中3国語|2章 問題集
2章 万葉集 ── 50問問題集
万葉集の重要事項を、基本20・標準20・応用10の3段階で総点検。答えはタップで開けます。
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基本(20問)
問題1
『万葉集』は日本最古の何集か。
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歌集
万葉集は現存する日本最古の和歌集である。
万葉集は現存する日本最古の和歌集である。
問題2
『万葉集』が成立したのは何時代か。
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奈良時代
奈良時代後期(759年頃まで)に成立した。
奈良時代後期(759年頃まで)に成立した。
問題3
『万葉集』に収められた歌の数はおよそ何首か。
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約4500首
全20巻に約4500首が収められている。
全20巻に約4500首が収められている。
問題4
『万葉集』の編纂に深く関わったとされる人物は誰か。
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大伴家持
大伴家持が編纂に関与し、最多の歌を残したとされる。
大伴家持が編纂に関与し、最多の歌を残したとされる。
問題5
短歌の音数は五・七・五・七・何か。漢数字で答えよ。
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七
短歌は五七五七七の31音から成る。
短歌は五七五七七の31音から成る。
問題6
短歌は全部で何音から成るか。
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31音
五七五七七を合計すると31音になる。
五七五七七を合計すると31音になる。
問題7
『万葉集』で用いられた、漢字の音や訓を借りて日本語を表記した文字を何というか。
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万葉仮名
仮名がない時代に漢字の音訓を借りて日本語を書いた。
仮名がない時代に漢字の音訓を借りて日本語を書いた。
問題8
「歌聖」と呼ばれた宮廷歌人は誰か。
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柿本人麻呂
柿本人麻呂は雄大な歌風で歌聖と称された。
柿本人麻呂は雄大な歌風で歌聖と称された。
問題9
「貧窮問答歌」を詠み、庶民の生活を歌った歌人は誰か。
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山上憶良
山上憶良は奈良時代の庶民の暮らしを描いた。
山上憶良は奈良時代の庶民の暮らしを描いた。
問題10
富士の歌など自然詠の名手とされる歌人は誰か。
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山部赤人
山部赤人は自然を詠んだ歌で知られる。
山部赤人は自然を詠んだ歌で知られる。
問題11
女流歌人として情熱的な歌を残し、「君待つと」の歌を詠んだのは誰か。
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額田王
額田王は万葉集を代表する女流歌人である。
額田王は万葉集を代表する女流歌人である。
問題12
北九州の警備に駆り出された農民兵士の歌を何というか。
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防人歌
防人歌は故郷や家族への思いを詠んだ歌である。
防人歌は故郷や家族への思いを詠んだ歌である。
問題13
東国(関東以東)の庶民が詠んだ素朴な歌を何というか。
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東歌
東歌は東国の人々の素朴な言葉づかいの歌である。
東歌は東国の人々の素朴な言葉づかいの歌である。
問題14
特定の語を導くために置かれる、ふつう五音の決まった言葉を何というか。
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枕詞
枕詞は決まった語にかかり、音やイメージを広げる。
枕詞は決まった語にかかり、音やイメージを広げる。
問題15
『万葉集』の素朴で力強い歌風を表す言葉を何というか。
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ますらをぶり
万葉集の男性的で力強い歌風をますらをぶりという。
万葉集の男性的で力強い歌風をますらをぶりという。
問題16
和歌全体が表す内容や心情を現代語でまとめたものを何というか。
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歌意
歌意とは和歌が表す内容や心情をまとめたものである。
歌意とは和歌が表す内容や心情をまとめたものである。
問題17
5・7・7・5・7・7の形式の歌を何というか。
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旋頭歌
旋頭歌は5・7・7を二度繰り返す38音の歌である。
旋頭歌は5・7・7を二度繰り返す38音の歌である。
問題18
5・7・5・7・5・7…・7・7と続く長編の歌を何というか。
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長歌
長歌は五七を繰り返し最後を七で結ぶ長編詩である。
