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平方根のテスト頻出パターン

平方根の章は、定義(±√a と √a の区別)・根号の簡単化・有理化・乗法公式の応用・式の値が定期テストの中心です。計算ミスより「√の意味の取り違え」での失点が多く、用語と手順を正確に押さえることが得点アップの近道になります。

2章 平方根 のテスト頻出 5 パターン

定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。

パターン1:平方根の定義と大小を問う
📝 典型的な出題例:次の値の平方根を求めなさい。また、√7 と 3 の大小を比べなさい。さらに √29 の整数部分を答えなさい。
✅ 答え方のコツ:「○の平方根」は±、「√○」は正の方だけと区別するのが第一歩。大小は、正の数なら2乗して中身どうしを比較します。整数部分は、はさみうちで「平方数を両側に置く」(例:25<29<36 だから5)と確実です。負の数の大小は不等号が逆転する点にも注意。
🔑 押さえる用語:平方根, ±√a, 整数部分, 大小比較
⚠️ ありがちなミス:「9の平方根」を3だけ、「√9」を±3と答える取り違え。また、負の数どうしの大小で不等号の向きを間違えやすい。
パターン2:根号の簡単化と乗除計算を問う
📝 典型的な出題例:次の計算をしなさい。(1) √50 (2) √72 (3) √3 × √5 (4) 2√3 × 4√5 (5) √48 ÷ √2
✅ 答え方のコツ:まず素因数分解して平方の組をつくるのがコツ。例:50=2×5² なので √50=5√2。乗除は√a×√b=√(ab)を使い、係数どうし・根号どうしで分けて計算します。最後に必ずa√b の形(中をできるだけ小さく)に整えて答えにします。
🔑 押さえる用語:素因数分解, a√b の形, √a×√b=√(ab), 平方数
⚠️ ありがちなミス:√12 を 6 にしてしまう(中身を半分にする誤り)。簡単化を忘れて √50 のまま答えにする失点も多い。
パターン3:有理化と加減計算を問う
📝 典型的な出題例:次の式を計算しなさい。(1) 1/√7 (2) √32 − √18 + √2 (3) √3 + 2/√3
✅ 答え方のコツ:分母に√があるときは分母と同じ√を分子分母にかけて有理化。加減は同類項(同じ√の項)どうしだけまとめるのがルール。√32=4√2、√18=3√2 のように先に簡単化→そろえてから加減の順で進めると確実です。分母が a+√b 型なら共役(a−√b)をかけます。
🔑 押さえる用語:有理化, 同類項, 共役, 分母を有理数に
⚠️ ありがちなミス:√2 + √3 を √5 にしてしまう(足し算は分配できない)。有理化を忘れて 1/√3 のまま提出してしまうのも頻出。
パターン4:乗法公式の応用を問う
📝 典型的な出題例:次の式を計算しなさい。(1) (√2 + √3)² (2) (√7 + 1)(√7 − 1) (3) (√3 + 2)(√3 + 5)
✅ 答え方のコツ:(a+b)²=a²+2ab+b²、(a+b)(a−b)=a²−b²を平方根に当てはめます。(√2+√3)² なら a²=2、b²=3、2ab=2√6 で5+2√6。(√7+1)(√7−1) は和と差の公式で7−1=6。展開後は有理数の項と√の項に分けて整理して答えます。
🔑 押さえる用語:(a+b)², (a+b)(a−b), 展開, 同類項の整理
⚠️ ありがちなミス:(√2+√3)² を 2+3=5 とだけ書いて中央の 2√6 を忘れる。和と差の積で b² の符号(マイナス)を取り違えるのも多い。
パターン5:式の値(代入・対称式・整数部分)を問う
📝 典型的な出題例:x = √2 + 1 のとき x² − 2x の値を求めなさい。また、√10 の整数部分を a、小数部分を b とするとき、b² + 6b の値を求めなさい。
✅ 答え方のコツ:そのまま代入は計算が重いので、式を変形してから代入するのがコツ。x²−2x なら(x−1)²−1に直し、x−1=√2 から (√2)²−1=1。対称式はx²+y²=(x+y)²−2xyを使います。整数部分・小数部分の問題は、はさみうちで a を決めてb=√10−aと置くのが定石です。
🔑 押さえる用語:対称式, x²+y²=(x+y)²−2xy, 整数部分・小数部分, 式変形
⚠️ ありがちなミス:x=√2+1 をそのまま 2乗してしまい計算が複雑化する。小数部分を「3.16…の0.16…」と数値で扱ってしまい、√10−3 と式で置けない。

テスト前の総仕上げ

テスト前は 「定義(±)」「簡単化」「有理化」「乗法公式」「式の値」 の5系統を1問ずつ解き直しましょう。途中式を必ず書くこと、答えはa√b の形・分母に√を残さないこと――この2点を守るだけで失点を大きく減らせます。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
  • 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
  • 最終更新:2026-07-07