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乗法公式の解き方/コツ

中3で必ず覚える4つの乗法公式は、展開・因数分解・二次方程式すべての土台です。形を見抜き、和・積・符号の対応を意識すれば、4項を毎回書き出さずに一瞬で展開できます。ここでは公式の見分け方と使い方を、手順にそって整理します。

乗法公式 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 式の形を見て4つの公式から選ぶ

まずカッコの中身を観察して、(a+b)²型・(a−b)²型・(a+b)(a−b)型・(x+a)(x+b)型のどれに当てはまるかを判断します。同じカッコの2乗か、符号だけが違う積か、定数が違う積か、で見分けると迷いません。当てはまらないときは無理せず分配法則に戻します。

例題:(x+6)(x−6) は符号だけ違うので和と差の積、(x+3)² は同じカッコの2乗なので和の平方を選ぶ。
ステップ 2:ステップ2: a と b を書き出して公式に当てはめる

選んだ公式のa と b が何にあたるかを式の下に書き出します。暗算で一気にやると符号や2倍を落としやすいので、最初は明示してから代入するのが安全です。(2x+5)² のように係数つきの場合も、a=2x のように丸ごとひとかたまりとして扱います。

例題:(2x+5)² → a=2x, b=5 と書き、(2x)² + 2·(2x)·5 + 5² の形に当てはめる。
ステップ 3:ステップ3: 真ん中の2abと両端の2乗を計算する

和の平方・差の平方では真ん中の項 2ab の「2倍」を忘れないのが最大のコツです。両端は2乗なので必ず+になります。(x+a)(x+b)型では和(a+b)がxの係数、積abが定数項になることを確認しながら書きます。

例題:(x+3)² = x² + 2·x·3 + 3² = x² + 6x + 9。2x の項を落とさない。
ステップ 4:ステップ4: 符号と消える項をチェックする

(a−b)² は真ん中だけマイナス、両端の (−b)² は+bになります。(a+b)(a−b) は中央の −ab+ab が消えてa²−b²になるのが特徴。符号を間違えやすいので、書き終えたら「真ん中の符号」「両端は+」を必ず確認します。

例題:(x−4)² = x² − 8x + 16。(2a+7)(2a−7) = (2a)² − 7² = 4a² − 49。
ステップ 5:ステップ5: 不安なら分配法則で検算する

公式に合うかどうか迷ったときや答えに自信がないときは、カッコをそのまま分配法則で1項ずつ掛けて確認します。公式は分配法則の特別な形なので、結果が一致すれば正しい展開です。展開後の項の数・符号・係数を見直すクセをつけましょう。

例題:(x+2)(x+5) を分配で展開 → x²+5x+2x+10 = x²+7x+10。和7・積10と一致して安心。

これだけは覚える

4つの乗法公式は (a±b)²、(a+b)(a−b)、(x+a)(x+b)。和の平方と差の平方は真ん中の符号だけ違う。両端は2乗なので必ず+。和と差の積は中央が消えてa²−b²。(x+a)(x+b)は和がxの係数、積が定数項。

よくあるつまずき

(x+3)² を x²+9 と書く2ab抜け、(a−b)²の最後を −b²にする符号ミス、a²−b² を (a−b)²と混同する公式の取り違えが頻出。(x+a)(x+b)で定数項を a+bにしてしまうのも、和と積の役割の混同です。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27