この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:「白い大きな建物が見える。」の「白い」は直後の文節「大きな」に係ると答える
- 💡 ここがちがう:修飾語が係る先は直後の文節とは限らない。「白い」がくわしくしているのは連体詞「大きな」ではなく体言「建物」で、意味のうえで「白い建物」とつながる。
- ✅ 正しい理解:修飾語がどの文節に係るかは、意味が通じるかどうかで判断する。直前の文節に係るとは限らず、離れた文節に係ることもある。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:「父と母が来る。」で「父と」は「母が」を修飾していると考えてしまう
- 💡 ここがちがう:「父と」が「母が」をくわしくしていると考えているが、二つは対等に並んでおり、「母と父」と入れかえても意味は変わらない。これは修飾ではなく並立である。
- ✅ 正しい理解:「父と母が」は並立の関係で、2つの文節が同じ資格で結びつき、まとめて主語になっている。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:「公園を走っている。」の「いる」を、「公園にいる」と同じ存在を表す独立した動詞だと考えてしまう
- 💡 ここがちがう:「公園にいる」の「いる」と同じ存在の意味だと考えているが、ここでは前に「て」が付き「走っている」で進行を表している。中心の動作は「走る」で、「いる」はその意味を助けている。
- ✅ 正しい理解:「走っている」の「いる」は補助動詞で、単独の意味は弱まり、前の文節「走って」に意味を添える働きをする。
なぜ間違えやすいのか
近くにある文節をそのまま係り先にする答えは、意味のつながりを確認していないため不十分である。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 文節と単語の関係で、その答えの根拠になる本文表現や文法規則はどこにある?
やってみよう:文節と単語の関係について、答えの根拠になる語句を本文または文法規則から1つ示そう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中1国語)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
