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正負の数の解き方/コツ

正負の数は、0を基準に反対向きの量を表す数として読みます。加減は数直線上の移動、乗除は符号と絶対値を分けて考えるのがコツ。四則混合では、累乗・かっこ・乗除・加減の順序を守ることで、計算ミスをぐっと減らせます。

1章 問題集(50問) を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 同符号か異符号かを判定する

加法では、まず2つの数の符号が同じか反対かを確認します。同符号なら絶対値を足して共通の符号をつけ、異符号なら絶対値の大きい方から小さい方を引いて、絶対値の大きい方の符号をつけます。最初に符号の場合分けを決めると、絶対値だけの計算に集中できます。

例題:(−5) + (−6) は同符号なので 5+6=11 に共通符号「−」をつけて −11。(+8) + (−3) は異符号なので 8−3=5 に大きい方「+」をつけて +5。
ステップ 2:ステップ2: 減法は加法に直す

減法は、引く数の符号を変えて加法に直すのが基本です。a−b の形を a+(−b) に書きかえれば、あとはステップ1の加法ルールがそのまま使えます。この変形を毎回はっきり書くと、符号ミスがほぼなくなります。

例題:(+5) − (−3) は (+5) + (+3) = +8。(−7) − (+2) は (−7) + (−2) = −9。
ステップ 3:ステップ3: 乗除は負の数の個数で符号を決める

かけ算・わり算では、負の数の個数を数えるだけで答えの符号が決まります。負が偶数個なら「+」、奇数個なら「−」。符号を先に決めてから、絶対値どうしのかけ算・わり算を行うと、頭の中が整理されます。

例題:(−3) × (+4) × (−2) は負が2個(偶数)→「+」。絶対値は 3×4×2=24 なので +24。
ステップ 4:ステップ4: 累乗のかっこの有無を区別する

(−3)² と −3² はまったく別の式です。(−3)² は (−3)×(−3)=+9、−3² は −(3×3)=−9。かっこの中身ごと累乗なのか、数だけを累乗してから符号なのかを必ず確認しましょう。指数が偶数なら正、奇数なら負(底が負の場合)と覚えると速いです。

例題:(−2)⁴ は指数4=偶数 → 符号は「+」、絶対値 16 で +16。(−2)⁵ は指数5=奇数 → 符号は「−」、絶対値 32 で −32。
ステップ 5:ステップ5: 四則混合は順序を守って計算する

複数の演算がある式では、かっこ → 累乗 → 乗除 → 加減の順で処理します。順序を飛ばさず、途中式を等号でつなげて書くことが大切。文章題では、まず「何を求めるか」と単位を確認し、基準(0)からの増減として式を立てると見通しが立ちます。

例題:−2 + 3 × (5 − 8) は、かっこを先に 5−8=−3、次に 3×(−3)=−9、最後に −2+(−9)= −11。

これだけは覚える

加法は同符号・異符号の判定、減法は加法に変形、乗除は負の数の個数で符号、累乗はかっこの有無に注意、四則混合はかっこ→累乗→乗除→加減の順。この5本柱を守れば、1章の計算は安定します。

よくあるつまずき

−3² と (−3)² を同じにする誤り(前者は −9、後者は +9)。異符号の加法で絶対値を足してしまう誤り(大きい方から小さい方を引く)。負の数で割ると必ず小さくなると思い込む誤り(符号と大小は別に考える)。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27