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代表値と範囲のテスト頻出パターン

中1「データの活用」では、平均値・中央値・最頻値の3つの代表値と、データの広がりを示す範囲がテストの中心。計算で出すパターンに加え、極端に離れた値があるときどの代表値が適切かを答える記述問題や、度数分布表からの読み取りもよく狙われる。定義と求め方を正確に区別できることがカギ。

代表値(平均・中央・最頻)と範囲 のテスト頻出 5 パターン

定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。

パターン1:平均値・中央値・最頻値・範囲をまとめて求める計算
📝 典型的な出題例:次のデータについて、平均値・中央値・最頻値・範囲をそれぞれ求めなさい。データ:4, 6, 8, 8, 10, 12, 14(7個)
✅ 答え方のコツ:定義どおりに手順を分けるのがコツ。①平均=合計÷個数。②中央値は小さい順に並べ替えてから真ん中を取る。③最頻値は最も多く現れる値を探す(最大値ではない)。④範囲=最大値−最小値。順序を必ず守る。
🔑 押さえる用語:平均値, 中央値, 最頻値, 範囲
⚠️ ありがちなミス:中央値を並べ替えずに「真ん中の番号の値」と答えてしまう。また、最頻値を「いちばん大きい値」と勘違いする誤りもよく出る。
パターン2:偶数個データの中央値を求める
📝 典型的な出題例:次のデータの中央値と最頻値を求めなさい。データ:3, 5, 5, 7, 9, 11(6個)
✅ 答え方のコツ:個数が偶数のときは真ん中の2つの平均が中央値。①小さい順に並べる。②個数の半分の番目とその次の番目を取り出す(6個なら3番目と4番目、つまり5と7)。③(5+7)÷2=6 と平均する。最頻値は登場回数を数えるだけ。
🔑 押さえる用語:中央値, 偶数個, 真ん中2つの平均
⚠️ ありがちなミス:偶数個なのに「真ん中の2つのうちどちらか1つ」を答えてしまう。平均を取る手順を忘れがち。
パターン3:極端に離れた値があるときどの代表値が適切かを記述する
📝 典型的な出題例:あるクラスで貯金額を調べたら、平均値が8000円なのに中央値が3000円だった。これはどんな状況を表しているか説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:平均と中央値のずれ=極端に離れた値の存在を読み取るのがポイント。①平均が中央値より大きい→1人だけ非常に高い値(例えば貯金が極端に多い生徒)がいる。②平均はその影響を受けて引き上げられる。③「クラスのふつうの実態」を表すのは中央値のほう、とまとめる。なお、こうした極端な値は中2で「外れ値」と呼ばれる。
🔑 押さえる用語:極端に離れた値, 平均値の弱み, 中央値
⚠️ ありがちなミス:「平均値のほうが正確」と書いてしまう。極端に高い(低い)値があるときは中央値のほうが実態に近いという結論を逆にしがち。
パターン4:度数分布表から代表値を求める
📝 典型的な出題例:次の度数分布表から、平均値・中央値・最頻値を求めなさい(各階級の階級値と度数が与えられている)。
✅ 答え方のコツ:①平均値は(階級値×度数)の合計÷全体の度数で計算。②最頻値は度数が最も大きい階級の階級値を答える。③中央値は累積度数を見て、真ん中の人がどの階級に入るかを調べ、その階級の階級値を答える。
🔑 押さえる用語:度数分布表, 階級値, 累積度数, 最頻値
⚠️ ありがちなミス:最頻値を「度数そのもの」と答えてしまう。問われているのは値(階級値)であって、何人いたかではない。
パターン5:範囲を求め、データの広がりを比較する
📝 典型的な出題例:AグループとBグループのテストの点数について、それぞれの平均値と範囲を比べ、どちらがばらつきが大きいか答えなさい。
✅ 答え方のコツ:範囲=最大値−最小値で計算。①各グループの最大値と最小値を見つける。②引き算で範囲を出す。③平均が同じでも範囲が大きい方が広がりが大きいとまとめる。引き算であることを忘れないように注意。
🔑 押さえる用語:範囲, 最大値, 最小値, ばらつき
⚠️ ありがちなミス:範囲を聞かれているのに「最大値だけ」を答えてしまう。また、最大値−最小値の引き算でミスをしたり、データの個数と範囲を取り違える誤りも多い。

テスト前の総仕上げ

テスト直前は、平均値・中央値・最頻値の3つの定義と求め方を口で言えるか確認しよう。特に「中央値は並べてから」「範囲は引き算」「極端に離れた値があれば中央値」の3点は記述でも頻出。度数分布表の問題は階級値と度数の区別を要チェック。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
  • 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-07-07