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エネルギー資源と科学技術の解き方/コツ

エネルギー資源と科学技術は、発電方式ごとの変換の道すじと長所・課題のセットを混同すると失点しやすい単元です。「→」でつなぐ整理と、利便性と課題の両面で答えるのがコツ。ここでは答案で差がつく整理のしかたを順番に紹介します。

エネルギー資源と科学技術 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 発電方式ごとに「もとのエネルギー」を書き出す

火力=化学エネルギー、水力=位置エネルギー、原子力=核エネルギー、太陽光=光エネルギーと、まず出発点を確認する。風力は風の運動エネルギー、地熱はマグマの熱エネルギー、バイオマスは植物などの化学エネルギーが出発点になる。

例題:「バイオマス発電のもとのエネルギーは?」には、植物などが持つ化学エネルギーと答える。
ステップ 2:ステップ2: 「→」でエネルギー変換の道すじを並べる

火力・原子力は3〜4段階(化学または核→熱→運動→電気)、水力は2段階(位置→運動→電気)、太陽光は1段階(光→電気)と、段階数を意識して書く。

例題:火力発電の道すじは「化学エネルギー(化石燃料)→熱エネルギー→運動エネルギー→電気エネルギー」。
ステップ 3:ステップ3: 各方式の長所と課題をセットで整理する

長所だけ、課題だけを覚えるのではなく、必ずペアで整理する。原子力は少量の燃料で大量発電できる(長所)が、放射線管理・放射性廃棄物処理が必要(課題)という具合にセットで書く。

例題:「再生可能エネルギーの長所と課題をそれぞれ1つ」には、資源が枯渇しない(長所)/天候に左右され不安定(課題)と書く。
ステップ 4:ステップ4: カーボンニュートラルの考え方を「差し引きゼロ」で理解する

カーボンニュートラルは「CO2を出さない」ではなく「排出量と吸収量の差し引きをゼロに近づける」という考え方だと整理する。バイオマス発電が代表例で、燃やす時にCO2を出すが燃料の植物が育つ間に同じ量を吸収していると考える。

例題:「バイオマス発電がカーボンニュートラルと言われる理由」には、燃焼で出すCO2と植物が育つ間に吸収するCO2が同じ量だから、と書く。
ステップ 5:ステップ5: 科学技術の記述問題は「利便性と課題の両方」で書く

プラスチックや新素材の記述問題では、便利さ(利便性)と抱える問題(課題)の両方に触れ、「使わない」ではなく「工夫して使う」という結論でまとめる。

例題:「プラスチックを今のまま使い続けることの問題点」には、利便性の高さとマイクロプラスチックなどの課題の両方を書き、3Rなどの工夫が必要と結論づける。

これだけは覚える

「発電方式は→でつなぐ変換の道すじで整理」「長所と課題は必ずセットで書く」の2点。カーボンニュートラルは差し引きゼロの考え方、科学技術は利便性と課題の両面で評価する。

よくあるつまずき

変換の道すじの段階数を混同する、長所だけ・課題だけで答えて片方を書き忘れる、カーボンニュートラルを「CO2ゼロ」と誤解する、の3つが頻出ミス。必ず段階数とペアの両方を確認してから答えましょう。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-08-14