この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| 主格と目的格の違い | 主格 | 目的格 |
| whoとwhichの違い | who | which |
| 関係代名詞と疑問詞の違い | 関係代名詞 | 疑問詞 |
1. 主格と目的格の違い
| 比べる軸 | 主格 | 目的格 |
|---|---|---|
| 後ろの節での役割 | 主語の役 | 目的語の役 |
| 関係代名詞の直後の語 | 動詞が続く | 主語(名詞・代名詞)が続く |
| 省略の可否 | 省略できない | 省略できる |
| 代表的な形 | who/which/that + 動詞 | that/which (+主語+動詞) |
| 例文 | The boy who lives next door is my friend. | This is the book (which) I bought yesterday. |
| 元の文での位置 | もとは2文目の主語 | もとは2文目の目的語 |
| 見分けるコツ | 直後が動詞なら主格 | 直後が主語なら目的格 |
なぜこの違いが生まれたのか
関係代名詞は後ろの節の中で主語か目的語の役を持つ。主語の役なら直後に動詞がきて文の骨組みに必要だから省略できない。一方、目的語の役なら主語と動詞がそろっていて骨組みが残るので省略できる。直後の語を見れば格が判断できる。
混同しやすいポイント
主格の who / which を省略して動詞だけが続く不完全な文を作ってしまう。直後が動詞なら主格=省略不可、直後が主語なら目的格=省略可、と機械的に確認する。
テストでの聞かれ方
「関係代名詞を省略できるか」を問う問題や、空所の後ろの語(動詞か主語か)を見て who / which / that を選ばせる問題が定番。2文を1文にまとめる作文でも、格の判断が直接得点に直結する。
2. whoとwhichの違い
| 比べる軸 | who | which |
|---|---|---|
| 先行詞の種類 | 人 | 物・動物 |
| 代表例文 | I know a boy who can speak French. | This is a book which has many pictures. |
| 主格としての使用 | 使える | 使える |
| 目的格としての使用 | 中学範囲では原則扱わない(参考: whom) | 使える(省略も可) |
| 省略できる場面 | 中学範囲では省略しない(主格でしか使わないため) | 目的格のときは省略できる |
| that への置き換え | that に置き換え可 | that に置き換え可 |
| 判断のポイント | 先行詞が人かどうかで選ぶ | 先行詞が物・動物かで選ぶ |
なぜこの違いが生まれたのか
英語では先行詞が人か物かで関係代名詞を使い分けるのがルール。人を指すときは who、物・動物を指すときは which を使う。これは「人を指す代名詞 he/she」「物を指す代名詞 it」と同じ感覚で、先行詞の種類に合わせて形をそろえているため。
混同しやすいポイント
先行詞が物なのに who を使う、または動物に who を使ってしまうミス。空所の前の名詞が人かどうかを必ず確認する。迷ったときは両方に使える that を選ぶ手もある。
テストでの聞かれ方
「I have a friend ( ) lives in Tokyo.」「That is the dog ( ) I see every morning.」のようなカッコ埋めで who / which を選ばせる問題が頻出。先行詞を指で押さえてから選ぶのが定石。
3. 関係代名詞と疑問詞の違い
| 比べる軸 | 関係代名詞 | 疑問詞 |
|---|---|---|
| 文中での位置 | 名詞(先行詞)の後ろ | 文の先頭 |
| 働き | 前の名詞を後ろから修飾する | 疑問文を作る |
| 訳し方 | それ自体は訳さない(つなぎ役) | 「だれ」「どれ」と訳す |
| 使われる文の種類 | 平叙文・肯定文などの内部で使う | 疑問文の文頭で使う |
| 代表例 | The boy who lives next door is my friend. | Who is he? |
| 先行詞の有無 | 直前に先行詞がある | 直前に先行詞はない |
| 文末の記号への影響 | 関係代名詞自体は決めない(含む文の種類による) | 原則クエスチョンマークで終わる |
なぜこの違いが生まれたのか
who / which は形は同じでも役割がまったく違う。文頭にあって疑問文を作るときは疑問詞、名詞の後ろにあって前の名詞を修飾するときは関係代名詞。位置と直前に先行詞があるかで見分けるのが基本。
混同しやすいポイント
形が同じため、関係代名詞の who を「だれ」と訳してしまうミスが多い。関係代名詞は訳さず「~する○○」とまとめて連体修飾にするのが正しい。
テストでの聞かれ方
和訳問題で「Who is the boy who is running over there?」のように同じ who が2回出る文を訳させ、最初は疑問詞、2つ目は関係代名詞と区別できるかを問う問題が出る。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
