この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:最頻値を求めるとき、いちばん大きい値(9)を最頻値だと答えてしまう。
- 💡 ここがちがう:最頻値は「もっとも多く現れる値」であって、「もっとも大きい値」ではない。値の大きさと出てくる回数(頻度)を混同している。
- ✅ 正しい理解:最頻値は度数がいちばん多い値(この場合は5)である。平均値・中央値・最頻値はそれぞれ違う代表値の求め方で、平均値がいつも最もよい代表値とは限らない。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:データを大きさの順に並べ替えずに、もとの順番のまま真ん中にある値(20)を中央値と答えてしまう。
- 💡 ここがちがう:中央値を求めるときは、まず小さい順に並べ替えてから真ん中の値を見る必要がある。並べる前の順のままでは、真ん中にあるだけの数を中央値と誤認してしまう。
- ✅ 正しい理解:データを小さい順に並べ替え、真ん中の値(この場合は30)を中央値とする。データの数が偶数のときは、中央の2つの値の平均を中央値とする。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:範囲を求めるとき、最大値と最小値を足し算してしまう(100+60=160)。
- 💡 ここがちがう:範囲は最大値と最小値の「差」で求める。足し算にすると、データの散らばり具合を正しく表せなくなる。
- ✅ 正しい理解:範囲は最大値-最小値で求める(100-60=40)。範囲だけでは分布の形や中心はわからないので、代表値と合わせて見る必要がある。
なぜ間違えやすいのか
中央値を並べずに選ぶ誤りは、順序統計量という考えが抜けている。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 代表値(平均・中央・最頻)と範囲では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?
やってみよう:代表値(平均・中央・最頻)と範囲について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中1数学)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
