この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:高度経済成長のころは、生活が便利になってよいことばかりだったと答える
- 💡 ここがちがう:所得が増えて家電製品が普及した一方、大都市への人口集中による過密や、地方の過疎化、四大公害病のような負の影響も同時に起きた。テストでは「光」と「影」の両方を書く必要がある。
- ✅ 正しい理解:高度経済成長は1950年代半ばから1970年代初めにかけての急速な経済発展。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:朝鮮戦争に日本が軍隊を送って直接戦い、その勝利で経済が成長したと答える
- 💡 ここがちがう:日本は憲法上、朝鮮戦争に軍隊を派遣していない。実際にはアメリカ軍からの軍需物資の大量注文(特需)を受けたことで国内の工業生産が急回復し、経済成長のきっかけになった。
- ✅ 正しい理解:朝鮮戦争の特需、技術革新、輸出拡大、都市化が成長を支えた。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:「新三種の神器」を問われて、テレビ・洗濯機・冷蔵庫と答える
- 💡 ここがちがう:テレビ・洗濯機・冷蔵庫は1950年代後半に普及した「三種の神器」。「新三種の神器(3C)」はそれより後の1960年代後半に普及したカー(自動車)・クーラー・カラーテレビのことで、時期も品目も異なる。
- ✅ 正しい理解:三種の神器(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)は1950年代、3C(カー・クーラー・カラーテレビ)は1960年代後半に普及した家電・耐久消費財である。
なぜ間違えやすいのか
用語を単独で暗記し、背景・できごと・変化・影響の因果関係で整理できていない。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 高度経済成長は、何が背景で、何が結果・影響にあたる?
やってみよう:高度経済成長について、背景・できごと・結果をそれぞれ一文で説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 市場経済と価格
- 政府の役割
- 生活と経済
- 前の時代の政治
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中1社会)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
