この章の比較ペア(まとめ表)
| 比較ペア | A | B |
|---|---|---|
| 主格 who と 目的格 that(省略)の違い | 主格 who | 目的格 that |
| who と which の違い | who | which |
| 関係代名詞 who を使う英語と、連体修飾の日本語の違い | 英語(who節) | 日本語(連体修飾) |
1. 主格 who と 目的格 that(省略)の違い
| 比べる軸 | 主格 who | 目的格 that |
|---|---|---|
| 先行詞 | 人 | 人(教科書では that で整理) |
| 関係詞節での役割 | 節の主語 | 節の目的語 |
| 直後に来る要素 | 動詞(lives, runs など) | 代名詞・名詞(I, you, the boy など) |
| 省略の可否 | 省略できない | 省略できる |
| 代表例 | The boy who runs fast | The boy that I met / The boy I met |
| 見分けのコツ | 直後が動詞なら主格 | 直後が主語なら目的格 |
| NEW CROWN 3 の整理 | who を中心に使う | that または省略で扱う |
なぜこの違いが生まれたのか
関係代名詞は、関係詞節の中でのはたらき(主語か目的語か)で形が決まります。主格は節の主語を兼ねているので消すと主語がなくなり文が壊れるため省略できません。目的格は節の中に別の主語があるので、関係代名詞を消しても文が成り立ち、省略が可能になります。
混同しやすいポイント
「The friend lives in Tokyo is my brother.」のように主格 who を省略してしまうミスが定番。逆に目的格の場面で「who(m)」を使い、教科書の that/省略 の整理とずれることもあります。
テストでの聞かれ方
( ) に who / that / 省略のどれが入るかを問う空所補充や、「2文を1文に」する書きかえで頻出。直後が動詞か主語かを見て、主格か目的格かを判断させ、省略できるかどうかも合わせて問われます。
2. who と which の違い
| 比べる軸 | who | which |
|---|---|---|
| 先行詞 | 人 | 物・動物 |
| 代表例の先行詞 | a friend, the boy, the teacher | a book, the dog, the bus |
| 主格での使い方 | who + 動詞 | which + 動詞 |
| that で代用 | 代用できる | 代用できる |
| 教科書での位置づけ | 10章 関係代名詞 who | 11章 関係代名詞 which |
| 選び方のポイント | 先行詞が人か確認する | 先行詞が物・動物か確認する |
なぜこの違いが生まれたのか
関係代名詞は先行詞(前の名詞)が人か物かで使い分けます。who はもともと「だれ」を指す代名詞なので人専用、which は「どれ」を指す代名詞なので物・動物に使います。どちらの代わりにも使える that は、人にも物にも対応できる便利な関係代名詞です。
混同しやすいポイント
先行詞が物なのに who を使ってしまったり、人なのに which を使ってしまうミスが多いです。関係代名詞のすぐ前の名詞を見て、人か物かを必ず確認しましょう。
テストでの聞かれ方
「( ) に入る関係代名詞を選べ」の選択問題で、who / which / that を選ばせる形が定番。先行詞が人か物かを見抜けるかが問われ、that はどちらにも使えることも出題されます。
3. 関係代名詞 who を使う英語と、連体修飾の日本語の違い
| 比べる軸 | 英語(who節) | 日本語(連体修飾) |
|---|---|---|
| 修飾の向き | 名詞を後ろから修飾 | 名詞を前から修飾 |
| つなぎ語 | 関係代名詞 who を使う | つなぎ語は不要 |
| 語順の例 | a friend who lives in Tokyo | 東京に住んでいる友達 |
| 訳す方向 | 右から左へ訳す | そのまま左から右へ |
| 主語の扱い | who が節の主語を兼ねる | 主語が省かれることもある |
| 2文をつなぐ方法 | who で1文にまとめる | 連体修飾でひと続きにする |
なぜこの違いが生まれたのか
英語は名詞の後ろに説明を置く言語で、関係代名詞 who がそのスイッチ役になります。一方、日本語は名詞の前に説明を置く言語なので、訳すときは関係詞節を後ろから前へ持ってきて「〜する○○」の形にします。語順の方向が逆になることが、英訳・和訳で迷いを生む原因です。
混同しやすいポイント
日本語の「東京に住んでいる友達」の語順のまま、a friend を前から修飾しようとして「*a lives in Tokyo friend」のように並べてしまうミスが定番。また、訳すときに前から順に訳して「友達は東京に住んでいます」と切ってしまい、連体修飾の関係(〜する友達)が伝わらないこともあります。
テストでの聞かれ方
「2文を1文にまとめなさい」「下線部を日本語に訳しなさい」「次の日本語を英訳しなさい」で頻出。後ろから前へ訳す感覚と、英語では名詞+who+動詞の順に並べる感覚の両方が問われます。
関連
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
- 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-27
