1章 多項式 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: まず共通因数があるかを確認する
因数分解の問題を見たら、いきなり公式に当てはめず、全ての項に共通する数や文字がないかを最初に探します。共通因数を外に出してから中身を見ると、見慣れた公式の形になることが多く、計算量も減ります。共通因数を残したまま公式を当てると、最後まで分解しきれません。
ステップ 2:ステップ2: 公式の形を見抜いて当てはめる
次に、式が4つの乗法公式のどれに当てはまるかを「形」で判断します。(x+a)²、(x-a)²、(x+a)(x-a)、(x+a)(x+b) のどれか。平方の形か、和と差の積か、定数項を見て積と和を考える形か、を一目で見分けられるよう公式を覚えます。
ステップ 3:ステップ3: 展開はすべての積を漏れなく書き出す
展開のときは、どの項同士を掛けるかを最初に確認し、すべての組み合わせを書き出してから同類項をまとめます。項が3つ以上ある式どうしの展開でも、機械的に1項ずつ相手の全項に掛ければ漏れません。符号の処理もこの段階で丁寧に行います。
ステップ 4:ステップ4: 同じカタマリは置き換えて整理する
同じ式のかたまりが2回以上出てくるときは、そこをM などの文字に置き換えるとシンプルな多項式になります。置き換えで公式を使い、最後にもとの式を戻すと、見た目が複雑な応用問題もパターン化できます。
ステップ 5:ステップ5: 展開して元に戻るかで検算する
因数分解の答えが出たら、必ず展開して元の式に戻るかを確認します。(x+3)(x-3) ならx²-9 に戻るか、2(x+2)(x+3) なら2x²+10x+12に戻るかを暗算でチェック。さらに「これ以上分解できないか」も最後に見直します。
これだけは覚える
展開=かっこを外す、因数分解=かっこの積に戻す。順番は「①共通因数 → ②公式の形 → ③検算(展開で元に戻る)」。乗法公式は (x±a)²、(x+a)(x-a)、(x+a)(x+b) の4つを形で見抜くのがコツです。
よくあるつまずき
(a+b)² を a²+b² としてしまい真ん中の2ab を忘れる。(x-a)² の中央の符号を+にしてしまう。共通因数を最後までくくり切らない(例:x³-9x を x(x²-9) で止めて、x²-9=(x+3)(x-3) まで分解しない)。和と差の積を平方公式と混同する。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
