遺伝とメンデルの法則 を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 親の遺伝子型を書き出す
問題文から、親が純系(AAやaa)か雑種(Aa)かを読み取り、両親の遺伝子型を式の左に書きます。「丸い種子の純系」ならAA、「しわの純系」ならaa、「子(F₁)どうし」ならAa×Aaです。ここを間違えると後の表もずれるので、まず文章から型を確定させます。
ステップ 2:ステップ2: 各親が作る生殖細胞を書く
分離の法則により、対の遺伝子は減数分裂で1個ずつに分かれて生殖細胞に入ります。AAからはAだけ、aaからはaだけ、AaからはAとaが半分ずつできます。表を作る前に、両親それぞれが出せる生殖細胞の種類を、横と縦に並べて準備します。
ステップ 3:ステップ3: 組合せ表で子の遺伝子型を求める
縦と横に生殖細胞を並べ、マスの中に組合せを書き込みます。Aa×Aaなら4マスでAA:Aa:aa=1:2:1になります。同じ組合せはまとめて数え、必ず合計が4になっているか確認します。表を作る習慣をつけると、応用問題でもミスが減ります。
ステップ 4:ステップ4: 顕性・潜性のルールで表現型に直す
AとaがそろったAaは顕性が表に出るので、AAもAaも見た目は同じ(丸)になります。aaだけが潜性(しわ)として現れます。遺伝子型の比1:2:1を、AA+Aaを丸としてまとめ直すと丸:しわ=3:1になります。問題が聞いているのが遺伝子型か表現型かを確認しましょう。
ステップ 5:ステップ5: 比を使って粒数や割合を計算する
「F₂で800粒のうちしわは何粒?」のような問題は、比を分数になおして全体にかけます。丸:しわ=3:1なら、しわは全体の1/4です。3:1はあくまで予想なので「およそ」「予想」と書くと安心です。Aa×aaなどでは比が1:1に変わることも忘れずに。
これだけは覚える
親の遺伝子型→生殖細胞→組合せ表→表現型、の順で必ず書く。Aa は顕性が表に出るので AA と同じ見た目。F₁(純系どうし)はすべて Aa、F₂(Aa どうし)は表現型 3:1、Aa×aa は 1:1。
よくあるつまずき
3:1 はあくまで確率的な予想で、少数ではぴったり出ないのが普通。「優性/劣性」は現在顕性/潜性と呼び、潜性は「劣っている」意味ではない。遺伝子型(AA・Aa・aa)と表現型(丸・しわ)を混同しないこと。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
