この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| makeとletの違い | make | let |
| make A B と make+人+動詞の原形の違い | make A B | make+人+動詞の原形 |
| helpとmake・letの違い | help | make・let |
1. makeとletの違い
| 比べる軸 | make | let |
|---|---|---|
| 意味 | 〜させる | 〜させてあげる |
| ニュアンス | 強制・本人の意志に関係なくそうなる | 許可・したいことを止めない |
| 後ろの形 | 人・もの+動詞の原形(toなし) | 人+動詞の原形(toなし) |
| 短縮形 | (該当なし) | Let's ~ = Let us ~ |
| 例文 | My mother made me clean my room. | My parents let me use their car. |
なぜこの違いが生まれたのか
makeとletはどちらも後ろにtoのない動詞の原形を続ける原形不定詞グループですが、意味するニュアンスが正反対です。makeは本人の意志に関係なくそうさせる強制、letは本人がしたいことを止めない許可。日本語ではどちらも「〜させる」と訳せてしまうため、場面で見分ける必要があります。
混同しやすいポイント
日本語訳がどちらも「〜させる」になりやすいため、強制か許可かの区別を訳だけで判断しようとすると混同します。「本人が嫌がっているのにやらせる」ならmake、「本人がしたいことを許す」ならletと場面で判断します。
テストでの聞かれ方
「母が私に野菜を食べさせた(強制)」のように、強制か許可かを日本語の説明で示してmake/letを選ばせる英作文が頻出。
2. make A B と make+人+動詞の原形の違い
| 比べる軸 | make A B | make+人+動詞の原形 |
|---|---|---|
| Bに来る品詞 | 形容詞・名詞 | 動詞の原形 |
| 意味 | AをBにする | Aに…させる |
| Bが表すもの | 状態 | 動作 |
| 例文 | The song makes me happy. | The song makes me cry. |
なぜこの違いが生まれたのか
同じmakeでも、後ろに来る語の品詞によって意味の型が変わります。Bが形容詞・名詞(happy)なら「AをBという状態にする」(make A B)、Bが動詞の原形(cry)なら「Aに…という動作をさせる」(make+人+動詞の原形)という2つの構文が、たまたま同じmakeという動詞を使っているのです。
混同しやすいポイント
「make の後ろは動詞の原形のはず」と思い込み、happy を happily に直そうとしてしまいやすいですが、happy は形容詞で make A B の型です。Bが状態か動作かで判断します。
テストでの聞かれ方
「その歌は私を幸せな気持ちにする(状態)」「その歌は私を泣かせる(動作)」のように、日本語のニュアンスからどちらの型かを選ぶ問題が頻出。
3. helpとmake・letの違い
| 比べる軸 | help | make・let |
|---|---|---|
| 意味 | 〜するのを手伝う | 〜させる・〜させてあげる |
| toの有無 | to があってもなくても両方正しい | to は絶対につけない |
| ニュアンス | 手助け(一緒に・サポート) | 強制または許可(本人の行動を決める) |
| 例文 | I helped my mother cook dinner.=I helped my mother to cook dinner. | My mother made me clean my room.(toなし限定) |
なぜこの違いが生まれたのか
make・letはto のない動詞の原形(原形不定詞)限定のグループですが、helpだけは特別でto をつけてもつけなくてもどちらも正しいというルールになっています。手伝うという行為は「相手の動作を一緒にする」ニュアンスが強く、make・letのような一方的な決定(強制・許可)とは性質が違うためです。
混同しやすいポイント
I helped my mother cook dinner. を覚えた後、I helped my mother to cook dinner. を見て「どちらかが間違い?」と混乱しやすいですが、helpだけは両方正しい特別ルールです。
テストでの聞かれ方
「I helped my mother ( cook / cooked ) dinner.」のような選択問題で、help特有のto省略可ルールを確認する問題が頻出。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる文法事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-08-14
