展開の応用 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:置き換えで展開する問題
📝 典型的な出題例:次の式を展開しなさい。(x+y+3)(x+y−3)、(a−b+1)² のように、同じカタマリが繰り返し現れる式が出されます。
✅ 答え方のコツ:①式の中で共通して現れるカタマリを見つける。②そのカタマリを M とおく。③乗法公式(和と差の積、平方)にあてはめて展開。④必ず M を元の式に戻す。⑤戻したあとも展開できるなら最後まで整理する。
🔑 押さえる用語:置き換え, 共通のカタマリ, 乗法公式, M(文字)
⚠️ ありがちなミス:置き換えた文字を戻し忘れるミスが定番。M²−9 のまま答えにしてしまい、(x+y)²−9 に戻さず減点される。
パターン2:3項の2乗 (a+b+c)² の展開
📝 典型的な出題例:次の式を展開しなさい。(x+y+2)² や (a+b+c)² のような、3つの項の和の2乗を展開させる問題です。
✅ 答え方のコツ:①公式 (a+b+c)² = a² + b² + c² + 2ab + 2bc + 2ca を思い出す。②それぞれの項を2乗して並べる。③すべての組み合わせの2倍項(2ab, 2bc, 2ca)を漏れなく書く。④符号に注意して整理する。
🔑 押さえる用語:3項平方, (a+b+c)², 2倍項, 同類項
⚠️ ありがちなミス:2倍項が3つあることを忘れて 2ab しか書かない、または符号付きの項(−b など)の2倍項で符号ミスをする。
パターン3:3項×3項の展開
📝 典型的な出題例:次の式を展開しなさい。(x+y+2)(x−y+3) のように、置き換えが使えない3項どうしの積を展開させる問題です。
✅ 答え方のコツ:①前の( )の3項と後ろの( )の3項のすべての組み合わせを作る(3×3=9個の項)。②それぞれの符号に注意して計算。③同類項をまとめる(−xy と +xy は0、3x と 2x は5x など)。④次数順に整理して答える。
🔑 押さえる用語:分配法則, 9個の項, 同類項, 次数の整理
⚠️ ありがちなミス:9個の項のうち1つを書き忘れる、または−y との積で符号を落とす。暗算で進めると特に起こりやすい。
パターン4:かっこ前のマイナスを含む式の展開
📝 典型的な出題例:次の式を計算しなさい。(x+3)² − (x−2)² のように、2つの式の差を展開して整理させる問題です。
✅ 答え方のコツ:①それぞれの( )² を先に展開する。②後ろの( )の中身に対し、全体に −1 をかける(全項の符号を反転)。③同類項をまとめて整理。④(x−2)² の最後の項は (−2)² = +4であることに注意。
🔑 押さえる用語:符号反転, −( )の展開, 同類項, 平方の展開
⚠️ ありがちなミス:後ろの( )の最初の項だけ符号を変えるミス。−(x²−4x+4) を −x²−4x+4 としてしまい、+4x と −4 にし損ねる。
パターン5:乗法公式を使った数値計算の工夫
📝 典型的な出題例:乗法公式を利用して計算しなさい。99²、53×47、101² のように、暗算しにくい数の計算を工夫させる問題です。
✅ 答え方のコツ:①基準となるキリのよい数(100, 50, 60 など)を見つける。②99=100−1、53×47=(50+3)(50−3) のように差で表す。③(a+b)(a−b)=a²−b² や (a±b)² の公式にあてはめる。④2乗と積を計算して足し引きする。
🔑 押さえる用語:和と差の積, (100±a)², 基準の数, 暗算の工夫
⚠️ ありがちなミス:(100−1)² で −2·100·1 の符号を落として 10201 と答えてしまうミス、または最後の +1²(=+1)を忘れて 9800 と答えてしまうミスが定番。どちらの誤答も、公式の項を1つずつ確認すれば防げる。
テスト前の総仕上げ
テスト直前は、「同じカタマリを探す→Mで置き換える→公式→Mを戻す」の流れを声に出して確認しよう。3項の2乗は2倍項が3つ、かっこ前のマイナスは展開してから−1。この3つを押さえれば応用問題で大きく差がつきます。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
