたい説明文会話・日常的な書き言葉でも普通
読み取りのコツwhich / that の後ろを修飾節と見る「名詞+主語+動詞」の並びを見たら省略を疑う

なぜこの違いが生まれたのか

英語では同じ意味を「関係代名詞を入れる形」と「省略した形(接触節)」の2通りで言えます。目的格は省略しても、後ろに主語と動詞がそろっているので意味が壊れません。会話では短いほうが自然なので接触節が好まれ、書き言葉では関係代名詞を入れる形と両方が使われます。

混同しやすいポイント

接触節を見ると主語が2つ続くように見えて混乱しやすい。1つ目の名詞は修飾される側で、2つ目の語が本当の主語。例:the book I read は「私が読んだ本」で、book と I は別の働き。

テストでの聞かれ方

「関係代名詞を補って書き直しなさい」「日本語に直しなさい」が定番。The book I read was interesting. のような接触節に which/that を入れる問題や、逆に省略形に書きかえる問題でよく出題される。

3. 主格+be動詞の省略と目的格の省略の違い

比べる軸主格+be動詞の省略目的格の省略
省略する語関係代名詞+be動詞をまとめて省略関係代名詞だけを省略
残る形名詞+分詞(〜ing / 過去分詞)名詞+主語+動詞(接触節)
例文(省略前)The boy who is playing soccer is John.This is the book which I bought.
例文(省略後)The boy playing soccer is John.This is the book I bought.
条件主格+be動詞のときだけ可目的格のときだけ可
書きかえの考え方分詞で名詞を修飾する形に変える関係代名詞を消すだけで語順は変えない
もう1つの例The book written by him is here.The man you met last week is my father.

なぜこの違いが生まれたのか

主格は本来「省略不可」ですが、後ろがbe動詞のときだけは特別で、who is / which is などをまとめて消し、動詞を分詞(〜ing や過去分詞)にすれば名詞を直接修飾できます。これは分詞で名詞を後ろから説明する形と同じ働きになるため、文の意味が壊れずに短く言えるのです。

混同しやすいポイント

主格+be動詞のときに「be動詞だけ」を残して関係代名詞を消すミスが多い。who is / which is はセットで省略し、動詞を分詞に変える。一方、目的格の省略は語順をそのまま残すだけで、動詞の形は変えない。

テストでの聞かれ方

「ほぼ同じ意味になるように書きかえなさい」で頻出。The book which was written by him→The book written by himのように、分詞を使った書きかえと、目的格をただ省略する書きかえの両方が区別できるか問われる。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-06-27