この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:120gの水に砂糖30gを溶かした砂糖水の濃度を、30÷120×100=25%と計算してしまう。
- 💡 ここがちがう:割る相手を水(溶媒)にしてしまっている。濃度は溶質の質量を「水溶液(溶質+溶媒)」の質量で割って求める。
- ✅ 正しい理解:この場合の水溶液の質量は120+30=150g。濃度は30÷150×100=20%が正しい。透明なら純粋な水とは限らず、食塩水や砂糖水も透明である。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:溶けた物質は消えたと答える
- 💡 ここがちがう:水に溶けた物質は、目に見えないほど小さな粒子になって水全体に広がっているだけで、なくなったわけではない。
- ✅ 正しい理解:溶けている物質を溶質、とかしている水を溶媒、全体を溶液という。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:食塩水をろ紙でろ過すれば、食塩を水から取り除けると答えてしまう。
- 💡 ここがちがう:ろ過は、液体と、液体に溶けていない固体の粒を分けるための操作。食塩水の食塩は水に溶けて目に見えない小さな粒子になっているため、ろ紙の穴を通り抜けてしまい、ろ過では分けられない。
- ✅ 正しい理解:ろ過で水溶液中の溶質(食塩など)は取り除けないことが多い。溶けている物質を取り出すには、蒸発させる(結晶を取り出す)などの方法を使う。
なぜ間違えやすいのか
観察結果、条件、考察、結論を分けずに、用語だけで判断している。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 水溶液で、実験や観察から直接わかる結果と、そこから考える結論は何が違う?
やってみよう:水溶液について、実験の目的・結果・結論を一文ずつ分けて説明しよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中1理科)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
