物質の見分け方 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:物体と物質のちがいを問う
📝 典型的な出題例:「コップ」「ガラス」のうち、物質の名前を答えているのはどちらか。また、その理由を「使い道」「材料」という言葉を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:物体=形・使い道、物質=材料・中身と覚えるのがコツ。ステップ1:その語が「何の形か・何に使うか」を表すなら物体。ステップ2:「何でできているか」を表すなら物質。コップ・ペン・はさみは物体、ガラス・鉄・砂糖は物質と判断します。
🔑 押さえる用語:物体, 物質, 材料
⚠️ ありがちなミス:「コップ」を物質と答えてしまうミス。コップはガラス製・プラスチック製・金属製とさまざまで、材料ではなく形の名前です。
パターン2:金属に共通する性質を問う
📝 典型的な出題例:金属に共通する性質を3つ答えなさい。また、「磁石につくこと」が金属共通の性質といえない理由を説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:金属の共通性は金属光沢・電気をよく通す・熱をよく伝える・展性/延性の4つから選んで答えます。ステップ1:4つの中から3つを書く。ステップ2:磁石については「鉄・ニッケル・コバルトなど一部だけにつく性質で、銅やアルミなど多くの金属はつかないから」と書けば満点です。
🔑 押さえる用語:金属光沢, 展性, 延性, 電気をよく通す, 熱をよく伝える
⚠️ ありがちなミス:「磁石につく」を金属共通の性質に入れてしまうミス。10円玉(銅)や1円玉(アルミ)は金属でも磁石につきません。
パターン3:有機物・無機物の分類を問う
📝 典型的な出題例:次の物質を有機物と無機物に分けなさい。砂糖・食塩・水・木・プラスチック・ガラス・炭。
✅ 答え方のコツ:有機物=燃やすと二酸化炭素と水が出る物質と判断します。ステップ1:紙・木・砂糖・プラスチック・ろう・エタノールは有機物。ステップ2:水・食塩・ガラス・金属は無機物。ステップ3:炭(炭素)・二酸化炭素は炭素を含みますが、中学理科では例外として無機物に分類する、と覚えるのがポイントです。
🔑 押さえる用語:有機物, 無機物, 炭素, 炭
⚠️ ありがちなミス:「炭素を含む=有機物」と機械的に覚えると、例外である炭・二酸化炭素を間違えてしまうミス。中学理科では炭や二酸化炭素は例外的に無機物にふくめる、と覚えましょう。
パターン4:実験結果から物質を判断させる記述問題
📝 典型的な出題例:白い粉Aを燃やすと黒くこげ、出てきた気体を石灰水に通すと白くにごった。Aは有機物か無機物か。理由とあわせて答えなさい。
✅ 答え方のコツ:「石灰水の白濁=二酸化炭素の発生」を必ず書くのが得点のコツ。ステップ1:結論「有機物である」を先に書く。ステップ2:理由として「石灰水が白くにごったことから二酸化炭素が発生した」「黒くこげたことから炭素を含む」を述べる。ステップ3:「燃やすと二酸化炭素が出る物質は有機物だから」と結ぶ。
🔑 押さえる用語:石灰水, 二酸化炭素, 燃焼, 炭素
⚠️ ありがちなミス:「黒くこげたから有機物」とだけ書いて、石灰水の変化に触れないミス。二酸化炭素発生の根拠を必ず書きましょう。
パターン5:実験計画(似た白い粉の区別)を問う
📝 典型的な出題例:見た目が似ている食塩・砂糖・小麦粉を区別する実験を、少なくとも2つ答えなさい。
✅ 答え方のコツ:性質のちがいを使い分けるのがコツ。方法1:燃やす。砂糖と小麦粉は有機物で黒くこげ、食塩は無機物で燃えない→食塩が区別できる。方法2:水に入れる。食塩と砂糖はとけて透明、小麦粉はとけず白くにごる→小麦粉が区別できる。2つを組み合わせれば3つすべて区別できると書ければ完璧です。
🔑 押さえる用語:有機物, 無機物, 水への溶け方, 燃焼
⚠️ ありがちなミス:「なめて味で区別する」のみを答えるのは不十分(理科の実験では薬品をむやみになめないのが原則)。燃焼・水への溶け方など物質の性質を使った区別を答えるのがテストの定石です。
テスト前の総仕上げ
暗記より「実験 → 結果 → だから○○」の流れで覚えるのが合格への近道。とくに石灰水=二酸化炭素、塩化コバルト紙=水、磁石は金属判別に使わないの3点は必ず押さえましょう。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
