この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:1ドル=150円から1ドル=100円に変わったのを「円安」と答える
- 💡 ここがちがう:数字が小さくなったから円安、ではない。1ドルを買うのに必要な円が150円から100円に減った=円の価値が上がった。
- ✅ 正しい理解:1ドル=150円 → 1ドル=100円 は円高。数字の大小ではなく「1ドルを買うのに必要な円の量」で判断する。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:円安になると輸出企業も輸入企業もどちらも得をすると答える
- 💡 ここがちがう:円安で得するのは輸出企業だけ。輸入企業・海外旅行者には不利にはたらく。
- ✅ 正しい理解:円安は輸出に有利・輸入に不利。円高はその逆で、輸入企業・海外旅行者に有利。「誰にとって」を必ず確認する。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:FTAとEPAをまったく別の無関係な協定だと答える
- 💡 ここがちがう:EPAはFTAの内容(関税削減など)に、投資・人の移動・知的財産保護なども加えた、より広い協定。
- ✅ 正しい理解:EPAはFTAを含む、より大きな枠組み。日本が結ぶ協定はほぼすべてEPAの形をとっている。
なぜ間違えやすいのか
為替や貿易の用語は、日常の「数字が大きい=価値が高い」という感覚とズレる場面が多く、数字だけを見て判断すると立場や制度の広さを取り違えやすい。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 1ドル=100円が1ドル=130円になったとき、これは円高・円安のどちら?また、日本の輸出企業にとって有利・不利のどちら?
やってみよう:円高・円安それぞれで得する立場・損する立場を1つずつ挙げてみよう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 為替相場の基本的な考え方
- 貿易と国際分業
- 国際社会のしくみ
- 国際社会
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3公民)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-08-14
