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2力のつり合いのテスト頻出パターン

この章では、2力がつり合う3条件(大きさが等しい・向きが反対・同一直線上)と、「つり合い=合力が0」という考え方が必ず問われます。机の上の本にはたらく重力と垂直抗力、つるした重りにはたらく重力と弾性力など、身近な例で力の名前と向きを答えさせる問題、3条件のどれが欠けているかを判定する問題、重さの計算が定番です。

2力のつり合い のテスト頻出 5 パターン

定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。

パターン1:2力がつり合う3条件を答えさせる用語問題
📝 典型的な出題例:2つの力がつり合うために必要な3つの条件をすべて答えなさい。また、机の上に置かれた本が動かない理由を、はたらく力の名前を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:①大きさが等しい ②向きが反対 ③同一直線上(同じ作用線上)にあるの3つを必ずセットで書く。説明では「本には下向きの重力と上向きの垂直抗力がはたらき、3条件を満たすため合力が0になる」と力の名前と向きをセットで答える。
🔑 押さえる用語:重力, 垂直抗力, 作用線, 合力
⚠️ ありがちなミス:「同一直線上」を書き忘れて2条件しか答えない。また「動かない=力がはたらいていない」と説明してしまうミスが多い。
パターン2:3条件のどれが欠けているかを判定する比較問題
📝 典型的な出題例:次の(1)〜(3)の2力について、つり合っているか答えなさい。つり合っていない場合は、3条件のうちどの条件が欠けているかを答えなさい。
✅ 答え方のコツ:①大きさが等しい ②向きが反対 ③同一直線上の3つを順にチェックし、欠けている条件の番号を指摘する。つり合っていない場合は合力の向きに動き出すとだけ覚えておけばよい(作用線がずれた場合の回転については中3で詳しく学ぶ)。
🔑 押さえる用語:作用線, 同一直線上, 合力, つり合い
⚠️ ありがちなミス:大きさと向きだけ確認して「つり合っている」と答えてしまう。3つ目の「同一直線上」のチェックを忘れやすい。
パターン3:身近な例で2力の名前を答える資料読取問題
📝 典型的な出題例:次の場面で物体にはたらく2力の名前と向きをそれぞれ答えなさい。(1)机の上の本 (2)ばねばかりにつるした重り (3)床の上で横から押されて止まっている箱。
✅ 答え方のコツ:「重力とそれを支える力」のセットで考える。(1)重力(下向き)と垂直抗力(上向き)、(2)重力(下向き)とばねの弾性力(上向き)、(3)押す力(横向き)と摩擦力(逆向き)。力の名前と向きを必ずセットで書く。
🔑 押さえる用語:垂直抗力, 弾性力, 摩擦力, 重力
⚠️ ありがちなミス:ばねの場合に「垂直抗力」と答えてしまう。机が押し返す力が垂直抗力、ばねが引く力は弾性力と区別すること。
パターン4:重さとばねばかりの値を求める計算問題
📝 典型的な出題例:質量500gの物体をばねばかりで天井からつるしたところ、物体は静止していた。100gの物体にはたらく重力を1Nとして、ばねばかりが示す値は何Nか。また、物体が静止する理由を答えなさい。
✅ 答え方のコツ:まず重力=1N×(質量÷100g)で計算する。500gなら5N。静止しているので、ばねの弾性力も同じ5Nでつり合うため、ばねばかりも5Nを示す。理由は「下向きの重力5Nと上向きの弾性力5Nが3条件を満たし、合力が0だから」と書く。
🔑 押さえる用語:重力, 弾性力, ニュートン(N), 合力
⚠️ ありがちなミス:ばねばかりの値を質量(g)のまま書いてしまう。N(ニュートン)に直すのを忘れない。
パターン5:等速で落下する雨粒で「つり合い=合力0」を問う因果問題
📝 典型的な出題例:一定の速さで落ち続けている雨粒にはたらく2力について、つり合っているかどうかを答え、その理由を「合力」という言葉を使って説明しなさい。
✅ 答え方のコツ:「つり合い=動かない」ではなく「つり合い=合力が0」と覚えるのがポイント。等速直線運動している物体も2力がつり合っている。「下向きの重力と上向きの空気抵抗がつり合い、合力が0なので速さも向きも変わらず一定の速さで落下し続ける」と答える。
🔑 押さえる用語:等速直線運動, 合力, 重力, 空気抵抗
⚠️ ありがちなミス:「動いているからつり合っていない」と答えてしまう。動いていても合力が0なら、つり合いは成り立っている。

テスト前の総仕上げ

テスト直前は「3条件」「合力が0」「身近な2力のセット」の3点を最終チェック。机の上の本=重力と垂直抗力、つるした重り=重力と弾性力、止まった箱=押す力と摩擦力をすぐ言えるようにし、計算問題では必ずN(ニュートン)に直すこと。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(理科)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
  • 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-07-07