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因数分解(共通因数)の解き方/コツ

因数分解は展開の逆で、足し算の形を掛け算の形に書き直す操作です。最初の一手は必ず共通因数のくくり出し。係数の最大公約数と文字の最低次数をセットで取り出すのがコツです。

因数分解① 共通因数 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 各項を分解して共通部分を探す

まず式のすべての項を、数と文字の積の形に分けて書き出します。数の部分と文字の部分を別々に見比べ、全ての項に含まれている数や文字を探します。一部の項にしかない因数はくくり出せないので注意。

例題:3x + 6 → 3x = 3·x、6 = 3·2。両方に3があるので共通因数は3。
ステップ 2:ステップ2: 係数のGCDと文字の最低次数を取る

数の部分は最大公約数(GCD)をとります。文字の部分は、すべての項に共通する文字を最も少ない次数でとります。この2つを掛け合わせたものが共通因数です。

例題:12x²y − 8xy² + 4xy → 数のGCDは4、xの最低次数はx、yの最低次数はy。共通因数 = 4xy。
ステップ 3:ステップ3: 分配法則の逆でかっこの外に出す

共通因数を式の外に出し、残った部分をかっこの中に書きます。項の数は変わらないので、元が3項ならかっこの中も3項。最後の項をくくり切ったときに+1 を書き忘れないようにします。

例題:4xy(3x − 2y + 1)。最後の+1を忘れない。
ステップ 4:ステップ4: マイナスや( )ごと共通因数になる形にも対応する

先頭の項がマイナスのときや式全体を整えたいときは、マイナスごと外に出すとかっこの中の符号がすべて反転します。また、共通因数は数や文字だけでなく、(x − 3) のようなかっこを含む式のこともあります。

例題:−6a² − 9a = −3a(2a + 3)/a(x + 1) + b(x + 1) = (x + 1)(a + b)。
ステップ 5:ステップ5: 展開して元に戻るか確認する

くくり出した後は、かっこをもう一度展開して元の式に戻るかを必ずチェックします。さらに、かっこの中にまだ共通因数が残っていないか、最後まで取り切ったかも確認しましょう。

例題:6x² + 12x を 2(3x² + 6x) で止めず、6x(x + 2) まで取り切る。

これだけは覚える

因数分解の第一手は共通因数のくくり出し。共通因数は数のGCD × 文字の最低次数。くくっても項の数は変わらないから +1 を忘れない。答えは積の形で止め、展開で検算する。

よくあるつまずき

最後の項をくくった後の+1 を書き忘れる。マイナスを外に出したのにかっこの中の符号を反転し忘れる。共通因数を途中までしか取らず取り切らない。一部の項にしかない文字を共通因数にしてしまう。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27