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速さと運動の解き方/コツ

速さは 距離 ÷ 時間 でもとめる、いちばん基本の量です。中3では 記録タイマー や 距離-時間グラフ・速さ-時間グラフ を使い、等速直線運動か、加速・減速かを読み取れるようにします。単位をそろえることが最大のコツです。

速さと運動 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 公式と単位を確認する

まず使う公式を決めます。速さ = 距離 ÷ 時間、距離 = 速さ × 時間、時間 = 距離 ÷ 速さの3つ。3つの式は、速さ・距離・時間のうち2つが分かればもう1つが求められる関係です(覚え方として「は・じ・き」の図を使ってもよい)。次に単位を見て、距離がm・時間がsなら答えはm/s、距離がkm・時間がhならkm/hにそろえます。

例題:80mを10秒で走った速さは、80 ÷ 10 = 8 m/s。2時間で100km走った車は、100 ÷ 2 = 50 km/h。
ステップ 2:ステップ2: 単位をm/sとkm/hで変換する

問題によってm/sとkm/hが混ざります。混ぜたまま計算すると必ず誤答になるので、片方にそろえます。km/h → m/s は ÷3.6、m/s → km/h は ×3.6。理由は1km=1000m、1時間=3600秒で、1000/3600=1/3.6だからです。

例題:36 km/h は、36 ÷ 3.6 = 10 m/s。逆に 5 m/s は、5 × 3.6 = 18 km/h。
ステップ 3:ステップ3: 平均の速さと瞬間の速さを区別する

平均の速さは全行程の 全距離 ÷ 全時間。前半と後半の速さを足して2で割ってはいけません。瞬間の速さはある一瞬の速さで、スピードメーターが示す値です。問題文が「全体の」「平均の」と聞いていたら、距離と時間を全部たしてから割ります。

例題:100mを12秒、続けて100mを16秒で走ったとき、正しくは 200 ÷ 28 ≒ 7.1 m/s。なお (8.3+6.25)÷2 ≒ 7.3 m/s と計算するのは誤りで、距離と時間が違うので単純に2で割ってはいけません。
ステップ 4:ステップ4: 記録タイマーのテープを読み取る

記録タイマーは家庭用電源の周波数で動くため、東日本では50Hz(1秒に50打点)、西日本では60Hz(1秒に60打点)になります。50Hzなら5打点ごとに切ると0.1秒分、60Hzなら6打点ごとに切ると0.1秒分です。切ったテープの長さがその0.1秒間に進んだ距離なので、長さ÷0.1秒で速さの目安が出ます。問題文の周波数を必ず確認します。

例題:50Hzで5点間隔の長さが3cm(=0.03m)なら、速さ = 0.03 ÷ 0.1 = 0.3 m/s。
ステップ 5:ステップ5: テープやグラフから運動の種類を判定する

テープの間隔がすべて同じなら等速直線運動、だんだん長くなれば加速、だんだん短くなれば減速です。距離-時間グラフでは、傾きが大きいほど速い、グラフが直線なら等速(原点を通る場合は出発点が0)。グラフの高さではなく傾きを見るのがコツです。

例題:切ったテープが順に1.0cm、2.0cm、3.0cm、4.0cmと長くなる場合、同じ0.1秒で進む距離が増えているので加速運動です。

これだけは覚える

速さ=距離÷時間。m/sとkm/hは÷3.6と×3.6で変換。平均の速さ=全距離÷全時間。記録タイマーは50Hzで5打点、60Hzで6打点がそれぞれ0.1秒。距離-時間グラフは傾きで速さを読む。

よくあるつまずき

①km/hとm/sを混ぜたまま計算する。②平均の速さを「速さの平均」と勘違いして単純に足して2で割る。③グラフの高さで速さを判断する(正しくは傾き)。④50Hzと60Hzの違いを確認しない。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27