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三平方の定理の解き方/コツ

三平方の定理は、直角三角形の3辺について a² + b² = c²(cは斜辺)が成り立つという公式です。図形の長さを求める問題のほぼすべてに登場する高校受験の頻出 No.1。手順を固定して、斜辺の見分けと式の立て方を一発で決められるようにしましょう。

三平方の定理 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 直角の位置と斜辺を確認する

まず三角形に直角の印があるかを確かめます。三平方の定理は直角三角形でしか使えません。次に直角の向かい側の辺を見つけ、そこが斜辺(最も長い辺)です。斜辺は必ず式の右辺 c² に置きます。慣れるまで図にcとマーキングしましょう。

例題:辺6、8、xの直角三角形でxが斜辺なら、xは直角の向かい側。式は x² = 6² + 8² となります。
ステップ 2:ステップ2: a² + b² = c² に数を当てはめる

わかっている辺の長さを、直角を挟む2辺をa,b、斜辺をcとして式に入れます。順序を間違えないように、最後に「cは最長辺か」をもう一度確認。求めたい辺が斜辺なら c² を、直角を挟む辺なら a² か b² を未知数にします。

例題:直角を挟む2辺が3と4 → c² = 3² + 4² = 9 + 16 = 25、よって c = 5。
ステップ 3:ステップ3: 移項して未知数の2乗を求める

斜辺がわかっていて直角を挟む辺を求めるときは、斜辺の2乗から既知の辺の2乗を引きます。式 a² + b² = c² を b² = c² − a² の形に直してから計算すると、符号や引き算の向きを間違えにくくなります。

例題:斜辺13、1辺が5 → 5² + b² = 13² → b² = 169 − 25 = 144 → b = 12。
ステップ 4:ステップ4: 平方根を整理して答えを出す

求めた値が 2乗の形 なので、最後にルートを外します。整数にならないときは √の中をできるだけ小さい数に直しましょう。よく出る整数比 3:4:5、5:12:13 や、特別な直角三角形 1:1:√2(45°)、1:√3:2(30-60°) を覚えておくと一瞬で解けます。

例題:直角を挟む2辺が1と2 → c² = 1 + 4 = 5、よって c = √5。直角二等辺で2辺が5なら斜辺は 5√2。
ステップ 5:ステップ5: 逆の定理で直角三角形か判定する

3辺の長さだけが与えられたときは、一番長い辺をcに置いて a² + b² = c² が成り立つかを確かめます。等しければ直角三角形、等しくなければ直角三角形ではありません。これが三平方の逆です。

例題:3辺が7, 24, 25 → 7² + 24² = 49 + 576 = 625 = 25² なので 直角三角形(斜辺25)。

これだけは覚える

a² + b² = c²(cは斜辺)。斜辺は直角の向かい側で最長。整数比 3:4:5、5:12:13、特別な直角三角形 1:1:√2、1:√3:2 を暗記。逆も成り立つので、直角の判定にも使える。

よくあるつまずき

直角三角形以外に使ってしまう誤り(必ず直角の印を確認)。斜辺でない辺をcに置く誤り(最長辺・直角の向かいか確認)。長さを求めたあと√の整理を忘れる誤り(√5 や 5√2 まで簡単にする)。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27