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標本調査の解き方/コツ

標本調査は、全体(母集団)の一部を取り出して調べ、全体の数や傾向を推定する方法だよ。視聴率や池の魚の数のように、全員を調べられない場面で大活躍。コツは、「標本中の割合 ≈ 母集団中の割合」と考えて、比例式で計算することだよ。

標本調査 を解く・整理する5ステップ

各ステップをクリックすると詳しい説明と例が開きます。

ステップ 1:ステップ1: 全数調査か標本調査かを見分ける

まず、問題が全数調査か標本調査かを確認しよう。全員を調べられる(国勢調査・学校のテスト)なら全数、全部は無理/壊して検査するもの(視聴率・池の魚・不良品検査)なら標本だよ。次に、母集団・標本・標本の大きさをそれぞれ整理して書き出しておくと、あとの計算がスムーズに進むよ。

例題:例:全国の有権者の意見を1000人に聞く。→ 母集団=全有権者、標本=1000人、標本の大きさ=1000、調査方法=標本調査。
ステップ 2:ステップ2: 標本が無作為に選ばれているか確認する

標本は偏りなく無作為に選ぶことが大事。くじ引き・乱数表・コンピュータ乱数などで、誰が選ばれるかランダムにする必要があるよ。朝の駅で通勤者だけに聞いたり、SNSだけで聞いたりすると偏った標本になり、推定が正しくできない。問題に「無作為に」「ランダムに」と書いてあるか確認しよう。

例題:例:男子校だけで「中学生の意識」を聞く → 男女が偏るのでダメ。全国から無作為に選ぶのが正しいやり方だよ。
ステップ 3:ステップ3: 比例式を立てて母集団の数を推定する

標本調査のほとんどの問題は比例式で解けるよ。考え方は「標本中の割合 ≈ 母集団中の割合」。「母集団の数 × (標本中の目的の数 ÷ 標本の大きさ)」で計算しよう。式を立てるときは、何が標本で何が母集団かを取りちがえないように注意してね。

例題:例:袋の玉300個のうち30個を取り出したら白が12個。袋全体の白の数 = 300 × 12/30 = 120個。
ステップ 4:ステップ4: 捕獲再捕獲法の公式を使い分ける

池の魚など全体の数を求める問題では捕獲再捕獲法を使うよ。最初にM匹に印をつけて放し、後日n匹捕まえたうち印つきがm匹なら、母集団の総数NはN = (M × n) ÷ m。M(最初の印)・n(あとで捕まえた数)・m(あとで印つき)の3つを正しく当てはめるのがコツ。

例題:例:100匹に印をつけ放流、後日250匹中印つきが20匹 → N = (100 × 250) ÷ 20 = 1250匹。
ステップ 5:ステップ5: 「およそ」をつけて整数で答える

標本調査の結果は推定だから、「正確に〇〇個」ではなく「およそ〇〇個」と書くのが正解。小数になったら四捨五入して整数で答えよう。最後に、単位(個・匹・人など)が問題と合っているかも確かめて書こう。これだけで失点をぐっと減らせるよ。

例題:例:10000個中の不良品 = 10000 × 8/500 = 160個 → 答えは「およそ160個」と書く。

これだけは覚える

標本調査は「標本中の割合 ≈ 母集団中の割合」がすべての土台。母集団・標本・標本の大きさを整理し、比例式で立式する。捕獲再捕獲法はN = (M × n) ÷ m。答えは「およそ」をつけて整数で書こう。

よくあるつまずき

身近な人だけを標本にして無作為と混同するミス、標本の数をそのまま全体の数だと思い込むミス、推定値を「正確な数」だと書くミスが多いよ。また、捕獲再捕獲法でM・n・mを取りちがえると答えが大きくずれるから、何が「最初の印」かを必ず確認しよう。

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出典・最終更新

  • 出典基盤:教科書(数学)の核となる手順と概念データに基づく整理。
  • 編集方針:教科書頻出の解き方・コツを、段階的なステップに分け、つまずきポイントと核となるルールを併記しています。
  • 最終更新:2026-06-27