力のはたらき のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:力の種類を答える用語問題
📝 典型的な出題例:次の(1)〜(3)で、下線部の物にはたらく力の名前を答えなさい。(1)机の上の本が机から押し返されている。(2)ばねにつるしたおもりが、ばねから受けて支えられている力。(3)砂の上をすべる箱の動きをじゃました力。
✅ 答え方のコツ:①どこに(面・ばね・地球)はたらいているか、②向きはどちらかの2点をセットで確認します。面が垂直に支えるなら垂直抗力、変形した物が戻ろうとするなら弾性力、動きと反対向きなら摩擦力と判断します。
🔑 押さえる用語:垂直抗力, 弾性力, 摩擦力, 重力
⚠️ ありがちなミス:「ばねが伸びた力」を摩擦力や重力と書いてしまうミス。変形が関わる力=弾性力と覚えれば防げます。
パターン2:接触する力と離れてもはたらく力の分類
📝 典型的な出題例:次のア〜カの力のうち、接触していなくてもはたらく力をすべて選び、記号で答えなさい。ア重力 イ摩擦力 ウ弾性力 エ垂直抗力 オ磁力 カ電気の力。
✅ 答え方のコツ:まず接触する力(摩擦力・弾性力・垂直抗力の3つ)と離れていてもはたらく力(磁力・電気の力)に分けます。さらに重力は地球が引っぱる特別な力として、離れていてもはたらく側に入れる点に注意します。
🔑 押さえる用語:接触する力, 離れてもはたらく力, 磁力, 重力
⚠️ ありがちなミス:重力を「触れ合う力」と答えてしまうミス。重力は磁力・電気の力と同じ「離れていてもはたらく力」に分類されると覚えましょう。
パターン3:質量と重さのちがいを問う記述
📝 典型的な出題例:「重さ」と「質量」のちがいを、単位と「場所による変化」の2点にふれて説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①質量=物質そのものの量、単位はg・kg、場所が変わっても不変、②重さ=重力の大きさ、単位はN、場所によって変わるの2点を必ず書きます。さらに「電子てんびんで測るのは質量、ばねばかりで測るのは重さ」を添えると満点に近づきます。
🔑 押さえる用語:質量, 重さ, ニュートン(N), 重力
⚠️ ありがちなミス:「質量も場所で変わる」と書いてしまうミス。変わるのは重さだけで、質量はどこへ持って行っても同じです。
パターン4:質量から重さ(N)を求める計算
📝 典型的な出題例:地球上で質量100gの物体にはたらく重力を1Nとする。質量500gのリンゴの重さは何Nか。また、質量120gの物体を月へ持って行ったときの月での重さは何Nか(月の重力は地球の約1/6)。
✅ 答え方のコツ:ステップ①:100gで1Nの関係を使い、g÷100でNに直す。500gなら500÷100=5Nです。ステップ②:月の重さは地球の重さを1/6にする。120gの地球での重さ1.2Nを6で割って、月では0.2Nと求めます。質量自体は変わらないことに注意します。
🔑 押さえる用語:1N≒100g, ニュートン, 月の重力, 質量
⚠️ ありがちなミス:月では「質量も1/6になる」と書いてしまうミス。1/6になるのは重力(重さ)だけで、質量はそのままです。
パターン5:机の上の本にはたらく力のつり合い
📝 典型的な出題例:机の上に置いた本は静止している。このとき本にはたらいている2つの力の名前を答え、本が動かない理由を説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①下向きの重力と②机からの上向きの垂直抗力の2つを答えます。理由は「2つの力が同じ大きさで反対向きにはたらき、つり合っているから」と書きます。「力がはたらいていないから静止」と書かないのがポイントです。
🔑 押さえる用語:重力, 垂直抗力, 力のつり合い, 静止
⚠️ ありがちなミス:「止まっているから力ははたらいていない」と答えるミス。静止していても力ははたらいていることが本単元の最大ポイントです。
テスト前の総仕上げ
問題文を読むときは、まず「g・kgと書かれていれば質量、Nと書かれていれば重さ」と読み分けてから計算に入りましょう。さらに、力の名前を答える問題は「向き」と「相手」をセットで思い出すと、垂直抗力と弾性力の取り違えが防げます。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
