この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:100Nの力で物体を押したが物体が動かなかったとき、した仕事は100Jだと答えてしまう
- 💡 ここがちがう:理科でいう「仕事」は、力を加えただけでは発生せず、力の向きに物体が動いた距離をかけ合わせて求める。動かなければ距離が0なので仕事も0になる
- ✅ 正しい理解:仕事(J)=力(N)×力の向きに動いた距離(m)。力をかけても物体が動かなければ仕事は0Jである
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:動滑車を使うと引く力が半分になるので、した仕事も半分になると考えてしまう
- 💡 ここがちがう:動滑車では引く力は半分になるが、引く距離は2倍になる。力と距離をかけ合わせた仕事の量は道具を使っても変わらない(仕事の原理)
- ✅ 正しい理解:道具(滑車・てこなど)を使うと力は小さくできても、仕事の量そのものは変わらない(仕事の原理)
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:仕事率が100Wの機械が10秒間はたらいたときにした仕事を、100Jと答えてしまう
- 💡 ここがちがう:仕事率(W)は1秒あたりにする仕事(J/秒)を表す量なので、それ自体は仕事の量(J)ではない。時間をかけ合わせて初めて仕事の量が求まる
- ✅ 正しい理解:仕事(J)=仕事率(W)×時間(秒)。仕事率100Wの機械が10秒はたらくと、した仕事は100×10=1000Jになる
なぜ間違えやすいのか
観察結果、条件、考察、結論を分けずに、用語だけで判断している。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 仕事で、実験や観察から直接わかる結果と、そこから考える結論は何が違う?
やってみよう:仕事について、実験の目的・結果・結論を一文ずつ分けて説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3理科)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