長歌は五七を繰り返し最後を七で結ぶ長編詩である。
問題19
『万葉集』の次の時代に成立した、優美な歌風の勅撰和歌集を何というか。
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古今和歌集
平安時代の古今和歌集はたをやめぶりの歌風である。
平安時代の古今和歌集はたをやめぶりの歌風である。
問題20
防人歌や東歌が収められていることからわかる、万葉集の作者層の特徴を簡潔に答えよ。
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天皇から庶民まで幅広い
万葉集は身分を超えた幅広い作者の歌を収める。
万葉集は身分を超えた幅広い作者の歌を収める。
標準(20問)
問題21
古今和歌集の優雅で技巧的・女性的な歌風を表す言葉を何というか。
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たをやめぶり
たをやめぶりは古今和歌集の優美な歌風を表す。
たをやめぶりは古今和歌集の優美な歌風を表す。
問題22
「ますらをぶり」と「たをやめぶり」を分類した江戸時代の国学者は誰か。
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賀茂真淵
賀茂真淵が万葉集と古今集の歌風を分類した。
賀茂真淵が万葉集と古今集の歌風を分類した。
問題23
歌集を成立した時代の古い順に並べよ。古今和歌集・新古今和歌集・万葉集。
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万葉集・古今和歌集・新古今和歌集
万葉=奈良、古今=平安、新古今=鎌倉の順である。
万葉=奈良、古今=平安、新古今=鎌倉の順である。
問題24
新古今和歌集が成立したのは何時代か。
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鎌倉時代
新古今和歌集は鎌倉時代初期に成立した。
新古今和歌集は鎌倉時代初期に成立した。
問題25
持統天皇の歌「春過ぎて夏来るらし白たへの衣干したり天の香具山」の季節は何から何への移り変わりか。
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春から夏
春が過ぎて夏が来たらしいと夏の訪れを詠んでいる。
春が過ぎて夏が来たらしいと夏の訪れを詠んでいる。
問題26
柿本人麻呂の「東の野にかぎろひの立つ見えて」の「かぎろひ」とは何の光か。
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明け方(夜明け)の光
かぎろひは明け方に立ちのぼる光を指す。
かぎろひは明け方に立ちのぼる光を指す。
問題27
山部赤人の「田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける」で、真っ白だったのは何か。
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富士の高嶺に降った雪
富士の高嶺に雪が真っ白に積もっていた情景を詠む。
富士の高嶺に雪が真っ白に積もっていた情景を詠む。
問題28
額田王「君待つと我が恋ひ居れば」の歌で、すだれを動かしたものは何か。
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秋の風
人を待つ心と、すだれを動かす秋風が重なっている。
人を待つ心と、すだれを動かす秋風が重なっている。
問題29
山上憶良「憶良らは今は罷らむ」の「罷らむ」とはどういう意味か。
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退出しよう
宴会を退出するときのたわむれを含んだ挨拶の歌である。
宴会を退出するときのたわむれを含んだ挨拶の歌である。
問題30
山上憶良「憶良ら」の「ら」は何を表す言い方か。
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自分をへりくだる言い方
「ら」は自分をへりくだっていう言い方である。
「ら」は自分をへりくだっていう言い方である。
問題31
防人歌「父母が頭かき撫で幸くあれて」の「幸く」とはどんな意味か。
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無事で(達者で)
父母が無事であれと言った言葉を詠んでいる。
父母が無事であれと言った言葉を詠んでいる。
問題32
歴史的仮名遣い「言ひし」を現代仮名遣いに直せ。
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いいし
語中の「ひ」は現代仮名遣いで「い」となる。
語中の「ひ」は現代仮名遣いで「い」となる。
問題33
歴史的仮名遣い「居れば」の「ゐ」にあたる読みを含めて、「ゐ」は現代仮名遣いで何と書くか。
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い
歴史的仮名遣いの「ゐ」は現代仮名遣いで「い」となる。
歴史的仮名遣いの「ゐ」は現代仮名遣いで「い」となる。
問題34
歴史的仮名遣い「たをやめ」を現代仮名遣いに直せ。
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たおやめ
語中・語尾の「を」は現代仮名遣いで「お」となる。
語中・語尾の「を」は現代仮名遣いで「お」となる。
問題35
歴史的仮名遣い「ますらを」を現代仮名遣いに直せ。
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ますらお
語中・語尾の「を」は現代仮名遣いで「お」となる。
