この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:x+3=7を「x=7-3」に移項すると、もとの式とは別の方程式になり、答えも変わってしまうと誤って考える
- 💡 ここがちがう:移項は等式の性質(両辺から同じ数を引く)を使った変形であり、見た目は変わっても方程式の答え(解)は変わらない。
- ✅ 正しい理解:移項は、等式の一方の辺から他方の辺へ項を移すと符号が変わる操作で、両辺に同じ数を足し引きした結果を省略して表したものである。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:x+5=12を解くとき、+5をそのまま移項して「x = 12 + 5 = 17」と答える
- 💡 ここがちがう:移項するときに符号を変え忘れている。左辺の+5を右辺に移すと-5になるのに、+5のまま足してしまっている。
- ✅ 正しい理解:移すのは項であり、項の符号も一緒に変えて扱う。x+5=12はx=12-5=7となる。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:5x=10を解くとき、係数5を移項して「x = 10 - 5 = 5」と答える
- 💡 ここがちがう:係数の5を移項して消そうとしている。3や5などの係数は文字にかけ算でつながっているので移項できず、両辺を割って処理する。
- ✅ 正しい理解:移項できるのは+や-でつながる項だけで、係数は両辺を同じ数で割って消す。5x=10の両辺を5で割るとx=2になる。
なぜ間違えやすいのか
3x+2=8を3x=8+2とする誤答は、移項時に符号を変える理解が不足している。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 移項を使った解き方では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?
やってみよう:移項を使った解き方について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 等式の性質
- 一次式の整理
- いろいろな一次方程式
- junior1-math-03-05-word-problems
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中1数学)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
