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中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

should ── 〜すべきだ

should は「〜すべきだ」「〜したほうがよい」を表す助動詞。must より 弱い義務・助言のニュアンスで、相手に何かをすすめたいときに便利な表現です。

should の基本形

公式
should
主語 + should + 動詞の原形
「〜すべきだ」「〜したほうがよい」(助言・軽い義務)

肯定文の例

基本例文

You should study more.(もっと勉強したほうがいい)

You should drink more water.(もっと水を飲んだほうがいい)

She should rest.(彼女は休むべきだ)

We should help him.(彼を助けるべきだ)

You should go to bed early.(早く寝るべきだ)

He should see a doctor.(医者に診てもらうべきだ)

3単現でも should の形は変わらない(×shoulds)

否定文 ── shouldn't

作り方:should + not

should not = shouldn't(短縮形)

You should not eat too much.(食べ過ぎないほうがいい)

You shouldn't smoke.(タバコを吸わないほうがいい)

She shouldn't go alone.(一人で行くべきではない)

We shouldn't be late.(遅れるべきではない)

疑問文と答え方

作り方:Should + 主語 + 動詞?

Should I call him?(彼に電話したほうがいい?)

 — Yes, you should. / No, you shouldn't.

Should we go now?(もう行ったほうがいい?)

 — Yes, we should.

疑問詞 + should:

 What should I do?(どうしたらいい?)

 Where should we meet?(どこで会えばいい?)

 When should I come?(いつ来ればいい?)

 How should I read this?(これはどう読めばいい?)

should の主な使い方

  • ① 助言・アドバイス:You should rest.(休むべきだ)
  • ② 推奨:You should try this restaurant.(このお店を試してみるべき)
  • ③ 弱い予測:He should be home now.(家にいるはず)
  • ④ 道徳的な義務:We should help each other.(助け合うべき)

must / have to / should の使い分け

助動詞意味強さニュアンス
must〜しなければならない強い絶対的・強い義務
have to〜しなければならない中状況上の必要
should〜すべきだ弱い助言・アドバイス

同じ意味の表現

had better との違い

had better + 動詞原形:「〜したほうがよい」(強めの助言、警告に近い)

 例:You had better go now.(もう行った方がいいぞ ← やや強い)

should:助言(穏やか、優しい)

had better:警告寄り(しないと困ったことになる)

中2では should が中心、高校で had better を学ぶ

「弱い予測」としての should

〜のはずだ

「〜なはずだ」「たぶん〜だろう」という弱い推量にも使う

He should be home now.(彼は今家にいるはず)

The train should arrive soon.(電車はもうすぐ着くはず)

→ must(強い確信)よりは弱く、will(未来予測)よりは確信が強い

つまずきポイント①:should の後は原形
  • should の後は 動詞の原形。s/es や ed をつけない
  • × She should studies. ○ She should study.
  • × You should went. ○ You should go.
  • 3単現でも should には s をつけない(×shoulds)
つまずきポイント②:must との強さの違い
  • must:強い義務「絶対しなければ」
  • should:弱い助言「したほうがいいよ」
  • 相手にきつくない言い方をするなら should
  • You should eat vegetables.(野菜食べた方がいいよ)
  • You must eat vegetables.(野菜食べなきゃダメだ!)
つまずきポイント③:日本語訳のバリエーション
  • should = 「〜すべき」「〜したほうがよい」「〜したらいいよ」「〜のはず」
  • 文脈によって訳し分ける
  • You should go. → 「行くべきだ」「行ったほうがいい」
  • He should be there. → 「いるはず」(推量)

英語で使えるようにする練習

この単元は、説明を読んで終わりにすると定着しません。次の型を、主語・時・目的語を入れ替えながら声に出してください。

型
shouldの基本パターン
主語 + should + 動詞の原形
音読して覚える例文

You should sleep early.

You should not eat too much.

What should I do?

よくあるミス
  • should は助言。must より弱い。
  • should の後ろは原形。
  • should not = shouldn't。

この章でつまずきやすいところ

shouldは「〜すべきだ」「〜したほうがよい」を表す助動詞ですが、本文や英作文の途中で、動詞の形・mustとの強さ・日本語訳の選び方で手が止まりがちです。読みながら起きやすい迷いを場面ごとに整理します。

shouldの後ろの動詞に s や ed をつけてしまう

  • つまずく場面:She should study. を見ながら、主語が三人称単数だから動詞を studies にすべきか、過去の話だから studied にすべきかと迷い、本文の途中で手が止まる場面。
  • 克服のコツ:位置関係で見分ける。助動詞 should のすぐ右に来る動詞は、主語や時制に関係なくいつも原形。三単現の s も過去形の ed もつかない、というルールを should の直後の1語だけに当てはめる。
  • ミニ例:She should study. (×studies) / You should go. (×went) のように、should の右隣はつねに原形のまま。

must と should を同じ強さで訳してしまう

  • つまずく場面:本文の You should eat vegetables. を「野菜を食べなければならない」と訳してしまい、すぐ後ろにある You must eat vegetables. との違いが分からなくなって読み進められない場面。
  • 克服のコツ:強さの順で見分ける。教科書では must=強い義務、should=弱い助言、と整理する。日本語に直すとき、must は「〜しなければならない」、should は「〜したほうがよい/〜すべきだ」と、やわらかい言い方を選ぶ。
  • ミニ例:You must eat vegetables.(食べなければならない)/You should eat vegetables.(食べたほうがよい)と並べると強さの差が見える。

