3章 二次方程式 のテスト頻出 5 パターン
定期テスト・入試で実際によく出る型を、答え方のコツとセットで整理しました。
パターン1:因数分解で解く二次方程式
📝 典型的な出題例:次の二次方程式を解きなさい。(1) x² − 5x + 6 = 0 (2) x² + 7x + 12 = 0 (3) x² − 4x − 12 = 0
✅ 答え方のコツ:右辺を0に整理してから、和と積で2数を探す。x²の係数が1なら「和=b、積=c」となる2数を見つけ、(x−α)(x−β)=0 に分解。ab=0 ⇒ a=0 または b=0 の原理で解を出す。x²の係数が1でない場合は解の公式を使う方が確実。
🔑 押さえる用語:因数分解, 積が0の原理, 重解, 和と積
⚠️ ありがちなミス:右辺を0にせずに因数分解しようとする。(x−2)(x−3)=0 を x=2かつ3 のように両方同時の意味で誤解する。
パターン2:平方根・平方完成で解く
📝 典型的な出題例:次を解きなさい。(1) x² = 13 (2) (x − 1)² = 16 (3) x² − 6x + 4 = 0 を平方完成で解け。
✅ 答え方のコツ:(x+p)²=q の形を作るのが目標。平方根を取るときは必ず ± を付け、x = −p ± √q とする。x² + bx + c = 0 の形では、まず定数項 c を右辺に移項して x² + bx = −c の形にしてから (b/2)² を両辺に足して平方の形を作る。√の中が負なら実数解なしと答える。
🔑 押さえる用語:平方根, 平方完成, ±の符号, (x+p)²=q, 移項
⚠️ ありがちなミス:x²=13 の答えを √13 だけにして −√13 を書き忘れる。平方完成で (b/2)² を片側にしか足さない。
パターン3:解の公式を使う計算問題
📝 典型的な出題例:次の二次方程式を解の公式で解きなさい。(1) x² + 3x + 1 = 0 (2) x² − x − 3 = 0 (3) 3x² − x − 1 = 0
✅ 答え方のコツ:まずa, b, c を符号付きで確認し、x = (−b ± √(b²−4ac)) / (2a) に代入。ルートの中(b²−4ac)の符号で解の個数を判断(正で2解、0で重解、負で解なし)。約分できる時は最後に分母分子を割る。
🔑 押さえる用語:解の公式, b²−4acの符号, 解の個数, 重解, 符号の代入
⚠️ ありがちなミス:b の符号を間違えて代入する(例:b=−1 を b=1 と置く)。分母の 2a を a と書いてしまう。
パターン4:文章題(面積・連続整数など)と解の吟味
📝 典型的な出題例:連続する2つの正の整数の積が110のとき、その2つを求めよ。また、縦が横より2cm長い長方形の面積が48cm²のとき、縦と横を求めよ。
✅ 答え方のコツ:求める量を x とおくのが第一歩。連続2整数なら x と x+1、長方形なら横 x・縦 x+2 と置き、条件から二次式を立てる。解いた後は「正の数」「長さ」「個数」という条件に合うか吟味し、不適解(負や0)を必ず捨てる。
🔑 押さえる用語:立式, 解の吟味, 不適解, 連続する整数
⚠️ ありがちなミス:解が2つ出たうち、長さや個数なのに負の値もそのまま答える。x の置き方を決めず途中で混乱する。
パターン5:解が与えられた逆問題(係数決定)
📝 典型的な出題例:x² + 5x + a = 0 が x = 2 を解にもつとき、a の値を求めよ。また、x² + ax + 12 = 0 の解の一つが x = −3 のとき、a の値ともう一方の解を求めよ。
✅ 答え方のコツ:解を方程式にそのまま代入すると、未知数 a の一次方程式になる。例:4 + 10 + a = 0 → a = −14。もう一方の解は、a が決まった式を因数分解して、もう一方の解を求める。最後に必ず代入チェック。
🔑 押さえる用語:代入, 因数分解, 検算
⚠️ ありがちなミス:x=2 を代入するとき x² の項だけ計算して 4+a=0 とし、5x の項を入れ忘れる。もう一方の解の符号を間違える。
テスト前の総仕上げ
テスト前は「右辺を0にする → 因数分解できるか確認 → ダメなら平方根か解の公式」の判断手順を声に出して練習しよう。文章題は立式→計算→解の吟味の3ステップで答案を書くと部分点が確実に取れる。
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出典・最終更新
- 出典基盤:教科書(数学)の核となる出題ポイントと、定期テスト・入試の頻出傾向を踏まえた整理。
- 編集方針:中学定期テスト・入試の頻出パターンを、出題の型ごとに整理し、答え方のコツとよくあるミスをセットで提示しています。
- 最終更新:2026-07-07
