デジタルこどもBASEのロゴ特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
中学生の学習ノート教科書をもう一段くわしく

関係代名詞 who ── 教科書頻出の違い 3 ペア

中3英語(NEW CROWN)の「関係代名詞 who」で混同しやすい比較ペアを 3 組、比較表と「なぜ違うか」「混同しやすいポイント」「テスト頻出」までセットで整理しました。

この章の比較ペア(まとめ表)

比較ペアAB
主格 who と 目的格 that(省略)の違い主格 who目的格 that
who と which の違いwhowhich
関係代名詞 who を使う英語と、連体修飾の日本語の違い英語(who節)日本語(連体修飾)

1. 主格 who と 目的格 that(省略)の違い

比べる軸主格 who目的格 that
先行詞人人(教科書では that で整理)
関係詞節での役割節の主語節の目的語
直後に来る要素動詞(lives, runs など)代名詞・名詞(I, you, the boy など)
省略の可否省略できない省略できる
代表例The boy who runs fastThe boy that I met / The boy I met
見分けのコツ直後が動詞なら主格直後が主語なら目的格
NEW CROWN 3 の整理who を中心に使うthat または省略で扱う

なぜこの違いが生まれたのか

関係代名詞は、関係詞節の中でのはたらき(主語か目的語か)で形が決まります。主格は節の主語を兼ねているので消すと主語がなくなり文が壊れるため省略できません。目的格は節の中に別の主語があるので、関係代名詞を消しても文が成り立ち、省略が可能になります。

混同しやすいポイント

「The friend lives in Tokyo is my brother.」のように主格 who を省略してしまうミスが定番。逆に目的格の場面で「who(m)」を使い、教科書の that/省略 の整理とずれることもあります。

テストでの聞かれ方

( ) に who / that / 省略のどれが入るかを問う空所補充や、「2文を1文に」する書きかえで頻出。直後が動詞か主語かを見て、主格か目的格かを判断させ、省略できるかどうかも合わせて問われます。

2. who と which の違い

比べる軸whowhich
先行詞人物・動物
代表例の先行詞a friend, the boy, the teachera book, the dog, the bus
主格での使い方who + 動詞which + 動詞
that で代用代用できる代用できる
教科書での位置づけ10章 関係代名詞 who11章 関係代名詞 which
選び方のポイント先行詞が人か確認する先行詞が物・動物か確認する

なぜこの違いが生まれたのか

関係代名詞は先行詞(前の名詞)が人か物かで使い分けます。who はもともと「だれ」を指す代名詞なので人専用、which は「どれ」を指す代名詞なので物・動物に使います。どちらの代わりにも使える that は、人にも物にも対応できる便利な関係代名詞です。

混同しやすいポイント

先行詞が物なのに who を使ってしまったり、人なのに which を使ってしまうミスが多いです。関係代名詞のすぐ前の名詞を見て、人か物かを必ず確認しましょう。

テストでの聞かれ方

「( ) に入る関係代名詞を選べ」の選択問題で、who / which / that を選ばせる形が定番。先行詞が人か物かを見抜けるかが問われ、that はどちらにも使えることも出題されます。

3. 関係代名詞 who を使う英語と、連体修飾の日本語の違い

比べる軸英語(who節)日本語(連体修飾)
修飾の向き名詞を後ろから修飾名詞を前から修飾
つなぎ語関係代名詞 who を使うつなぎ語は不要
語順の例a friend who lives in Tokyo東京に住んでいる友達
訳す方向右から左へ訳すそのまま左から右へ
主語の扱いwho が節の主語を兼ねる主語が省かれることもある
2文をつなぐ方法who で1文にまとめる連体修飾でひと続きにする

なぜこの違いが生まれたのか

英語は名詞の後ろに説明を置く言語で、関係代名詞 who がそのスイッチ役になります。一方、日本語は名詞の前に説明を置く言語なので、訳すときは関係詞節を後ろから前へ持ってきて「〜する○○」の形にします。語順の方向が逆になることが、英訳・和訳で迷いを生む原因です。

混同しやすいポイント

日本語の「東京に住んでいる友達」の語順のまま、a friend を前から修飾しようとして「*a lives in Tokyo friend」のように並べてしまうミスが定番。また、訳すときに前から順に訳して「友達は東京に住んでいます」と切ってしまい、連体修飾の関係(〜する友達)が伝わらないこともあります。

テストでの聞かれ方

「2文を1文にまとめなさい」「下線部を日本語に訳しなさい」「次の日本語を英訳しなさい」で頻出。後ろから前へ訳す感覚と、英語では名詞+who+動詞の順に並べる感覚の両方が問われます。

関連

出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(英語)の核となる事実と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の混同ペアを、比較表と背景説明、混同ポイント、テストでの問われ方までセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-06-27