否定文で not の位置をまちがえてしまう

  • つまずく場面:「ここで走るべきではない」を英語にする途中で、You don't should run here. や You should don't run here. と書きかけてしまい、should の否定をどう作るかで手が止まる場面。
  • 克服のコツ:助動詞の否定の型で整える。should は助動詞なので、否定はshould の直後に not を置き、should not(shouldn't)+ 動詞の原形の形にする。don't や doesn't は使わない、というルールを徹底する。
  • ミニ例:You shouldn't run here.(×don't should / ×should don't)/You should not be late.のように、否定は should と動詞の原形のあいだに not を入れる。

疑問文で should と主語の順番を逆にしてしまう

  • つまずく場面:「私は何をすべきですか」を英語にする途中で、What I should do? と日本語の語順に近い形で書いてしまい、疑問詞のあとに should と主語をどう並べるかで迷う場面。
  • 克服のコツ:語順の決まりで整える。疑問文はShould + 主語 + 動詞の原形 ?の順。疑問詞がつくときは、その前に置いて疑問詞 + should + 主語 + 動詞の原形 ?とする。日本語の順ではなく、この型に当てはめてから語を入れる。
  • ミニ例:Should I call him?(電話したほうがいい?)/What should I do?(どうしたらいい?)の型で組み立てる。

練習問題

問題1(英訳)
  1. あなたは早く寝るべきだ。
  2. もっと水を飲んだほうがいい。
  3. 彼は医者に診てもらうべきだ。
  4. 食べ過ぎないほうがいい。
  5. どうしたらいいですか?
答えを見る

(1) You should go to bed early.

(2) You should drink more water.

(3) He should see a doctor.

(4) You shouldn't eat too much. / You should not eat too much.

(5) What should I do?

問題2(適切な助動詞)

( ) に must, should, don't have to のいずれかを入れる。

  1. You ( ) wear a seatbelt by law.(法律で)
  2. You ( ) try this game. It's fun.
  3. You ( ) come if you don't want to.
答えを見る

(1) must(強い義務・法律)

(2) should(おすすめ)

(3) don't have to(不要)

問題3(疑問文)

次の文に対する適切な答えを書け。

Should I bring an umbrella?(傘を持っていくべき?)

答えを見る

Yes, you should.(持っていくべき) / No, you shouldn't.(必要ないよ)

問題4(書きかえ)

次の must の文を should の文に書きかえて、意味の違いも考えよ。

You must study English every day.

答えを見る

You should study English every day.(毎日英語を勉強したほうがいい)

意味:must は「絶対しなければ」、should は「したほうがいい」というニュアンスの違い。

追加問題(瞬間英作文)
次の日本語を、このページの型を使って英語にしなさい。
  1. あなたは早く寝るべきです。
  2. あなたは食べすぎるべきではありません。
  3. 私は何をすべきですか。
答えを見る

(1) You should sleep early.

(2) You should not eat too much.

(3) What should I do?

まとめ

  • should + 動詞原形:〜すべきだ/〜したほうがよい。
  • must より弱い意味(アドバイス・助言)。
  • 否定:should not = shouldn't。
  • 疑問:Should + 主語 + 動詞 〜?
  • 弱い予測「〜のはずだ」にも使う。
  • 3単現でも should の形は変わらない。

もっと知る ── 発展・実生活(出典つき)

※ 教科書の内容に、信頼できる出典をもとにした発展・実生活・時事の話題を補足しています(教科書そのものではありません)。

You should go to bed early. ── 中学生に必要な睡眠時間は8〜10時間実生活

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、中学・高校生は1日8〜10時間の睡眠をとることをすすめています。should は「〜したほうがよい」という助言なので、You should go to bed early.(早く寝たほうがいい)は科学的な根拠のある言い方です。

出典:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」

You should drink more water. ── のどが渇く前に飲もう実生活

「健康のため水を飲もう」推進委員会(厚生労働省が後援)は、のどの渇きは脱水が始まったサインなので、渇く前にこまめに水を飲むことをすすめています。起床時・就寝前・運動や入浴の前後がよいタイミングです。だから You should drink more water. は健康のための助言として自然な表現です。

出典:「健康のため水を飲もう」推進委員会(厚生労働省後援)

He should see a doctor. ── 受診の目安を教えてくれる公的サイト実生活

厚生労働省研究班と日本小児科学会が監修する「こどもの救急(ONLINE-QQ)」は、発熱やせきなど19の症状について、病院に行くべきかの目安を示すサイトです。最終判断は保護者が行いますが、症状が重いときは He should see a doctor.(医者に診てもらうべきだ)という助言が役立ちます。

出典:こどもの救急(ONLINE-QQ)厚生労働省研究班/日本小児科学会監修

shouldとmustの差 ── 「シートベルトは法律で must」発展

練習問題にある「You must wear a seatbelt by law.」のとおり、シートベルト着用は道路交通法で定められた義務(must)です。警察庁によると、後部座席で着けずに事故にあうと致死率は高速道路で着用時の約13.9倍に上ります。法律で決まっていることは should(助言)ではなく must(義務)で表す、という強さの違いがよくわかる例です。

出典:警察庁「全ての座席でシートベルトを着用しましょう」

The train should arrive soon. ── 「〜のはず」を支える日本の鉄道の正確さ発展

should には「〜のはず」という弱い推量の意味もあります。国土交通省は東京圏の鉄道の遅延を数値で「見える化」して公表しており、日本の鉄道は時刻表どおりに動く正確さで知られています。だから The train should arrive soon.(電車はもうすぐ着くはず)のような予測が成り立ちやすいのです。

出典:国土交通省「東京圏の鉄道路線の遅延『見える化』」