二次方程式の文章題 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:連続する整数の積を問う
📝 典型的な出題例:連続する2つの自然数があり、その積が30になる。この2つの自然数を求めなさい。
✅ 答え方のコツ:小さい方をxと置き、大きい方を x+1 として x(x+1)=30 のように立式する。展開して x²+x−30=0 のような形にし、因数分解で解く。最後に「自然数」「連続」などの条件に合うかを確認し、負の解は捨てる。
🔑 押さえる用語:連続する整数, 自然数, 因数分解, 解の吟味
⚠️ ありがちなミス:解が2つ出たときに両方答えてしまう。自然数や正の整数という条件を見落として負の解も書いてしまう。
パターン2:長方形の面積から縦・横を求める
📝 典型的な出題例:横が縦より2cm長い長方形がある。面積が48cm²のとき、縦と横の長さを求めなさい。
✅ 答え方のコツ:求めたい長さをxと置き、もう一方を x+2 のように表す。面積=縦×横から x(x+2)=48 と立式し、x²+2x−48=0 を因数分解して解く。長さは正の数なので負の解は捨てる。最後に縦と横の両方を単位つきで答える。
🔑 押さえる用語:面積, 長方形, 立式, 解の吟味
⚠️ ありがちなミス:縦だけ答えて横を書き忘れる。負の長さをそのまま答える。単位 cm を付け忘れる。
パターン3:動点の作る三角形の面積
📝 典型的な出題例:AB=10cm、AC=8cmの直角三角形ABC(∠A=90°)で、点PはAB上をAから毎秒1cm、点QはAC上をAから毎秒2cmで同時に動く。x秒後の三角形APQの面積が9cm²になるのは何秒後か。
✅ 答え方のコツ:まずAP=x、AQ=2xのようにx秒後の長さを文字で表す。三角形の面積の式 (1/2)×底辺×高さ に当てはめ、x²=9 のように式を作る。解いたあとは負の秒数や移動範囲を超える解は捨てる。Pの動く範囲は 0≦x≦10、Qの動く範囲は 0≦x≦4 なので、より厳しい0≦x≦4の中で解を選ぶ。
🔑 押さえる用語:動点, x秒後, 移動範囲, 三角形の面積
⚠️ ありがちなミス:時間に上限があることを忘れ、範囲外の解まで答えてしまう。負の秒数を解として残す。
パターン4:道幅・余白の面積
📝 典型的な出題例:縦12m、横20mの長方形の土地に、同じ幅の道を縦1本・横1本通すと、道を除いた残りの面積が180m²になった。道幅を求めなさい。
✅ 答え方のコツ:道幅をxと置き、残った長方形の縦と横をそれぞれ (12−x)、(20−x) と表す。(12−x)(20−x)=180 と立式して展開し、x²−32x+60=0 を因数分解すると (x−2)(x−30)=0。0<x<12の範囲なので x=2(m)と決まる。
🔑 押さえる用語:道幅, 残りの面積, 範囲の吟味, 展開
⚠️ ありがちなミス:道幅が縦の長さ以上になる解を捨て忘れる。展開のときに符号を間違えて式が合わなくなる。
パターン5:値下げと売上の問題
📝 典型的な出題例:原価100円のリンゴを1個150円で売ると100個売れる。1円値下げするごとに2個多く売れるとき、売上を18750円にするには何円値下げすればよいか。ただし、値下げ後の売値は原価100円を下回らないものとする。
✅ 答え方のコツ:値下げ額をxと置き、売値=150−x、販売数=100+2x と式で表す。売上=(150−x)(100+2x)=18750 と立式して展開し、x²−100x+1875=0 を因数分解すると (x−25)(x−75)=0 で x=25 または x=75。x=75 だと売値が75円になり、「原価100円を下回らない」という条件に反するので捨て、x=25(円値下げ)を答えとする。
🔑 押さえる用語:売値, 販売数, 売上, 立式
⚠️ ありがちなミス:売値と販売数の式を逆にして立式してしまう。値下げしすぎて売値が原価を下回る方の解を残してしまう。
テスト前の総仕上げ
テスト直前は、「何をxと置いたか」を必ず図や式の横に書くクセを徹底しよう。解が2つ出たら、長さ・個数・時間などの条件に合うかを毎回チェック。立式→解く→吟味の3ステップを守れば、文章題は得点源になる。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
