この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| 現在分詞と過去分詞の違い | 現在分詞 | 過去分詞 |
| 前から修飾と後ろから修飾の違い | 分詞1語で前置 | 分詞句で後置 |
| broken windowとwindow brokenの違い | broken window型 | window broken型 |
1. 現在分詞と過去分詞の違い
| 比べる軸 | 現在分詞 | 過去分詞 |
|---|---|---|
| 語形 | 動詞の-ing形(running, sleeping) | 動詞の過去分詞形(written, broken) |
| 中心の意味 | 〜している(動作中・進行) | 〜された・〜してある(受け身・状態) |
| 名詞との関係 | 名詞自身がその動作をしている | 名詞がその動作をされる側 |
| 代表例(1語) | a sleeping baby(眠っている赤ちゃん) | a broken watch(壊れた時計) |
| 代表例(句) | the boy running in the park | a book written in English |
| よく使う場面 | 人や物の進行中の動作を説明 | 言語・本・建物など作られた物の説明 |
| 日本語訳のコツ | 「〜している○○」と訳す | 「〜された○○」と訳す |
なぜこの違いが生まれたのか
もとの動詞を、動作している側から見ると現在分詞(-ing)、動作される側から見ると過去分詞になります。たとえば「赤ちゃんは眠る側」なので sleeping baby、「時計は壊される側」なので broken watch。同じ動詞でも、名詞との関係で形が変わると考えると整理しやすいです。
混同しやすいポイント
running water を「水が走られる」と訳したり、broken window を「窓が壊している」と訳したりする混同が多いです。名詞がする側か、される側かを必ず確認しましょう。
テストでの聞かれ方
「( )に入る適切な分詞を選べ」「a book (write) in English を正しい形に直せ」のように、-ingか過去分詞かを選ばせる問題が定番。和訳問題でも「している/された」の訳し分けが問われます。
2. 前から修飾と後ろから修飾の違い
| 比べる軸 | 分詞1語で前置 | 分詞句で後置 |
|---|---|---|
| 語数 | 分詞1語のみ | 分詞+他の語(2語以上) |
| 置く位置 | 名詞の前 | 名詞の後ろ |
| 現在分詞の例 | a sleeping baby | the boy running in the park |
| 過去分詞の例 | a broken watch | a book written in English |
| 意味の中心 | 性質や状態を一語で示す | 場所・方法・道具などを加えて詳しく説明 |
| 和訳の順序 | 分詞→名詞の順で訳す | 後ろから前へ訳し上げる |
| 本文での頻度 | 短い表現で頻出 | 長文・読解で頻出 |
なぜこの違いが生まれたのか
英語では、説明が短ければ名詞の前、長ければ名詞の後ろに置くというルールがあります。a sleeping baby は1語なので前から、the boy running in the park は「公園で」という情報がついて長いので後ろから説明します。日本語と語順が逆になるので、英語の順番に慣れる必要があります。
混同しやすいポイント
running in the park boy のように後置すべき句を前に置いてしまうミスや、broken by him watch のように分詞句を前に詰め込むミスが起こります。2語以上は必ず名詞の後ろと覚えましょう。
テストでの聞かれ方
「次の語を並べかえなさい」で running / the / park / boy / in / the を並べさせる問題や、和文英訳で「公園で走っている少年」を後置修飾で書かせる問題が頻出です。
3. broken windowとwindow brokenの違い
| 比べる軸 | broken window型 | window broken型 |
|---|---|---|
| 構造 | 過去分詞1語+名詞 | 名詞+過去分詞句 |
| 分詞の位置 | 名詞の前 | 名詞の後ろ |
| 追加情報の有無 | 他の情報を含まない | by ... / in ... など説明が続く |
| 代表例 | a broken window(壊れた窓) | a window broken by the boy(少年が壊した窓) |
| 意味の焦点 | 状態そのものを示す | 誰が・どこで・どうやってを示す |
| be動詞 | 不要 | 分詞句内に入れない(×window is broken by ...) |
| 本文での例 | a broken watch | a book written in English / the bridge built over the river |
なぜこの違いが生まれたのか
同じ過去分詞でも、1語だけなら前、by や in などの説明がつけば後ろに置きます。broken window は「壊れた窓」という状態だけ、window broken by ... は「誰によって壊されたか」まで含む詳しい説明です。説明の長さに合わせて置く場所が変わると考えましょう。
混同しやすいポイント
後置のときに分詞句内に be動詞を入れてしまう(×a window is broken by him)ミスが多いです。後置修飾では be は不要で、過去分詞からそのまま始めます。
テストでの聞かれ方
「a book ( ) in English(writeを正しい形に)」や、「壊れた時計/少年が壊した時計」を英訳し分けさせる問題が定番。be動詞を入れないことを確認する誤文訂正もよく出ます。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
