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中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

古典総合(中学範囲の総ざらい)の解き方/コツ

中学で学ぶ古典は、作品名・作者・時代・ジャンル・冒頭表現をセットで整理するのが近道です。古文・漢文・和歌は読む手順がちがうため、形式ごとに見分けるコツを身につけ、本文の言葉を根拠に答える練習をしていきましょう。

古典総合 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 作品を時代順に並べて整理する

まず奈良→平安→鎌倉→江戸の流れに作品を並べます。歌集・物語・随筆・軍記・紀行・説話のジャンルごとに分け、作者と一緒に覚えると混同しません。表に書き出して、縦に時代、横にジャンルを取ると関係が見えます。和歌集は万葉集(奈良)→古今和歌集(平安)→新古今和歌集(鎌倉)という三大歌集の流れもおさえましょう。

例題:奈良=万葉集(大伴家持ら)/平安=竹取・伊勢・源氏・枕草子・古今和歌集/鎌倉=平家物語・方丈記・徒然草・新古今和歌集(藤原定家ら)/江戸=おくのほそ道(松尾芭蕉)。
ステップ 2:ステップ2: 三大随筆と中学で覚えるべき主要な物語をセットで覚える

頻出は三大随筆と中学範囲の主要な物語です。三大随筆は枕草子(清少納言)・方丈記(鴨長明)・徒然草(兼好法師)。物語は、平安時代の作り物語・歌物語である竹取物語・伊勢物語・源氏物語と、鎌倉時代の軍記物語である平家物語を、ジャンルと時代をはっきり区別して覚えます。「作品と作者を線で結べ」はテスト定番です。

例題:枕草子=清少納言(平安)/徒然草=兼好法師(鎌倉末)/方丈記=鴨長明(鎌倉)/源氏物語=紫式部(平安・作り物語)/伊勢物語=作者未詳(平安・歌物語)/平家物語=作者未詳(鎌倉・軍記物語)。
ステップ 3:ステップ3: 冒頭の一節を暗唱して作品を見分ける

冒頭表現を暗唱できれば、作品名・作者・主題を一気に思い出せます。意味と作者をセットで唱えるのがコツ。試験で本文の一部だけ出されても、冒頭を覚えていれば作品が特定できます。一句で終わらず、もう一句分まで続けて覚えると定着しやすくなります。

例題:「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは」=枕草子/「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」=方丈記/「つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて」=徒然草/「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」=平家物語/「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」=おくのほそ道。
ステップ 4:ステップ4: 古文・漢文・和歌の読み方を使い分ける

古文は歴史的仮名遣い・助動詞・係り結びを軸に文意を取ります。歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す代表ルールは、語頭以外のハ行(は・ひ・ふ・へ・ほ)→わ・い・う・え・お、ゐ・ゑ・を→い・え・お、くわ・ぐわ→か・が、名詞などのau→ô(扇=あふぎ→おうぎ)などです(同じ「あふ」でも会ふ・逢ふ・合ふなどの動詞は長音化せず「あう」となるので語ごとに確認)。漢文は返り点・書き下し文・句形を確認して訓読。和歌や俳句は定型・季語・切れ・比喩から心情を読みます。形式ごとに手順を切りかえるのが大切です。

例題:「あはれ」→「あわれ」、「ゐる」→「いる」、「けふ」→「きょう」、「くわじ」→「かじ」、「あふぎ」→「おうぎ」と直す。ただし動詞「会ふ」は長音化せず「あう」のまま。主語の省略は文脈で誰の動作かを判断する。
ステップ 5:ステップ5: 本文の言葉を根拠にして主題を答える

古典は背景知識だけで答えてはいけません。心情や筆者の考えは、必ず本文の語句・文法・表現技法を根拠に説明します。記述問題では、問いに直接答える部分と、本文を引いた根拠の部分を分けて書きます。

例題:方丈記の無常観を問われたら「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」と本文を引き、「移り変わるものへの感慨」と説明する。

これだけは覚える

古典は作品名・作者・時代・ジャンル・冒頭をセットで整理。三大随筆=枕草子・方丈記・徒然草。中学で頻出の物語は、平安の作り物語・歌物語=竹取物語・伊勢物語・源氏物語と、鎌倉の軍記物語=平家物語のように、ジャンルと時代を区別して覚えます。三大歌集は万葉集(奈良)・古今和歌集(平安)・新古今和歌集(鎌倉)。本文の言葉を根拠に主題を説明することが最重要です。

よくあるつまずき

作者と時代の混同(例:徒然草を平安と誤る)、現代語訳の丸暗記で文法根拠を答えられない、背景知識だけで本文表現を示さない答え、歴史的仮名遣いの直し忘れ(「あはれ」→「あわれ」、「ゐる」→「いる」など)。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(国語)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27