古文文法 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 動詞の活用の種類を見分ける
まず本文の動詞を終止形に戻し、活用の種類を確認します。古文の動詞は四段・上一段・上二段・下一段・下二段・カ変・サ変・ナ変・ラ変の9種類。「来(く)」はカ変、「死ぬ・往ぬ」はナ変、「あり・をり・はべり・いまそかり」はラ変など、特殊な活用は語ごと覚えるのが近道です。
ステップ 2:ステップ2: 後ろに続く語で活用形を決める
次に動詞の活用形を、後続語から判断します。「ず・む・ば(仮定)」が続けば未然形、「つ・ぬ(完了)・たり・て・けり」なら連用形、文末や「べし・らむ」なら終止形、体言の前なら連体形、「ば(確定)・ど・ども」なら已然形、命令の文末なら命令形。同じ「ぬ」でも完了の助動詞「ぬ」は連用形接続、打消「ず」の連体形「ぬ」(例:知らぬ人)は未然形接続なので取り違えに注意。
ステップ 3:ステップ3: 形容詞はク活用・シク活用に分ける
古文の形容詞はク活用とシク活用の2種類。それぞれに本活用と、助動詞に続くときに使う補助活用(カリ活用)があります。「白し」「近し」はク活用、「美し」「悲し」「嬉し」「をかし」はシク活用。語尾の変化が違うので、訳すときは基本形に戻して意味を確認します。
ステップ 4:ステップ4: 係助詞を見つけて係り結びを当てる
文中に「ぞ・なむ・や・か・こそ」があれば係り結びの法則を使います。「ぞ・なむ・や・か」は文末を連体形、「こそ」は已然形で結びます。「ぞ・なむ」は強調、「や・か」は疑問または反語、「こそ」は強調の意味。係助詞と文末の活用形の両方を確認して初めて判断できます。
ステップ 5:ステップ5: 「ば」の意味を活用形で訳し分ける
古文で誤読しやすいのが助詞「ば」です。未然形+ばは仮定で「もし〜なら」、已然形+ばは確定で「〜ので・〜したところ」と訳します。「や・か」も疑問か反語かで意味が大きく変わるため、文脈と前後の語をよく見て訳し分けるのがコツです。
これだけは覚える
動詞は9種類の活用(四段・上一段・上二段・下一段・下二段・カ変・サ変・ナ変・ラ変)から終止形に戻して種類を見極め、後続語で活用形を決める。形容詞はク活用・シク活用の2種で、本活用と補助活用(カリ活用)を区別する。係り結びは「ぞ・なむ・や・か」→連体形/「こそ」→已然形。係助詞と文末の活用形をセットで確認する。
よくあるつまずき
「こそ」だけ已然形なのに、ほかと同じ連体形にしてしまう誤りが多い。「ば」の仮定と確定を取り違える、完了「ぬ」と打消「ず」の連体形「ぬ」を混同する、「や・か」の反語を疑問のままにする、活用形だけ暗記して訳に結びつけないのもよくあるつまずき。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(国語)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-08-14
