この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| canの肯定文と否定文の違い | can(肯定文) | cannot(否定文) |
| canの肯定文と疑問文の違い | 肯定文 | 疑問文 |
| canと三人称単数現在のsの違い | canの文 | 三単現の文 |
1. canの肯定文と否定文の違い
| 比べる軸 | can(肯定文) | cannot(否定文) |
|---|---|---|
| 意味 | 〜できる | 〜できない |
| 形 | 主語 + can + 動詞の原形 | 主語 + cannot + 動詞の原形 |
| 短縮形 | なし(canのまま) | can't |
| 例文 | I can swim. | I cannot swim. / I can't swim. |
| notの有無 | notをつけない | canの直後にnotをつけてcannotにする |
| 書き方の注意 | そのままcanを動詞の前に置く | cannotは1語で書く(can notよりcannotが安全) |
| 会話でよく使う形 | can | can't(カント) |
なぜこの違いが生まれたのか
canは動詞の前に置いて「〜できる」という意味を足す助動詞です。否定にしたいときは、be動詞や一般動詞のようにdo/doesを使わず、canの後ろにnotをつけてcannot(または can't)と書くだけで「〜できない」を表せます。canが助動詞だからこそ、この簡単なルールで否定が作れます。なお、後ろの動詞は肯定文・否定文どちらでも原形のままで変わりません。
混同しやすいポイント
「I don't can swim.」のようにdo notを使ってしまうミスが多い。canの否定はcannot(can't)だけでよく、do/doesは不要。また「can not」と2語に分けず、cannotと1語で書くのがテストでは安全。
テストでの聞かれ方
「次の文を否定文に書きかえなさい」でI can swim. → I cannot swim.が頻出。短縮形のcan'tで書かせる問題や、「She can plays tennis.」などの誤りなおしで否定形の作り方を確認させる問題もよく出る。
2. canの肯定文と疑問文の違い
| 比べる軸 | 肯定文 | 疑問文 |
|---|---|---|
| 意味 | 〜できる(伝える) | 〜できますか?(たずねる) |
| 語順 | 主語 + can + 動詞の原形 | Can + 主語 + 動詞の原形 ? |
| 文の先頭の語 | 主語(I, You, She など) | Can |
| canの位置 | 主語のすぐ後ろ | 文のいちばん前 |
| 文末 | ピリオド(.) | クエスチョンマーク(?) |
| 例文 | You can swim. | Can you swim? |
| 応答の形 | 応答は不要 | Yes, 主語 + can. / No, 主語 + can't. |
なぜこの違いが生まれたのか
canは助動詞なので、疑問文を作るときはbe動詞と同じくcanを文の先頭に出すだけでOKです。一般動詞のようにDo/Doesは必要ありません(canは助動詞なので、肯定文・疑問文どちらでもDo/Doesは常に不要です)。「主語とcanを入れ替える」というシンプルな共通ルールで、疑問文が作れます。
混同しやすいポイント
「Do you can swim?」のようにDoとcanを両方使ってしまうミスが多い。canの疑問文ではDoは不要で、Canで文を始めるだけ。また、答えるときに「Yes, I do.」と答えてしまうのもNGで、Yes, I can. / No, I can't.と答える。
テストでの聞かれ方
「次の文を疑問文に書きかえ、Yes/Noで答えなさい」でYou can swim. → Can you swim? — Yes, I can.が定番。並びかえ問題で(play/can/the/you/guitar)→ Can you play the guitar?のように語順を問う問題も頻出。
3. canと三人称単数現在のsの違い
| 比べる軸 | canの文 | 三単現の文 |
|---|---|---|
| 助動詞の有無 | 助動詞canを使う | 助動詞は使わない |
| 動詞・助動詞へのsの付与 | canにも動詞にもsをつけない(×She cans / ×She can sings) | 主語がshe/he/itのとき動詞にsをつける(She sings) |
| 動詞の形 | 主語が誰でも原形のまま | 主語がshe/he/itならsをつける |
| 例文(She) | She can sing. | She sings. |
| 意味 | 〜できる(能力・許可) | ふだん〜する(習慣・事実) |
| 否定文の作り方 | cannot / can't | does not / doesn't + 動詞の原形 |
| 疑問文の作り方 | Canを文頭に | Doesを文頭に |
なぜこの違いが生まれたのか
canは助動詞で、後ろの動詞はいつも原形のままです。一方、三人称単数現在(Lesson 5で学習)は主語がshe/he/itのとき動詞にsをつけます。canの文ではcan自身にも後ろの動詞にもsをつけないのがポイントで、これが両者を混同しないコツです。
混同しやすいポイント
「She cans sing.」「She can sings.」のように、canや動詞にsをつけてしまうミスが非常に多い。canを使ったら主語がshe/he/itでも形は変わらないと覚える。
テストでの聞かれ方
誤りなおし問題でShe cans play the piano. → She can play the piano.や、I can sings well. → I can sing well.のように、sの位置を直させる問題が頻出。「主語がshe/heでもcanは変化しない」ことを確認させる問題も多い。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
