中3国語|5章 問題集
5章 古文の助動詞 ── 51問問題集
古文の助動詞の重要事項を、基本20・標準20・応用11の3段階で総点検。答えはタップで開けます。
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基本(20問)
問題1
古文の助動詞「き」が表す意味を答えなさい。
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過去(自分が直接体験した過去)
「き」は話し手が直接体験した過去を表す。
「き」は話し手が直接体験した過去を表す。
問題2
古文の助動詞「けり」が表す意味を答えなさい。
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過去(伝聞・気づき・詠嘆)
「けり」は人から聞いた過去や、気づき・詠嘆を含む過去を表す。
「けり」は人から聞いた過去や、気づき・詠嘆を含む過去を表す。
問題3
古文の助動詞「ず」が表す意味を答えなさい。
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打ち消し(〜ない)
「ず」は打ち消しの意味を作る助動詞である。
「ず」は打ち消しの意味を作る助動詞である。
問題4
古文の助動詞「む(ん)」が表す主な意味を二つ答えなさい。
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推量・意志
「む」は「〜だろう」「〜しよう」の推量・意志を表す。
「む」は「〜だろう」「〜しよう」の推量・意志を表す。
問題5
古文の助動詞「べし」が表す意味を一つ答えなさい。
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当然(〜すべきだ)など
「べし」は当然・推量・意志・命令などを文脈で表す。
「べし」は当然・推量・意志・命令などを文脈で表す。
問題6
古文の助動詞「なり」が表す意味を答えなさい。
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断定(〜である)
「なり」は名詞や形容動詞の語幹に付いて断定を表す。
「なり」は名詞や形容動詞の語幹に付いて断定を表す。
問題7
古文の助動詞「たり」が表す意味を二つ答えなさい。
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完了・存続
「たり」は「〜した」「〜ている」の完了・存続を表す。
「たり」は「〜した」「〜ている」の完了・存続を表す。
問題8
「行かず」を現代語に訳しなさい。
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行かない
「ず」が打ち消しを表すので「行かない」となる。
「ず」が打ち消しを表すので「行かない」となる。
問題9
「知らず」を現代語に訳しなさい。
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知らない
未然形「知ら」に打ち消しの「ず」が付いている。
未然形「知ら」に打ち消しの「ず」が付いている。
問題10
「あらむ」を現代語に訳しなさい。
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あるだろう
「む」が推量を表すので「あるだろう」となる。
「む」が推量を表すので「あるだろう」となる。
問題11
「これは花なり」を現代語に訳しなさい。
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これは花である
「なり」が断定を表す。
「なり」が断定を表す。
問題12
打ち消しの助動詞「ず」は、前の動詞の何形に接続するか答えなさい。
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未然形
「ず」は未然形に接続する(例:行か・ず)。
「ず」は未然形に接続する(例:行か・ず)。
問題13
助動詞「き」「けり」は、前の動詞の何形に接続するか答えなさい。
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連用形
「き」「けり」は連用形に接続する(例:あり・き)。
「き」「けり」は連用形に接続する(例:あり・き)。
問題14
助動詞「べし」は、前の動詞の何形に接続するか答えなさい。
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終止形
「べし」は終止形に接続する(例:行く・べし)。
「べし」は終止形に接続する(例:行く・べし)。
問題15
古文の助動詞を覚えるとき、意味のほかに確認すべき二点を答えなさい。
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接続と活用
助動詞は意味・接続・活用を三点セットで覚える。
助動詞は意味・接続・活用を三点セットで覚える。
問題16
係り結びで、係助詞「ぞ・なむ・や・か」を受けた文末は何形で結ぶか答えなさい。
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連体形
「ぞ・なむ・や・か」は連体形で結ぶ。
「ぞ・なむ・や・か」は連体形で結ぶ。
問題17
係り結びで、係助詞「こそ」を受けた文末は何形で結ぶか答えなさい。
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已然形
「こそ」は已然形で結ぶ。
「こそ」は已然形で結ぶ。
問題18
完了の助動詞「つ」を含む「行きつ」を現代語に訳しなさい。
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行ってしまった
「つ」は完了・強意を表す。
「つ」は完了・強意を表す。
問題19
