月の満ち欠け を解く・整理する5ステップ
各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。
ステップ 1:ステップ1: 太陽・地球・月の位置を図にする
まず太陽の光が来る向きを矢印で書き、地球を真ん中におく。次に月を新月・上弦・満月・下弦の4つの位置に円で描く。月の太陽側の半分だけ明るく塗ると、地球から見える形がそのまま分かる。
例題:太陽→地球→月の順に並べば、月の明るい面が地球を向く→満月。太陽→月→地球の順なら暗い面が地球を向く→新月。
ステップ 2:ステップ2: 形の見分けは「明るい側がどちらか」で決める
月の右半分が明るければ上弦の月、左半分が明るければ下弦の月。新月から満月へ向かう途中が上弦、満月から新月へ向かう途中が下弦と、サイクルの進む向きとセットで覚える。約29.5日で1周する。
例題:夕方の南の空に右半分が明るい半月が見えた→上弦の月。明け方の南の空に左半分が明るい半月→下弦の月。
ステップ 3:ステップ3: 南中時刻は「太陽からの離れ方」で求める
新月は太陽と同じ方向なので正午に南中(昼間で見えない)。上弦は太陽から90度離れて18時頃に南中。満月は太陽の反対側で真夜中(24時頃)。下弦はさらに90度進んで明け方に南中。
例題:「満月が真南に来るのは何時頃か」→満月は太陽の反対側にあるから真夜中。月の出は1日に約50分ずつ遅くなる。
ステップ 4:ステップ4: 日食・月食は「3天体が一直線」で判定
日食は太陽→月→地球の順(新月のとき)に並び、月が太陽を隠す。月食は太陽→地球→月の順(満月のとき)に並び、月が地球の影に入る。満ち欠けそのものは影と無関係なので混同しない。
例題:「日食が起こるのは新月か満月か」→新月。「月食は」→満月。皆既月食では月が赤銅色に見える。
ステップ 5:ステップ5: 答えを書く前に「位置・形・時刻」を見直す
答案を書いたら、自分で描いた図にもどって位置→明るい側→南中時刻の3点が矛盾しないか確認する。「満月なのに夕方南中」など組み合わせがおかしければ、位置の図を描き直す。
例題:下弦の月+南の空+明け方→OK。下弦の月+南の空+夕方→NG(夕方の南は上弦)。
これだけは覚える
月は太陽の光を反射するだけ。形はすべて太陽・地球・月の位置関係で決まる。サイクルは新月→上弦→満月→下弦→新月(約29.5日)。日食=新月、月食=満月のときだけ起こる。
よくあるつまずき
「満ち欠けは地球の影」と思いこむのは誤り。影が関係するのは月食だけ。新月は月が消えるのではなく暗い面が地球を向いている状態。上弦・下弦は「弦の向き」だけでなく時刻と方角もセットで覚える。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
- 最終更新:2026-06-27