語中・語尾の「を」は現代仮名遣いで「お」となる。
問題36
山上憶良が知識を学ぶために留学した国(当時の中国の王朝)はどこか。
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唐
山上憶良は唐に留学した知識人であった。
山上憶良は唐に留学した知識人であった。
問題37
万葉集の歌の中で最も多い歌の形式は何か。
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短歌
万葉集は長歌や旋頭歌もあるが中心は短歌である。
万葉集は長歌や旋頭歌もあるが中心は短歌である。
問題38
平仮名・片仮名が発明されたのは何時代か。
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平安時代
万葉仮名の後、平安時代に仮名文字が発明された。
万葉仮名の後、平安時代に仮名文字が発明された。
問題39
柿本人麻呂が宮廷歌人として活躍したのは、ある内乱の後の持統天皇の時代である。その内乱を何というか。
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壬申の乱
672年の壬申の乱後、人麻呂が宮廷歌人として活躍した。
672年の壬申の乱後、人麻呂が宮廷歌人として活躍した。
問題40
枕詞について問われたとき、その意味を直訳するのではなく、まず何を押さえて答えるべきか。
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何にかかるか(かかる語との関係)
枕詞は直訳より、かかる語との関係を押さえる。
枕詞は直訳より、かかる語との関係を押さえる。
応用(10問)
問題41
自然描写を景色だけと読み、作者の感情と結びつけずに答えると誤りやすい。これを踏まえ、額田王「君待つと」で秋風の描写は作者のどんな心情と結びつくか。
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人を待ち恋しく思う心情
すだれを動かす秋風が人を待つ恋しい心と重なる。
すだれを動かす秋風が人を待つ恋しい心と重なる。
問題42
係り結びや助動詞は心情の方向を示す。「真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける」の「ぞ」は文の調子にどんな働きをしているか。
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意味を強調する(強調の係助詞)
係助詞「ぞ」は語を強調し、結びを連体形にする。
係助詞「ぞ」は語を強調し、結びを連体形にする。
問題43
和歌は短い説明文ではなく、何によって成り立つと本文は述べているか。二つ答えよ。
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言葉の省略と余情
和歌は言葉の省略と余情で成り立つと説明される。
和歌は言葉の省略と余情で成り立つと説明される。
問題44
心情の根拠を示すとき、本文では何を手がかりにすべきだとしているか。自然物・場面設定のほかに二つ答えよ。
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助動詞・詠嘆表現
心情は自然物・助動詞・詠嘆表現・場面設定から示す。
心情は自然物・助動詞・詠嘆表現・場面設定から示す。
問題45
防人歌「忘れかねつる」を、心情がわかるように現代語で説明せよ。
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忘れることができない
父母の言葉が忘れられないという切実な心情を表す。
父母の言葉が忘れられないという切実な心情を表す。
問題46
山上憶良の貧窮問答歌が、当時としては「社会派の作品」と評される理由を簡潔に説明せよ。
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奈良時代の庶民の貧しい暮らしを赤裸々に描いたから
庶民の苦しみを正面から詠んだ点が社会派とされる。
庶民の苦しみを正面から詠んだ点が社会派とされる。
問題47
歌人の特徴は名前とセットで覚えるとよい。「繊細」「編者」という特徴で覚えられる歌人は誰か。
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大伴家持
大伴家持は編者であり繊細な歌風で知られる。
大伴家持は編者であり繊細な歌風で知られる。
問題48
万葉集は身分を超えた幅広い作者層が特徴である。このことから万葉集を読む意義として本文が挙げる、古代日本人の何を知れる点を答えよ。
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心(古代日本人の心)
万葉集は古代日本人の心を知る最重要文献とされる。
万葉集は古代日本人の心を知る最重要文献とされる。
問題49
万葉集と古今和歌集を対比して読む学習で、両者の歌風の違いを「ますらをぶり」と「たをやめぶり」を用いて一文で説明せよ。
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万葉集は素朴で力強いますらをぶり、古今和歌集は優美なたをやめぶりである
両歌集は素朴・力強さと優美・技巧で対比される。
両歌集は素朴・力強さと優美・技巧で対比される。
問題50
持統天皇「春過ぎて夏来るらし」の「らし」は、どんな心情・判断の方向を示す助動詞か。
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推量(〜らしい)
「らし」は根拠に基づく推量を表す助動詞である。
「らし」は根拠に基づく推量を表す助動詞である。