中学で中心に押さえる古文助動詞五つを答えなさい。
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き・けり・ず・む・べし
中学では過去・打ち消し・推量を読むこの五つを中心に学ぶ。
中学では過去・打ち消し・推量を読むこの五つを中心に学ぶ。
問題20
「来けり」を現代語に訳しなさい。
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来たということだ(来たそうだ)
「けり」は伝聞の過去を表す。
「けり」は伝聞の過去を表す。
標準(20問)
問題21
「き」と「けり」はどちらも過去を表すが、ニュアンスの違いを説明しなさい。
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「き」は直接体験した過去、「けり」は伝聞・気づき・詠嘆を含む過去
「ありき」は自分が見た過去、「ありけり」は聞いた話や気づきの過去となる。
「ありき」は自分が見た過去、「ありけり」は聞いた話や気づきの過去となる。
問題22
助動詞「む」は主語によって意味が変わる。主語が1人称のときの意味を答えなさい。
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意志(〜しよう)
主語が1人称なら「む」は意志を表す。
主語が1人称なら「む」は意志を表す。
問題23
助動詞「む」は主語によって意味が変わる。主語が2・3人称のときの意味を答えなさい。
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推量(〜だろう)
主語が2・3人称なら「む」は推量を表す。
主語が2・3人称なら「む」は推量を表す。
問題24
「行かむ」で主語が自分(1人称)のとき、現代語訳を答えなさい。
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行こう
1人称主語なので「む」は意志となり「行こう」と訳す。
1人称主語なので「む」は意志となり「行こう」と訳す。
問題25
形が似ていて間違えやすい「ず」と「ぬ」について、それぞれの意味を答えなさい。
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「ず」は打ち消し、「ぬ」は完了
「行かず」は行かない、「行きぬ」は行ってしまった。
「行かず」は行かない、「行きぬ」は行ってしまった。
問題26
「来ぬ」の「ぬ」を完了として現代語に訳しなさい。
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来てしまった
「ぬ」は完了・強意を表す。
「ぬ」は完了・強意を表す。
問題27
助動詞「らむ」が表す意味を答えなさい。
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現在推量(〜しているだろう)
「住むらむ」は「住んでいるだろう」と訳す現在推量。
「住むらむ」は「住んでいるだろう」と訳す現在推量。
問題28
助動詞「けむ」が表す意味を答えなさい。
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過去推量(〜しただろう)
「ありけむ」は「あっただろう」と訳す過去推量。
「ありけむ」は「あっただろう」と訳す過去推量。
問題29
助動詞「り」を含む「咲けり」を現代語に訳しなさい。
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咲いている
「り」は完了・存続を表す。
「り」は完了・存続を表す。
問題30
助動詞「り」を含む「立てり」を現代語に訳しなさい。
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立っている
「り」は完了・存続を表し、四段動詞の已然形「立て」に接続する(立て+り=立てり)。
「り」は完了・存続を表し、四段動詞の已然形「立て」に接続する(立て+り=立てり)。
問題31
助動詞「たり」は、前の動詞の何形に接続するか答えなさい。
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連用形
「たり」は連用形に接続する(例:立ち・たり)。
「たり」は連用形に接続する(例:立ち・たり)。
問題32
助動詞「む」は、前の動詞の何形に接続するか答えなさい。
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未然形
「む」は未然形に接続する(例:あら・む)。
「む」は未然形に接続する(例:あら・む)。
問題33
助動詞を判定するとき見る順番として、語の切れ目の次に確認するものを答えなさい。
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接続
語の切れ目→接続→活用形→文脈上の意味の順に見る。
語の切れ目→接続→活用形→文脈上の意味の順に見る。
問題34
「死ぬべし」を現代語に訳しなさい。
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死ぬはずだ(死ぬにちがいない)
「べし」は文脈で当然・推量などを表す。
「べし」は文脈で当然・推量などを表す。
問題35
係り結び「花や咲く」の係助詞と結びの活用形をそれぞれ答えなさい。
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係助詞は「や」、結びは連体形
「や」は連体形「咲く」で結び「咲くだろうか」の意となる。
「や」は連体形「咲く」で結び「咲くだろうか」の意となる。
問題36
「いとよし」を「こそ」を用いて係り結びにした「いとこそよけれ」で、結びの語「よけれ」の活用形を答えなさい。
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已然形
