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溶解度と再結晶のテスト頻出パターン

この単元は溶解度曲線の読み取りと再結晶の計算が出題の二本柱です。とくに「水100gあたり」という基準を見落とすミスが多発します。さらに食塩は再結晶しにくい理由を記述で問う問題も定番。用語の定義と計算手順をセットで押さえましょう。

溶解度と再結晶 のテスト頻出 5 パターン

定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。

パターン1:用語の定義を問う
📝 典型的な出題例:ある温度で、それ以上溶質が溶けない状態の水溶液を何というか。また、水100gに溶ける溶質の最大の質量を何というか答えなさい。
✅ 答え方のコツ:飽和水溶液=これ以上溶けない水溶液、溶解度=水100gに溶ける最大の質量(g)。①基準が「水100g」であること、②物質ごと・温度ごとに値が決まることをセットで覚える。記述では「最大」「水100g」のキーワードを必ず入れる。
🔑 押さえる用語:飽和水溶液, 溶解度, 水100g
⚠️ ありがちなミス:基準を「水溶液100g」と書いてしまうミス。溶解度はあくまで「水(だけ)100g」あたりで考える。
パターン2:溶解度曲線の読み取り
📝 典型的な出題例:硝酸カリウム・塩化ナトリウム・ホウ酸の溶解度曲線がある。60℃の水100gに最も多く溶ける物質はどれか。また、温度を上げてもほとんど溶解度が変わらない物質はどれか。
✅ 答え方のコツ:①横軸=温度、縦軸=水100gに溶ける質量を確認。②指定温度で縦に線を引き、各曲線との交点を読む。③線がほぼ水平=食塩、急に右上がり=硝酸カリウムと見分ける。単位(g)を必ずつけて答える。
🔑 押さえる用語:溶解度曲線, 硝酸カリウム, 塩化ナトリウム
⚠️ ありがちなミス:縦軸を読むときに目盛りの位置をずらして読んでしまうこと。定規や指で水平に追って正確に。
パターン3:再結晶の質量計算
📝 典型的な出題例:60℃の水100gに硝酸カリウムを109g溶かして飽和水溶液をつくり、20℃まで冷やした。20℃での溶解度を32gとすると、出てくる結晶は何gか。
✅ 答え方のコツ:公式は出てくる結晶=高温の溶解度−低温の溶解度。①高温で溶けていた量を確認、②冷却後の温度の溶解度を読み取る、③引き算する。例では109−32=77g。水が100gでないときは比例して計算する。
🔑 押さえる用語:再結晶, 溶解度の差, 飽和水溶液
⚠️ ありがちなミス:「109+32」と足してしまうミスや、水の量が100g以外でも比例計算せずそのまま引いてしまうミス。
パターン4:食塩を取り出す方法の記述
📝 典型的な出題例:食塩を水溶液から取り出すときに、再結晶ではなく水を蒸発させる方法が使われる理由を、「溶解度」という言葉を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①食塩は温度を変えても溶解度がほとんど変わらないこと、②そのため冷却では結晶がほとんど出ないこと、③だから水を蒸発させて水の量自体を減らす、の3点を順に書く。「溶解度」という指定語句を必ず文中に入れる。
🔑 押さえる用語:塩化ナトリウム, 蒸発, 溶解度変化
⚠️ ありがちなミス:「食塩は溶けにくいから」と理由をすり替えるミス。食塩は溶けるが、温度による溶解度変化が小さいのが理由。
パターン5:物質の分離(純粋にする方法)
📝 典型的な出題例:少量の食塩が混ざった硝酸カリウムから、純粋な硝酸カリウムを取り出す方法を順序立てて説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①高温の水に両方を全部溶かす、②ゆっくり冷やす、③溶解度の変化が大きい硝酸カリウムだけが結晶として出る(食塩は溶けたまま)、④ろ過して結晶を取り出す、の手順で書く。「溶解度の温度変化の違いを利用する」が核。
🔑 押さえる用語:再結晶, ろ過, 物質の分離
⚠️ ありがちなミス:「冷やせばどの物質も結晶になる」と書いてしまうミス。温度による溶解度変化が小さい物質(食塩)は結晶として出にくい。

テスト前の総仕上げ

テスト前は溶解度曲線を自分で読み取る練習と、「高温の溶解度−低温の溶解度」の計算を必ずやっておこう。記述問題は「水100g」「溶解度」「温度変化」のキーワードを意識して書けば得点しやすい。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
  • 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-07-07