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円周角の問題の解き方/コツ

中3数学6章「円周角」の章末問題は、角度計算・相似・接線・三平方まで総合的に出ます。コツは「同じ弧を見つける」「直径=90°を探す」「内接四角形は対角の和180°」の3つを最初にチェックすること。手順どおりに進めれば、35問の典型パターンはすべて解けます。

6章 円周角 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 何を求めるかと、どの弧かを確認する

問題文を読み、求めるのが角度・辺の長さ・半径のどれかを最初にはっきりさせる。次に図の中で、その角がどの弧を見込んでいるかを記号で追う。「弧AB」と書かれていても短い弧と長い弧の2通りあるので、図にどちら側かを書き込む。

例題:「∠APB を求めよ」なら、まず P が見ている弧 AB はどちら側かを確認。短い弧なら、その弧に対する中心角の半分が ∠APB になる。
ステップ 2:ステップ2: 使う性質を1つに絞る

次の4つから当てはまるものを選ぶ。(1)同じ弧の円周角は等しい (2)中心角=円周角×2 (3)直径に立つ円周角は90°(タレス) (4)内接四角形の対角の和は180°。接線が出てきたら「接線と半径は垂直」「外部の1点から引いた2接線は等しい」も候補に入れる。

例題:中心角120°のとき同じ弧の円周角は 120÷2=60°。内接四角形で∠A=75°なら、向かい合う∠Cは 180−75=105°。
ステップ 3:ステップ3: 直径や90°が隠れていないか探す

直径ABが見えたら、その上に立つ円周角は必ず90°(直角三角形)。直角ができれば三平方の定理が使え、辺の長さが計算できる。中心から弦までの距離、接線と半径も垂直なので、ここでも三平方が使える。

例題:直径AB=10、AP=6 のとき ∠APB=90° なので、6²+BP²=10² → BP²=64 → BP=8。
ステップ 4:ステップ4: 辺の長さは相似か方べきの定理を使う

弦どうしが点Pで交わるときや、外部の点Pから2本の弦が出るときは方べきの定理 PA×PB=PC×PD。これは「同じ弧の円周角は等しい」から導かれる相似がもと。まず2角相似を確認してから式を立てるとミスが減る。

例題:弦ABとCDが点Pで交わり、PA=6、PB=4、PC=3 のとき、6×4=3×PD → PD=8。
ステップ 5:ステップ5: 答えの単位と根拠を見直す

角度は「°」、長さは数値のみ、と単位をそろえる。証明問題では「同じ弧だから」「直径だから」「対角の和180°だから」と等しい理由をはっきり書く。「円だから」だけではダメ。最後に図と数値が合っているかを目で確認する。

例題:∠ABP=35°、直径ABなら ∠APB=90° → ∠BAP=180−90−35=55°。理由は「直径に立つ円周角だから90°」と書く。

これだけは覚える

中心角=円周角×2、同じ弧なら円周角は等しい、直径に立つ円周角は90°、内接四角形の対角の和は180°。この4つと、外部からの2接線の長さは等しい、接線と半径は垂直、を組み合わせれば章末問題は解ける。

よくあるつまずき

「同じ弧」と「同じ弦」を混同して角を等しくしてしまう、中心角と円周角を同じ大きさにする、弧ABの短い側と長い側を取り違える、方べきを相似の確認なしに使う、「円だから等しい」と理由を書いてしまう、などが典型のミス。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27