この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:「0<x≦30のとき y=200」「30<x≦60のとき y=400」という料金で、x=30のときの料金を400円と答える
- 💡 ここがちがう:400円ではない。x=30は「30分まで」という最初の区間に含まれる点なので、次の区間の料金にはならない。
- ✅ 正しい理解:不等号の形(0<x≦30)にx=30を当てはめると最初の区間に含まれるのでy=200円。x=31なら次の区間に入るのでy=400円。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:駐車場の料金をx=10、40、70、100(分)で調べたらy=200、400、600、800円とすべて差が200で並んでいたので、一次関数だと決めつけて式を作る
- 💡 ここがちがう:一次関数だと決めつけられない。4点だけの差が一定でも、区間の中の別の点を確認しないと階段状の関数を見落とす。
- ✅ 正しい理解:x=10と同じ0<x≦30の区間にあるx=25でもy=200のまま変わらない。一次関数ならxが変われば必ずyも変わるはずなので、これは矛盾=階段状の関数だとわかる。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:y=12/xのグラフで、xが大きくなるほどyも大きくなると予想する
- 💡 ここがちがう:yも大きくなる、ではない。反比例はxy=a(積が一定)の関係なので、xが大きくなればyは小さくならないと積が一定に保てない。
- ✅ 正しい理解:y=12/xでx=1、2、3、4のときy=12、6、4、3。xが大きくなるほどyは小さくなり、どの組でもxy=12のまま変わらない。
なぜ間違えやすいのか
比例・反比例・一次関数・y=ax²という「なめらかに変わる関数」の感覚のまま、区間ごとに値が飛ぶ階段状の関数を読んでしまうため、端点の扱いや数点だけの傾向を取り違えやすい。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 「0<x≦30のときy=200、30<x≦60のときy=400」という関数で、x=30とx=31のときの料金がちがう理由を説明してみよう。
やってみよう:4点だけを見て一次関数だと決めつけずに、階段状の関数かどうかを見分ける方法を説明してみよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 比例・反比例の基本(y=axとy=a/x)
- 一次関数の式とグラフ(y=ax+b)
- y=ax²のグラフの形と変化の割合
- y = ax² の応用 ── 放物線と直線・動点・物理
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3数学)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-08-15
