この章で間違えやすい 3 パターン
誤答パターン 1
- ❌ よくある誤答:12x²y−8xy²+4xy を因数分解するとき、3項目の4xyがすべて外に出て消えると考え、4xy(3x−2y) と答えてしまう
- 💡 ここがちがう:4xy=4xy×1なので、共通因数でくくった第3項の商は0ではなく1。+1を書き忘れると項が2つに減ってしまう。
- ✅ 正しい理解:正しくは 4xy(3x−2y+1)。くくり出しても項の数は変わらず、元が3項ならかっこの中も3項になる。
誤答パターン 2
- ❌ よくある誤答:6x²+12x を因数分解するとき、係数の共通因数2だけを取り出して 2(3x²+6x) と答えてしまう
- 💡 ここがちがう:6と12の最大公約数は6で、文字もどちらにxが含まれる。2だけでくくると、かっこの中にまだ共通因数3xが残ってしまう。
- ✅ 正しい理解:正しくは 6x(x+2)。共通因数は数と文字の両方について、出せるだけ全部くくり出す。
誤答パターン 3
- ❌ よくある誤答:−6a²−9a を因数分解するとき、−3aでくくっても中の符号はそのままだと考え、−3a(2a−3) と答えてしまう
- 💡 ここがちがう:−6a²÷(−3a)=2a、−9a÷(−3a)=+3となり、どちらもプラスになる。マイナスでくくると中の符号は反転する。
- ✅ 正しい理解:正しくは −3a(2a+3)。マイナスの共通因数でくくるときは、かっこの中の各項の符号を逆にする。
なぜ間違えやすいのか
共通文字を一部だけくくる誤りは、全項に共通する因数を見切れていない可能性。
自分でチェック ── 診断問い
この章の核を1問で確認
Q. 因数分解① 共通因数では、最初にどの条件を確認して、どの公式・手順を選ぶ必要がある?
やってみよう:因数分解① 共通因数について、条件を1つずつ書き出してから、同じ型の基本問題を1問解こう。
つまずいたらここに戻ろう
この章で詰まったら、次の前提知識に戻ると整理しやすくなります。
- 展開の応用
- 最大公約数
- 多項式の展開
- 因数分解② 乗法公式の逆
もっとくわしく
出典・最終更新
- 出典基盤:教科書準拠の誤答診断データ(中3数学)
- 編集方針:教科書の核となる事実を起こりやすい誤答から逆引きで整理し、戻り先と診断問いをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-06-26
