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平方根の乗除の解き方/コツ ── √a × √b と a√b の形

ルートの掛け算・割り算は、中身どうしで計算してまた √ でくくるだけ。さらに √50 のように中に平方数(2乗)が隠れているルートは、外に出して a√b の形にする「簡単化」が基本マナー。公式の使い分けと答えの完成形を順に身につけよう。

平方根の乗除 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 中身どうしを掛けて √a × √b = √(ab) にする

ルートの積の公式は√a × √b = √(ab)(a, b は0以上)。中身どうしを掛けて、そのまま √ でくくり直すだけ。√a × √b を √(a+b) にしてしまう誤りが多いので、必ず「掛け算」と意識すること。

例題:√2 × √3 = √6、√5 × √7 = √35、√6 × √6 = √36 = 6。
ステップ 2:ステップ2: 割り算は √a ÷ √b = √(a/b) で約分する

ルートの商の公式は√a ÷ √b = √(a/b)(a ≧ 0、b > 0)。分数の形にして根号内で約分し、必要なら有理化する。割り切れて平方数になれば、整数に直せる。

例題:√6 ÷ √2 = √(6/2) = √3、√50 ÷ √2 = √25 = 5。
ステップ 3:ステップ3: 中に平方数があれば外に出して a√b にする

答えを完成形にするには√(a²b) = a√bを使い、2乗の因数を外に出すこと。√8 や √48 のように4・9・16・25 などの平方数を因数に含むルートは、必ず簡単化まで進める。これが完成形の合言葉。

例題:√50 = √(5²·2) = 5√2、√72 = √(6²·2) = 6√2、√300 = √(10²·3) = 10√3。
ステップ 4:ステップ4: 大きな数は素因数分解して2乗ペアを探す

数が大きいときは素因数分解して同じ素数の2乗ペアを見つけ、それを √ の外へ出す。残った因数だけを √ の中に残す。手順化すると、見落としが減ってミスが少なくなる。

例題:√504 を素因数分解で攻める:504 = 2³×3²×7。2乗ペア(2² と 3²)を外に出すと、√504 = √(2²·3²·2·7) = 2·3·√(2·7) = 6√14。
ステップ 5:ステップ5: 係数つきは「係数どうし・√どうし」を分けて掛ける

a√b の形が混じる計算は、係数どうし、ルートどうしを別々に掛ける。最後に√の中を確認し、平方数が残っていれば外へ出して完成形にする。3√4 のように中身が平方数なら整数化することも忘れない。

例題:3√2 × 2√5 = (3×2)(√2×√5) = 6√10。√6 × √8 = √48 = 4√3。(2√5)² = 4×5 = 20。

これだけは覚える

√a × √b = √(ab)(a, b ≧ 0)、√a ÷ √b = √(a/b)(b > 0)、√(a²b) = a√b の3つが核。答えは根号内に平方因数が残らない形にし、係数つきは係数どうし・√どうしを分けて計算する。

よくあるつまずき

√a × √b を √(a+b) としてしまう(積と和の混同)。答えに √8 や √48 を残して簡単化を忘れる(→ 2√2、4√3 まで)。3√4 をそのまま残す(中が平方数なら 6 と整数化)。係数を √ の外に書き忘れる。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27