1次式の加法・減法 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:同類項をまとめる基本計算を問う
📝 典型的な出題例:次の式を計算しなさい。 (1) 3x+7x (2) 9a−5a (3) −2y+8y (4) x+4x−2x
✅ 答え方のコツ:文字部分が同じ項(同類項)の係数だけを足し引きする。手順は、①文字部分を確認、②係数だけ計算、③文字はそのまま残す。例:3x+7x=(3+7)x=10x。x の係数は1と数えるのを忘れない。
🔑 押さえる用語:同類項, 係数, 1次式
⚠️ ありがちなミス:x+4x−2xで「1」を数え忘れて4x−2x=2xとする誤答。正しくは x の係数を1と数えて (1+4−2)x=3x。係数のない文字は係数1として計算する。
パターン2:文字の項と定数項が混ざる式の整理を問う
📝 典型的な出題例:次の式を計算しなさい。 (1) 2x+5+4x−3 (2) 7a−4−2a+9 (3) −x+6+3x−10
✅ 答え方のコツ:①文字の項どうしと定数項どうしに分けてグループ化、②それぞれの係数を計算、③標準形(文字の項+定数項)に整える。例:−x+6+3x−10=(−1+3)x+(6−10)=2x−4。
🔑 押さえる用語:同類項, 定数項, グループ化
⚠️ ありがちなミス:2x+3を5xとまとめてしまう誤答。文字の項と定数項は同類項ではないのでまとめられない。
パターン3:カッコをはずす計算を問う
📝 典型的な出題例:次の式を計算しなさい。 (1) (2x+3)+(4x−5) (2) (7a−4)−(3a+2) (3) (5x+2)−(3x−4)
✅ 答え方のコツ:カッコの前の符号をまず確認。+( )は中身そのまま、−( )は中身の各項の符号をすべて反転。例:−(3a+2)=−3a−2、−(3x−4)=−3x+4。カッコをはずしたあと同類項を整理する。
🔑 押さえる用語:カッコのはずし方, 符号, 同類項
⚠️ ありがちなミス:−(3x−4)を−3x−4と書いてしまう誤答。マイナスはカッコ内全体にかかるので、後ろの−4も+4に変える。
パターン4:違う文字どうしを区別できるかを問う
📝 典型的な出題例:次の式を計算しなさい。 (1) 3x+5y (2) 4a−2b+a+3b (3) 2x+3y−x+y
✅ 答え方のコツ:文字が違う項は同類項ではないのでまとめられず、そのまま残す。3x+5yは答えも3x+5yのまま。4a−2b+a+3bは、aはaで、bはbでそれぞれまとめて5a+b。2x+3y−x+y は、xはxで、yはyでまとめて x+4y。
🔑 押さえる用語:同類項, 文字の部分, 1次式
⚠️ ありがちなミス:3x+5yを8xyにする、2x+3y−x+y を 5xy のように違う文字までまとめてしまう誤答。文字が同じでないと合わさらない。
パターン5:減法を加法に直して処理する応用を問う
📝 典型的な出題例:次の式を計算しなさい。 (1) (x+y)−(2x−y) (2) (3a+2b)−(a−4b) (3) (4x−5y)−(2x+3y)
✅ 答え方のコツ:減法は引く式全体の各項の符号を反転して加法化する。手順は、①−( )を符号反転してカッコをはずす、②同類項をグループ化、③係数を計算。例:(3a+2b)−(a−4b)=3a+2b−a+4b=2a+6b。
🔑 押さえる用語:減法, 符号反転, 加法化
⚠️ ありがちなミス:−(a−4b)で先頭の−aだけ符号を変え、後ろの−4bをそのままにしてしまう誤答。カッコ内の全項の符号を変える。
テスト前の総仕上げ
計算の流れは①カッコをはずす ②同類項どうしをグループ化 ③係数を計算の3ステップ。特に−( )のあとの符号と係数1の省略に注意。途中式をていねいに書くと失点が大きく減る。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
