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標本調査 ── みんなが間違える 3 つの誤答

中3数学(数学)の「標本調査」で、中学生がよく間違える誤答を 3 パターンにまとめました。なぜ間違えるか・どう直すかをセットで整理しているので、テスト前の見直しや、つまずいた時の戻り口に使えます。

この章で間違えやすい 3 パターン

誤答パターン 1
  • ❌ よくある誤答:袋の中の玉50個を無作為に取り出して調べたら赤玉が30個だったので、袋全体の赤玉の数も30個と答えてしまう
  • 💡 ここがちがう:標本(取り出した50個)は母集団(袋全体)の一部にすぎないので、標本の数をそのまま母集団の数として使うことはできない
  • ✅ 正しい理解:標本で得られた割合(この場合50個中30個)を母集団の個数に当てはめて、およそ何個かを比例で計算する(母集団の一部にすぎないことを踏まえて推定する)
誤答パターン 2
  • ❌ よくある誤答:家の近くにいて聞きやすい人だけにアンケートをとれば、手軽で正確な調査になると考えてしまう
  • 💡 ここがちがう:身近で答えてもらいやすい人だけを選ぶと、年齢や生活スタイルなどが偏った集団になりやすく、無作為に選んだことにはならない
  • ✅ 正しい理解:標本調査で正しく母集団を推定するには、母集団の中から偏りなく無作為に標本を選ぶことが必要
誤答パターン 3
  • ❌ よくある誤答:標本調査から求めた不良品の数を、「不良品はちょうど450個である」のように断定して答えてしまう
  • 💡 ここがちがう:標本調査の結果は母集団の一部から推定した値であり、多少の誤差を含む。標本と同じ割合が母集団全体で完全に成り立つとは限らない
  • ✅ 正しい理解:標本調査の結果は「およそ何個」「約何%」のように、推定値として表す

なぜ間違えやすいのか

身近な人だけを標本にする誤りは、偏りのある選び方を無作為と混同している可能性。

自分でチェック ── 診断問い

この章の核を1問で確認

Q. 標本調査では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?

やってみよう:標本調査について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。

つまずいたらここに戻ろう

この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。

  • junior3-math-07-problems
  • 割合
  • 平均値
  • junior2-math-07-03-data-compare

もっとくわしく

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3数学)
  • 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-06-26