「こそ」は已然形で結ぶため「よけれ」となる。
「こそ」は已然形で結ぶため「よけれ」となる。
問題37
助動詞「なり」が断定の意味でつくのは、どのような語か答えなさい。
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名詞や形容動詞の語幹
「これは花なり」のように名詞などに付いて断定を表す。
「これは花なり」のように名詞などに付いて断定を表す。
問題38
「あらず」を現代語に訳しなさい。
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ない(存在しない)
未然形「あら」に打ち消し「ず」が付く。
未然形「あら」に打ち消し「ず」が付く。
問題39
助動詞の意味を一語一訳で固定してはいけない代表例として、複数の意味を持つ助動詞を二つ答えなさい。
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む・べし
「む」「べし」は文脈で意味が変わるため固定訳にしない。
「む」「べし」は文脈で意味が変わるため固定訳にしない。
問題40
接続を見ずに意味だけで助動詞を選ぶと、どのような誤りが起きやすいか答えなさい。
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同じ形の語を取り違えるなど助動詞の判定を誤る
前の語の活用形を確認すると候補を絞れる。
前の語の活用形を確認すると候補を絞れる。
応用(11問)
問題41
「行きき」と「行きけり」では過去のとらえ方がどう違うか、それぞれ説明しなさい。
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「行きき」は自分が体験した過去、「行きけり」は伝聞や気づきの過去
「き」は直接体験、「けり」は伝聞・詠嘆を含む過去を表す。
「き」は直接体験、「けり」は伝聞・詠嘆を含む過去を表す。
問題42
「我、京へ行かむ」の「む」を、主語に注目して意味を判定し現代語訳しなさい。
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意志で「私は京へ行こう」
主語が1人称「我」なので「む」は意志となる。
主語が1人称「我」なので「む」は意志となる。
問題43
「人、京へ行かむ」の「む」を、主語に注目して意味を判定し現代語訳しなさい。
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推量で「人は京へ行くだろう」
主語が3人称「人」なので「む」は推量となる。
主語が3人称「人」なので「む」は推量となる。
問題44
「行かず」と「行きぬ」を比べ、活用形の接続と意味の違いを説明しなさい。
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「行かず」は未然形+ず(打ち消し)、「行きぬ」は連用形+ぬ(完了)
接続する活用形が異なり、未然形なら打ち消し、連用形なら完了の「ぬ」と判別できる。
接続する活用形が異なり、未然形なら打ち消し、連用形なら完了の「ぬ」と判別できる。
問題45
係助詞「こそ」がある文と、ない文とで文末の活用形がどう変わるか説明しなさい。
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「こそ」があると文末は已然形で結び、なければ終止形で終わる
係り結びにより「こそ」は已然形で結ぶ。
係り結びにより「こそ」は已然形で結ぶ。
問題46
「べし」が複数の意味を持つことを踏まえ、文脈で意味を決めるべき理由を説明しなさい。
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「べし」は当然・推量・意志・命令などを持ち、一訳に固定すると文脈に合わないため
一つの訳に固定せず場面に応じて意味を選ぶ必要がある。
一つの訳に固定せず場面に応じて意味を選ぶ必要がある。
問題47
助動詞「き」と「けり」が連用形に接続することを用いて、「あり」に付けた形をそれぞれ書きなさい。
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ありき・ありけり
連用形「あり」に「き」「けり」が接続する。
連用形「あり」に「き」「けり」が接続する。
問題48
古文の助動詞を読み解く際、「現代語の助動詞と形が似ていても別に確認する」必要があるのはなぜか説明しなさい。
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形が似ていても古文での働き(意味)が現代語と異なる場合があるため
同形でも古文の用法を別に確かめないと誤訳する。
同形でも古文の用法を別に確かめないと誤訳する。
問題49
「住むらむ」と「ありけむ」の違いを、推量の時制の観点から説明しなさい。
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「らむ」は現在推量(今〜しているだろう)、「けむ」は過去推量(〜しただろう)
らむは現在、けむは過去の事柄を推量する。
らむは現在、けむは過去の事柄を推量する。
問題50
助動詞判定の手順を、見るべき順に四つ並べて答えなさい。
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語の切れ目→接続→活用形→文脈上の意味
この順で見ると助動詞を正確に絞り込める。
この順で見ると助動詞を正確に絞り込める。
問題51
「鬼に食はる」の「る」の意味を、受身・尊敬・自発・可能から選んで答えなさい。
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受身
「〜される」と訳せるので受身。「食はる」は「食われる」の意味である。
「〜される」と訳せるので受身。「食はる」は「食われる」の意味である。
